しかし、スエーデンは最初の5分10分で日本の狙いを見抜き、寄せられる前にさばく・さばき先にスエーデンの選手が既にポジショニングに行っている点のサッカーインテリジェンスとそれが当たり前に出来ている習慣化が素晴らしかったし(ただ、後述するが日本のワントップのファーストディフェンスが悪すぎた)、守備についても、日本が強みとして中央でパス交換する or サイドの選手を走らせてそこへボールを出す(その前提として、中央に相手守備を寄せておく)ことを、ここまでの相手に結構思うままに出来ていたところ、スエーデンは、日本のダブルボランチにかなり厳しいマーク&チェックを90分を通じて行いつつ、サイドMFが日本のダブルボランチに寄せすぎそうになってサイドにスペースを作りそうになった際は、直接マーク&チェックに行っている選手にそこを任せてサイドのスペースを再三埋めて日本の効果的なサイドアタックをかなりの程度封じていました。