株コミュの１2月12日

今日の相場 ◆ 国内景気の本格回復期待（１２月短観）強く 、ＮＹ株高支援して 内需、ハイテク 揃い踏み、
　　５年ぶりの１５,７００円台 回復。

◆ 設備投資拡大期待から ファナック・オークマＨＤ・山特鋼 など関連株が大幅上昇、
　 １１月消費者心理の改善で ユニクロ・ポイント・高島屋など小売り株も急伸。
　 ボーイング、ウォームビズ、プラント のテーマ材料株 賑わい、銀行、不動産、値嵩ハイテク 続伸。




日経平均 　↑３３４ 円 高 　１５,７３８ 円　　（ 新高値　上げ幅 ３３４円は今年最大 ）

出来高 　　３１ 億 ３,０２９ 万株

売買代金 　　３ 兆 ２,５４１ 億円　　売買単価 １,０３９ 円

値上がり銘柄数 　↑１,３５７ 銘柄　　（↓２３２ ）　　　

騰落レシオ（２５日） 　＋３．９１ ％ 　　１１７．１０ ％

サイコロジカルライン 　　８ 勝　４ 敗　　






チェックポイント　　明日の作戦は？　　　　　　　　　　　



【１】 地合いの強さ鮮明　―― 明日の後場は１４日の日米重要イベント睨む機運も ―― ◆１４日発表の日銀企業短期経済観測調査（短観、１２月調査）への期待感が強く、米国株反発、寄り前外国証券４日連続買い越しも味方して日経平均株価は２０００年１０月１０日１５,８７２円 以来５年２ヶ月ぶりの高値を回復、
一時 １５,７６４円（１０：２９）と上げた。
ところで今日の日経平均後場の安値は １５,６４９円（１３：１８）で前場高値 １５,７６４円から１１５円安と落ち込む場面を見せたが、これは昼の東証立会い外で現物株のバスケット取引が約 ５１７億円成立したが、実は持ち高調整などの売買で売り決め優勢という事から全体に利益確定の売り急ぎが出て 上げ幅を縮小したという事情があった。ここで以前の弱気相場ならズルズル下げて行ったが、しかし今は押し目待ちの買いニーズは旺盛で 結局 ３３４円高の今年最大の上げ幅を記録するという “現下の相場の地合いの強さ” を証明するものとなった。

ポイント 福井日銀総裁の脱デフレ宣言続き、政府の「来年度デフレ脱却」見通しの報道が伝えられ、短観期待 待ちと共に先高感の強力支援材料に作用。
テクニカル指標　―― １３日後場は過熱感と日米イベント睨むか！
日経平均カイリ率 　２５日線 　　＋６．６７ ％　　 警戒ラインの５％を上回る
　２００日線 ＋２７．３３ ％　　 警戒ライン２０％を大幅超過
騰落レシオ（２５日） 　１１７．１０ ％　　警戒ラインの１２０％を下回る
・２６日前騰落削除件数
１３日　騰 ８９３ ： 落 　６９５
１４日　騰 ６３７ ： 落 　９３０
１５日　騰 ５６８ ： 落 １０１４
１６日　騰 ６９８ ： 落 　８８３
―― とレシオ上昇に働き、再び１３０％台挑戦を示唆
サイコロジカルライン 　６６．６７ ％　　　警戒ライン７５％を下回る




【２】 日程面からは ―― １４日（水）寄り前に日米重要イベント判明 ――
１２日（月） 米国 １１月 財政収支
国際 ＯＰＥＣ総会（石油輸出機構）総会（クゥエート） ＝ 原油価格注目
１３日（火） 日本 １０月 鉱工業生産確報
１１月 首都圏・近畿マンション販売
米国 連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）
１０月 企業在庫
１１月 小売売上高
１４日（水） 日本 １２月短観（日銀８：５０）
ポイント ＯＰＥＣ総会と反発入りのＮＹ原油相場動向
１４日朝のＦＯＭＣ結果と１２月短観発表に注目



【３】　１２日上場のＩＰＯ初値予想 　　　　　　　　【ＩＰＯ】 Initial Public Offeringの略　株の新規公開・新規上場 2464 ビジネス・ブレークスルー
マザーズ 公開価格 ２０万円　　初値 ３４万円前後
大前研一氏主催のインターネットや衛星放送を活用したマネジメント教育事業。ＰＥＲ面で割安感と大前氏のネームバリューの綱引き