ところで、上記の「メメント・モリ」、Wikipediaで調べてみると「当時『メメント・モリ』の趣旨はcarpe diem(今を楽しめ)ということで、『食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬから』というアドバイスであった。これの起源は聖書にあり、イザヤ書22:13には『食べ、飲もう。我々は明日死ぬのだから』。ホラティウスの詩にはNunc est bibendum, nunc pede libero pulsanda tellus.(今は飲むときだ、今は気ままに踊るときだ)とある」と書かれている。そう考えると、哲学的な意味合いよりは、刹那的、快楽主義的な面が感じられる。