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「名もなき詩人」同好会コミュの自画自賛CD解説「いのちの賜物」

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「いのちの賜物」
 1,プロミストランド
 2,ブルンジージャックの伝説
 3,平和を知らない子供たち
 4,レボルーション
 5,三つの火
 6,心の星
 7,星空のキス
 8,いつか月の光が
 9,喜びの歌
 10,星の子守歌
 11,生まれきしもの
 12,歩き始めよう
 13、?

CD作るのを思い立ったのは、去年の今頃だったべ〜。
その後一年の間に、
思いもかけない運命の誘いがよ〜、
おらをこの場所まで連れてきたんだよな〜。

この一年の間に、
おらは一枚の自作のCDを手にして、
ミクシイという新たな世界の扉をおっ開き、
多くの方々と出合うことができたべ〜〜〜。
いったい、そんただののうち、どれほどのことを、
あの時点で想像できたんだべな〜。

いや、

実際のところ想像していたんだべ〜。


おらが今、みなさんに聞いてほし〜のはよ〜、
あの頃漠然と

「こ〜なったらおもしぇべな〜〜」とか

「こ〜なったら一大事だべ〜」とかって

想像していたことが、
今、現実としておらの前に現れてよ〜、
さらにさらに新たな未来を意思させる力となって、
おらを後押ししてくれていることなんだべ〜〜。



なしてだべ?あん時期に、

「CD絶対作るど〜〜!」

なんて思ったのか。さっぱり覚えでね〜〜。
だども、
あん時やってしまわねがったら、
おそらく、今もCDはできてね〜べな〜。

なんか、まるでよ〜、

「意思を声に出して発信する瞬間を世界は待っていた。」

それは、おらの勝手な思い込みかもしれない。
ただ、
そうとしか思えないような偶然が重なりあい、
組み合わさって、
作品の完成を見守っていてくれてたべ〜。

そう考えるのが自然。
っつ〜か、
そうとしか思えない。
おらはただ、
本当にただ、
声にして願っただけ。

そんただ感じだったべ〜。



今、久しぶりにこの作品を耳にしているべ。
ここ2〜3ヶ月、この作品と向き合う時間がなかったことが、
かつての新鮮な驚き、
なおき君と編集のために夜通し聞き続けた、
「あの時」
を鮮明に蘇らせてくれたべ〜。



んだ〜。
「あの夜」は驚きだったべ〜。
一人の画家が、
頭ん中の構図をキャンバスに形作り、
絵の具を溶き、色を付け足していく。

そんただ、一筆ごとに変化する風景を、
驚き、かつ楽しみながら、
実現させていく。

そんな表現がぴったりの夜だったべ〜。

おらだって、こんたな仕上がり想像もしねがったべ〜。
びったしハマった時は、

「来た〜〜!」

っつ〜感じで、なんつ〜か手ごたえを感じたわけよ〜。

反面、
その時の、経済的・時間的な制限のために、
「もうちょっと、時間が経ってから判断したほうがよさそうだね。」っつ〜作業。
「総仕上げ」ができていない状況で完成させちまったCDだもんだからよ〜、

今、このときが、
「総仕上げ」の時期でもあるんだべ。

そんただ意味で、今聴きなおしてみて、
「目論見が大成功しとる!」っつ〜部分もあるども、
あの頃は気にも留めなかったなんかも、
今にしてみて「こ〜しときゃよかったな〜」って感じる点も多々あるべ。

そんな思いが交じり合った、
今現在の率直な感想を述べてみて〜。
気が向いたら読んでくんろ。




<プロローグ>
リュウイチさんから電話が来たべ〜。
新しい就職先が決まったんで、
レコーディングへの参加が難しくなったっつ〜んだべ。

彼はよ〜、
ここ何年か、
しの笛奏者として一本立ちしようとがんばっていたんだども、
家族四人を養うだけの稼ぎにはちょこっと苦しくて、
再就職の口を捜していたんだべ〜。
今度の職場は願ってもないところなんだと。

「二週間後から仕事が始まるから、それまでなら付き合えるけど・・・」

万事休したべ〜。
おらの作品作りを真剣に相談できる人は、
リュウイチさん以外にいなかったもんでよ〜。
リュウイチさんをメンバーから外したくなかった訳はよ〜、
演奏もさることながら、
音楽に対する情熱、
人の作品を我が事のように打ち込む、
そんただ真剣さを、
どうしても必要だな〜って、感じていたからなんだべ。

普通だったら、あきらめていたかもしれん。
おらが、時間や参加プレーヤーをえり好みできる境遇だったらな〜。
したども、おらはそうではなかったし、
このタイミングを逃したくなかったんだべ〜。
完成作品の理想像はうっすらと描かれていた。
したども、現実が追いついてこない。
そんな感じ。

