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援助職のための勉強会コミュの動機付け面接法 応用編?

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動機付け面接を行う際に、5つの原則があります。動機付け面接を行う際には、この5つの原則を視点に入れながら進めるのも、ひとつかもしれません。簡単な事例を加えて、説明していきます・

・5つの原則
?共感
同情とは違い、本人の気持ちや考えを、正確に言葉にして映し出していくこと。「こちらも同じように感じる」ではなくて、「あなたは○○○だと感じているんですね」といったようにして言葉にしていく。他にも「○○○な感じですか?」と気持ちを聞き返していくことなども挙げられる。
(実際の場面1)
CL「先週から仲間の一人に避けられている感じがして嫌な感じなんです。たまに電話してもでてくれないし。」
TH「先週から、仲間の一人に避けられているように感じて嫌な感じを受けているんですね。」

?矛盾を広げる
 新しいことをするとき、変わっていこうとするとき、今やっているまずいことを広げていく。その際に“けれども”、“でも”、“しかし”といった言葉は用いない。同意する中に、2面性、3面性を効かす。すなわち矛盾していることを並べていく。人間は言っていることが違うと直したくなるのでその原理を用いて、治療者がその矛盾に気づいても、それを患者に気付かれないように、矛盾したままの事柄をそのまま要約して返していく。○○○していて、○○○したんですね。○○○していて、そして○○○するんですね。といったようにして返していく。患者は指示されたわけでもないので、自分の発言した内容を考えていく。そしてそこから矛盾している考えに気付いていく。
(実際の場面2)
CL「電話しても出てくれないんです。学校であえば一緒に食事買いに行ったり、話はするんだけれど、でも休みの日は約束あるって先週断られたし。なんか私のこと嫌いになったのかなぁ・・・。
TH「電話出てくれないんですね。そして先週は誘っても断られたんですね。学校では一緒に食事買ったり、話したりするんですね。」

?いい争いを避ける
 誰が正しくて、誰が間違っているとか判断しない。また教えてやるとかでもない。

?抵抗を手玉に取る
 良くないと分かっているのに、不適切な行動をとってしまうことがある。その場合は“できないんだね”と同意して本人に返す。答えを求められても答えないで聴いていく。それを聴いて、本人はなぜできないのか考え、なにか違う方向に変えてみようと思うようになる。
(実際の場面3)
CL「私きらわれているのかなぁ。でも全く話しないわけではないし。勝手に思っているだけなのかなぁ。私よく思い込みが強いって周りにいわれるんですよね。自分でもたまにそうかなぁって思うときあるんだけど・・・。」
TH「周りによく思い込み強いっていわれるんだ。自分でもそう感じることあるんですね。」

?セルフエフェカシーをサポートする
 患者が自分の力でできていること、変われていることを強めていく。どんなに小さなことであったとしてもできていることを認めてあげる。行動だけに限らず、気持ちの変化も認めてあげる。
(実際の場面4)
CL「実際そうじゃないのに一度思い込んでしまうと駄目なんですよね。相手のこと気にしちゃうんですよね。気にしちゃうと次々と色々考えてしまうんです。こうゆうところ変えたいなぁって思うんだけれど。」
TH「変えたいって思っているんですね。」
CL「そうですね。相手の顔色うかがって勝手に思い込むところあるけど、できたら自分のペースでやっていきたいって思っているんです。」
TH「そうなんだ。自分のペースでやっていきたいって思っているんですね。」

このように5つの原則を使うことで、最終的には自分の対人関係の課題という部分に目を向くようにいたっています。(この事例は、単に5つの原則を説明するためのオリジナル事例です)

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