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沢村一樹似の難波紘二氏 コミュの香川労災病院の調査委員会の決定に関する難波先生のご意見

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別板からの貼り付けですがご勘弁ください。


最後の 西先生と難波先生とのやり取りが、各お人柄をよく表わしていて面白いです。 


香川労災病院の調査委員会の決定に関する難波先生のご意見です。


呉共済に2個、宇和島徳洲会病院に2個、合計で4個の病腎をドナー施設として提供していた、香川労災の西光雄医師の腎臓摘出行為が「医学的に妥当であった」と、昨日の午後に行われた記者会見で、香川労災病院の調査委委員会は発表した。いずれも「病腎移植」を前提としての手術であったが、採用された術式などは「医師の裁量権の範囲内にある」と判断した。
 ここの病理医は岡大第二病理出身の溝渕光一氏である。卒後27年のベテランだ。病理検査に遺漏はないはずである。

 献血や骨髄細胞提供ですら、提供者に痛みや疲労感や、骨髄提供の場合は確率は低いが、「脂肪塞栓症」を起こし、提供者が死ぬ場合すらある。「ドナーに一切のデメリットを与えない移植」など、痛覚がない死体の場合にしかありえないのだ。
 この明白な事実を、移植学会の大島伸一氏は意図的に隠蔽している。それを指摘しない、読売・朝日・毎日は「国策」に協力しているつもりなのか、それとも馬鹿なのか?

 今、「宇和島徳洲会外部調査委員会」の全議事録を読んでいるが、移植学会と泌尿器科学会から派遣された「専門委員」なるものが、まったく不勉強で、実地の臨床経験に劣っているのに驚いている。要するに「兵隊」として学会本部から送り込まれただけの人物だということがわかる。「結論がまずあり、それから格好付けの調査をする」というのが、方針だったから大島氏にとって必要だったのは命令に従う兵卒であり、「自立した思考力」をもつ「将」は不必要だったわけだ。

 ところが、齟齬が生じた。日本泌尿器学会から香川労災に派遣された深津英捷愛知医大名誉教授は、息子が移植医でもあり、腎臓病だけでなく移植外科についても深い知識をもっていた。その知識はしばしば、移植学会から派遣された専門委員のそれを圧倒したという。おまけに、見せかけの権威に屈しない良心の人でもあった。
 そういうわけで、香川労災の調査委員会は上記のような結論を出した。(移植学会の委員は記者会見を欠席した。本部に顔向けできないと思ったのであろう。)

 昨夜遅く、西医師に電話して話を聞いた。よかったね、というと、「それがうちで摘出した4件のうち2件は、宇和島徳洲会の調査委員会では摘出自体が妥当でなかった、という結論を出しているのですよ。記者連中が混乱してしまいましてね」という。
 呉共済での移植が妥当であったかどうかは、5月末に調査委員会の結論が出る。病理部が関西一といわれるほど充実しており、委員会に病理医が加わっているこの委員会がダメという結論を出す公算は低い。宇和島徳洲会は、新たに調査委員会を結成し、再調査を開始する。外部委員に利害関係者が二人含まれていたことが指摘されたためだ。新委員会がどういうメンバーになり、どういう調査をするかはわからない。

 ところで、西医師はひょこっと、こういうことを言った。「先生の中国新聞の論説を、1万5000枚コピーして院内や外来患者などに配りまくりました。あれで相当雰囲気が変わりました。」
 中国新聞の公称発行部数は70万部である。それを1万枚以上もコピーするのだからすごい。「だけどそれは著作権法違反だよ」と私。「わかってます。コピーを重ねたら先生の顔が真っ黒くなり、見えなくなった。顔を見たいという読者が沢山いますので、そのうち丸亀に来て下さい」と彼。

 中国の天安門事件ではFAXが重要な役割を占めた。ベルリンの壁崩壊やチャウシェスクの独裁体制崩壊にも、FAXによる市民レベルでの情報交換が、中央政府を崩壊に追いやった。今度の事件でも、大島伸一=外口厚労省健康局長が描いたシナリオどおりにことが進まないのは、この国がまだ何とか民主主義を維持できているという、健全な証拠と考えるべきだろう。

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