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健康情報コミュの「脳のエネルギー源はブドウ糖だけ」・・・らしいです。本当ですか?

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常識の壁があるのでしょうね。

「脳のエネルギー源はブドウ糖だけ」

このように信じている人が多いようです。

栄養士の永田さんからもこのような話題が出たことがあります。
江部康二医師から、著書とブログで学んだ知識を彼女とシェアしたことを思い出しています。


ちょっとしたいたずら心からGoogle で検索を掛けてみました。
するとどうでしょう、出てきますね。次から次へと・・・
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー・・・だそうです。

製薬会社や販売会社、誰が書いたのかわからないブログまであります。

最初にいくつか拾い上げてみました。

これらの記事通りだとすると、恐ろしくて糖質制限食など実践できません。
糖質を制限することは、脳の働きを阻害すること、そうだとするとおかしな行動に走る人が数多く見られるでしょうね。

私もスーパー糖質制限食を始めてから約1年が経ちました。
でも別にどうということはありませんよ。


ハーモニカドクターの日記だけは、他とひと味違います。
じっくりと読んでみてください。


そして最後に京都の名医、江部康二医師のブログ記事をご紹介します。



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「ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源である」

Science@Sugar

脳のエネルギー源はブドウ糖だけ

脳は、1日120g・1時間5gものブドウ糖を消費する大食いの臓器です。

脳は、安静にしていても1日120g、1時間に5gものブドウ糖を消費する、驚くべき大食いの臓器です。しかも、少量しかブドウ糖を蓄積することができないので、常にエネルギーを補給しなければなりません。脳が消費するエネルギーを安定して供給するには、全身の血中ブドウ糖濃度を血液1dl当たり約100mgに保つ必要があります。

  また、他の臓器ではたんぱく質や脂肪もエネルギーとなりますが、脳は血液・脳関門といわれる検問所で厳しいチェックを行い、エネルギー栄養素としてはブドウ糖以外のものを通しません。まさに、ブドウ糖は脳の活動を維持するのに重要な、唯一の栄養素なのです。

脳にすばやくエネルギーを送る、「砂糖は脳のごはん」なのです。

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安倍製菓株式会社 ラムネ菓子/キャラメルなどを製造

脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖だよ
ブドウ糖について勉強してみよう!!

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大日本明治製糖お砂糖博士への道

脳の唯一のエネルギー、ブドウ糖

頭を使うとき、集中するとき、脳が糖分を欲しています。
脳は私たちにとって最も重要な器官です。脳は体重の約2%ですが、私たちの消費するエネルギーの約18%を消費しているといわれています。脳の正常な働きを維持するためには常に十分なエネルギーの補給が必要です。脳以外の臓器は脂肪酸とブドウ糖をエネルギー源にすることができますが、脳では脂肪酸をエネルギー源にすることは出来ません。ブドウ糖が唯一のエネルギー源なのです。

お砂糖はブドウ糖と果糖が結合してできており、体内でブドウ糖と果糖に分解されます。ブドウ糖はそのままエネルギー源となり、果糖も吸収された後ブドウ糖になるため、お砂糖は脳にとって有効な食品といえます。


空腹時にイライラしたり、思考力が鈍ったりするのは、血液中の糖濃度(血糖値)が低下し、脳に十分な糖が補給されないためです。朝食抜きの学生は集中力が無く、精神的に不安定とよくいわれますが、血糖値が深く関係していると考えられています。最も血糖値が低くなる朝にお砂糖を摂ることは、脳にエネルギーを補給し目覚めさせる有効な手段となります。

肥満や糖尿病の元凶として「砂糖悪者説」が報道されていますが、1986年に発表されたFDA(米国連邦食品・医薬品局)の研究報告の中でも、「現在の使用量、使用方法であれば、お砂糖が体に悪い影響を及ぼすという明確なデータはない」と述べており、「砂糖悪者説」を否定しています。また最近では1997 年4月FAO(国連食糧農業機構)/WHO(世界保健機構)合同会議で、あらためて「砂糖は肥満・糖尿病・子供の行動過多には直接影響のない食品である」と宣言しています。

