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苦学楽学 [英語一日一習]コミュのカイゼンとカンバン方式

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「改善」は英語でなんというか?と問えば、"improvement" に決まっている、と云われるでしょうが、今や生産台数でGMを抜くとされるトヨタ自動車の社是の一つである「改善」は、洋の東西を問わずどの企業にも見られる並みの改善ではありません。トヨタ流改善であり、「カイゼン」です。

そうと意識してか、タイム誌などの主要英字誌は、この「カイゼン」を、"continuous improvements" と意訳しております。複数になっているところなどは、芸が細かいですね。和英辞典では、まだ、この訳は採録されていないでしょう。

トヨタの巨大利益の大半は下請け業者の血税(?)と酷評する向きもありますが、確かに、納入価格面でのカイゼンをさほど要求しなければ、トヨタの利益は大幅に減るでしょう。が、何千とある下請け業者は潤います。

トヨタといえば、今や世界的に有名な生産方式があります。云わずと知れた「カンバン方式」です。英語では、"just-in-time system (or JIT system) が定訳です。

素人の私には、さほど騒がれる方式でもないように映ります。”必要な時に必要なモノを必要なだけ納入させる”ということなら、”部品や原料の在庫を極力減らす”ということであり、何もトヨタが言い出さなくても、他の企業も、「できればそう願いたいが、現実には無理だ」と気づいていた方式でしょう。その方式を実施できる生産体制に自からカイゼンし、業者にも”それを実行させた”というところに、トヨタの偉大さがありますか。

でも、部品や原材料を何千社から納入させている、同社の集中購買力の巨大さがもたらす強制力が、カンバン方式を夢物語から初めて現実にした、といえませんかね。さほど大きくない企業なら、カンバン方式がいくらよいと分かっていても、納入業者に強制はできません。

”業者泣かせ”だ、という人もいます。指定納入時間より何分か早く到着した納入トラックが、駐車する場所がないまま、トヨタの工場の外をぐるぐる回って時間をつぶした、という話があります。架空のエピソードではないもしれません。

コメント(2)

日本語の「改善」は
しばしば「わるいところを是正する」=correctという意味で使われると思うんですね。

improveは「もっとよくする」という意味のみで、
悪いところの是正には使わないと思ってる。
教育の場ではImprovementはあまり好まれません。
ですので、development や progress を使っています。

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