ベトめし（ベトナム料理)の会コミュのベトナムのお土産．．．蓮茶

先週,ビッグサイトで開催された世界旅行博の時に取引のあるベトナムはハノイの旅行会社の方からお土産として蓮茶をもらっいました。
私はベトナムに行った時は必ず蓮茶を買って帰る位好きなので嬉しいお土産でした。
ベトナムは世界有数の茶葉生産国であり,実にたくさんの種類のお茶がありますが.彼らが通常飲んでいるのは黄色っぽい色をした緑茶

です。ベトナム人はベトナムコーヒー

のイメージがありますが本当はお茶を飲んでいます。日本では,食堂にお茶はつきものですが,ベトナムでも食後にお茶が出てきます。日本の緑茶は蒸して加熱するのですが,ベトナムの緑茶は煎って加熱するところが違います。
さて,話は戻って多種類の中で,他とちょっと違うお茶が蓮茶です。
蓮茶の始まりは王宮時代といわれ”老廃物を外に出し,美肌を保つ”と言うことで,王宮の女性たちが好んで飲んだといわれています。実際に効果はいっぱいあって,老廃物排泄,美肌効果,安眠,よい香りでリラックスなど嬉しい効果があるといわれています。
見かけは他のお茶とさほど大きな差はないのですが,お湯を注いだ時に優しく鼻をくすぐる爽やかで優雅な薫りがします。
作り方は早朝5時位から花摘みの作業が行われ,花が咲く1番香りの強い7～8時頃,ガオセンと呼ばれる芳香する為のおしべを丁寧に取り,緑茶の葉と混ぜ合わせ,感想させます。高級な蓮茶はこれを5回ほど繰り返します。
これほどまでに上品で心地よい薫りを出せるのは,ベトナム北部の蓮茶だけだといわれています。
最近はアメ横などでもみかけますので,是非,試してみて下さい。