お砂糖を上手に使って、脳に十分なエネルギー補給をするとともに、食生活をより豊かに楽しくしましょう。

(参考資料)精糖工業会発行「砂糖とくらし お砂糖豆辞典」

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アレスヘルスケア
セラケム株式会社

脳のエネルギー源 ぶどう糖 500g
ぶどう糖は自然界に多く存在する代表的な単糖で脳の唯一のエネルギー源として知られています。

摂取後に速やかに吸収されるので、仕事で疲れたとき、疲労回復、スポーツ・レジャーの時に、勉強の合間に、パソコンやドライブなど長時間労働・緊張のときにオススメします。

また忙しくて朝食をとれなかったときのエネルギー補給にもご利用いただけます。

アレスのぶどう糖は、自然乾燥した結晶のかたまりを3〜1cm位の大きさに砕いた破砕ぶどう糖で、飴と同じような感覚で食べれます。

内容量:500g
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ハーモニカドクターの日記

自己紹介文
クロマティックハーモニカを吹くスケアクローの老健医:国立大学医学部大学院卒業後、40年間の生化学の研究教育職を定年退職し、2年間の糖尿病内科臨床研修並びに5年間のニュカッスル大臨床疫学コース(遠距離学習コース)を終了し糖尿病専門老健医として臨床に復帰した。本年12年目を迎える。


≪ 「糖質制限食のすすめ」-糖尿病・メタボの治療・予防のために (1) | トップページ | 「糖質制限食のすすめ」-(3):3-ヒドロキシ酪酸は神経保護作用のある最高のエネルギー源! ≫

2010年1月15日 (金)
「糖質制限食のすすめ」-(2):脳のエネルギー源は糖質だけではなかった!
     「糖質制限食」を開始したとき一番気になることは、脳のエネルギー源(熱源)はどうなるのだろうという心配である。昔から脳は糖のみをエネルギー源にすると言われてきたし、日本人の戦後の栄養を支えた有名な女子栄養大学の香川 綾さんでも「脳の為に甘いものが必要なのよ」と言っておられたのを雑誌で読んだ憶え?がある。それで今回はこの大事な点を明らかにする検証編である。古い話で恐縮です。しかし貴方も古い迷信に惑わせれていませんか?少し辛抱して読んで下さい。

     香川 綾さんのご息子の香川靖雄著「図説 医化学」南山堂の臓器の生化学ー神経系ー脳のエネルギー代謝の章では「脳の主要なエネルギー源はグルコースで脂質は殆ど利用されず、アミノ酸は分岐鎖アミノ酸が僅かに利用され、重い飢餓時にケトン体が少し利用される」と述べている。また蛋白研の教授だった中川八郎著「頭が良くなる栄養学」講談社では3脳とブドウ糖の甘い関係の章で「脳はエネルギー源としてブドウ糖しか利用する事が出来ない」と殆ど断言している。しかしハーパー・生化学の代謝の統合と組織への燃料の補給の章で「飢餓時(即ち糖質を摂らないとき)には脳も適応して、酸化されるグルコースの約半分をケトン体で代用するようになる。さらに飢餓が長びくと、グルコースの寄与は酸化される全基質の5%以下になってしまう」と述べ、脳だけはケトン体をエネルギー源として利用できるが、極限の状態でも少量のグルコースは必要であると説明している。

     しかし私は英国の伝統的な動的生化学の流れを汲む生化学者でアスリートでもあるNewsholmeのニューズホーム・リーチ著「医科生化学」(野口・城戸監訳)やニューズホーム・スタート著「動物の代謝調節」(中沢・森訳)を愛読していたので、上の二者の糖単独説には大いに疑問を抱いていた。ニューズホームらは脳のケトン体の利用について、肥満症患者の治療で5-6週間の絶食を行った研究で、その中の3人の患者脳血管にカテーテルを挿入し、グルコース、ケトン体、脂肪酸、乳酸、ピルビン酸、酸素及び炭酸ガスの動静脈差を測定したデータを示し解析している(左表)。40日間の絶食(毎日必要なビタミン、食塩、1.5リットルの水は供給された)で脳はエネルギーの80%近くをケトン体に依存し、残り20%をグルコースに依存しているが(表の「40日間の絶食」のところを下に9-10行目に脳の燃料消費グルコース=50-75カロリー  ケトン体=375-400カロリーと示してあるから)、それは筋肉タンパク質の分解による糖新生で賄っていることが分かる(その上の「1日の損失」では炭水化物は0で、タンパク質が75カロリー使われたので、これが炭水化物即ちグルコースに変わって使われたのだと分かる)。1夜12時間の絶食でも脳はエネルギーの約10%をケトン体を燃焼して、グルコースを節約する。この表から分かることは第1に、長期の飢餓時に脳が利用するグルコース量は食物吸収後の状態でのグルコース要求量の約20%にまで減少すること。第2にこの様な飢餓状態(還元すれば糖欠乏状態)ではケトン体(特に3-ヒドロキシ酪酸)が脳における主要な燃料であることです。彼ら はこのグルコース・脂肪酸・ケトン体の代謝相互の調節をグルコース・脂肪酸・ケトン体回路と呼んだ(左図)。グルコースを摂らない又は絶食すると、脂肪酸が脂肪組織から血中へ放出されて血中脂肪酸濃度が上昇すると、筋肉と肝臓の脂肪酸酸化速度が高まリ、筋肉による脂肪酸酸化が高まると、筋肉でのグルコースの利用と酸化が抑制される。肝臓で脂肪酸が酸化されるとケトン体が生産され血中へ放出される。血中のケトン体濃度が上昇すると筋肉によるケトン体の酸化速度が増し、その結果筋肉におけるグルコースの利用と酸化がいっそう抑制される。また脳におけるケトン体の利用が増加し、その結果脳によるグルコースの利用が低下する。血中ケトン体濃度の上昇は膵臓のインスリン分泌を促進し、インスリンの血中濃度が上昇すると脂肪組織の脂肪分解が抑制される。一方、血中ケトン体濃度の上昇は脂肪組織における脂肪分解を直接阻害する。この脂肪分解に対する二つの抑制効果は、血中脂肪酸濃度(脂肪酸には不整脈を起こす作用があるため)が上昇しすぎるのを防ぐ重要なフィードバック(帰還)機構*である。また糖質欠乏になると、なるべくグルコースを節約し、筋肉タンパク分解によるグルコースの供給(糖新生)を最小限にとどめようとする調節が働く。筋肉タンパク量が少なくなれば動けなくなり、防御逃避行動もとれなくなるからである。なお、この図で赤い矢印←は糖尿病治療薬であるSU剤にはカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼを阻害して脂肪酸酸化を阻止する副作用があるが、その阻害点を示してある。阻害が起こると、肝臓と筋肉の脂肪酸酸化が起こらなくなるので、ケトン体が生産されず、筋肉・脳・その他あらゆる組織でグルコースが唯一の利用可能なエネルギー源となり、低血糖がますます悪化し危険な状態となるのである。糖質制限食ではSU剤は絶対服用してはならない!

     ここで述べている「糖質制限食」は糖質のみを制限し、脂質とタンパク質を十分含んでいるので、問題はありません。さらにケトン体は新生児脳では成人脳とは異なり、活発に脳の成長:ミエリン形成や脳の栄養に利用されるらしい。*グルコース・脂肪酸・ケトン体回路が示すグルコースの節約や脂肪酸濃度過上昇防止作用は内部環境の恒常性維持のための生物が持っている調節システムの一つであり、絶食やマラソンや渡り鳥の長距離飛翔でその極限の典型例をみることが出来る。最新のストライヤーの生化学でも「代謝の統合」の章でグルコース・脂肪酸・ケトン体の代謝調節が説明されている。次回(3)では脳のエネルギー源として重要なケトン体について解説する予定。

http://diabetes01.livedoor.biz/archives/65464890.html

コメント(1)

ンチャさん
以下の記録は貴重ですね。

1986年に発表されたFDA(米国連邦食品・医薬品局)の研究報告の中でも、「現在の使用量、使用方法であれば、お砂糖が体に悪い影響を及ぼすという明確なデータはない」と述べており、「砂糖悪者説」を否定しています。また最近では1997 年4月FAO(国連食糧農業機構)/WHO(世界保健機構)合同会議で、あらためて「砂糖は肥満・糖尿病・子供の行動過多には直接影響のない食品である」と宣言して・・・

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