「ま〜、今回は持ち歌のいくつかを形にできればいいか。」

そんなふ〜なあきらめも多少感じ始めてはいたんだべ。


スケジュールが早まったせいで、さらに新たな問題が生じたべ〜。

未完成の2曲とスタジオ。

普通なら他の作品と入れ替えるべきだども、
頭の中で曲順が出来上がっていて、
それでなくてはいけなかったんだべ。
こんどのアルバムはよ〜、
単なる楽曲の寄せ集めではなく、
トータルなメッセージを持たせたかったんだべ〜。

とにかく、
短期間のうちに抜けている歌詞を書き加え、
聞くに堪えうるくらいに演奏力を高めなければなんね〜。
かなりきついども、やり遂げるしかね〜べ。
今踏ん切りつけねば、先さ進まね〜。

もう一つの問題はそう簡単にはいかなかったべ〜。
当初予定してたのは、
リュウイチさんの薦める、
アースサウンド的な音作りのうまい人のスタジオだったども、
それがだめになってしまったのよ。
街中のスタジオなんかで録ったら、
一日10万とかいう、とんでもね〜金額で、
時間的な制約も加わるから、
録音環境の違いは大問題だべ〜。



ところが、
問題解決は身近な所にあったべ。
固定観念の落とし穴を抜け出すと、
意外な解決策が見つかるもんだな〜。

「あ〜、こんただところさ、」

って思ったべ〜。

なおき君っつ〜人とよ〜、
祭りやなんかでたまに会ったりしてたども、
その彼がよ〜、
カラオケやなんかの音源を作るのを副業にしていて、
死んだお父さんが残してくれたっつ〜、
山の上の屋敷に機材を持ち込んで、
週末だけその仕事をしてたんだべ。
正式なスタジオではなかったども、
彼自身、
必要な音源を自分で吹き込んだりすることもあって、
それなりの機材はそろっていたのよ。
おらにとってはそれで十分だったべ〜。

っつ〜か、
ここでなければこのCD、
こんたにおもしぇぐねがったと思う。
ここでなけりゃ〜、
おらがその時々で思いついたアイデアやらなんやらを、
存分に表現することはできなかったべな〜。
なんつ〜か、
編集っつ〜よりか、
実験つったほ〜があってたべ〜。

それに加え、すばらしく居心地のいい空間だったな〜。
バトミントンぐれ〜できそ〜な広〜い部屋でよ〜、
ベランダに出れば遠くまで見渡せるし、
食事を作りながら次の曲のアイデアを練ったりできて、
何の制約も受けずに音と向き合うことができたんだべ〜。

なおき君のおだやかな人柄もありがたかったよな〜。
ほんと根気よく付き合ってくれたべ。
おらの山のような要望をいやな顔せず、
仕舞いにはいやな顔しながら、
一晩中がんばってくれたべ〜。

たぶん、なおき君の中にも、
この作品の結末を見てみたいっつ〜う気持ちがあったんだべ〜。
そうでなきゃ、
ただの人の良さだけであそこまで付き合ってはくれなかったんでね〜べが。
おらが勝手に思っとるだけかもしれんども。

こうして、おらなりの「アビイロード」の取っ掛かりができたんだべ。



残る問題は、サポートミュージシャンの手配だ〜。

ジャンベ(アフリカ太鼓)と篠笛は、リュウイチさん。
3人息子の親父だ〜〜。
おら〜、なんつっても、
こん人の「音(ね)」が好きでよ〜、
自分でも、
「おら〜蝦夷の子孫だ〜」
っつってるよ〜な人なんだ〜。
だからよ〜、
体の中からぶわ〜〜って沸いてくるよ〜な、
「大いなる大地」みたいだ「色」。
それがいいんだ〜〜。


ベースはぜひとも参加してほしがったども、
これも当てなんかなかったべ〜。
リュウイチさんが、だめもとで、
つい最近あったばかりだというジャズ畑の人に連絡してくれたんだべ。

ひろすけさん。

ものすごいいい人だったべ〜。
いい人だけじゃなく、いい腕だったべ〜。
これがおらの曲?って耳を疑うほど、
できばえがぐ〜んと上がったべ〜。
それも、おらが「こんただ曲だ〜」って、
さら〜〜っと歌ったその次には、
録音に入れるぐらいのすばやい理解度。
ベースに何の注文もいらないから録音が驚くほどスムーズに進行したべ〜〜。
ま〜、こん人のすごさは、一回聴きゃ〜誰にでもわかるべ。


なんとしてもリードGを入れたい曲が2つあったべ。
文句なしのプレーヤーをリュウイチさんが見つけてくれたべ〜。
昔からリュウイチさんになついてた若いやつ。

あきひろっつ〜んだ。

若いやつといったら語弊があるべ〜。
若い頃から凄腕で評判だった奴っつ〜ことよ。


コーラスは、前にイベントで仲良くなった二人が参加してくれたべ。

マユミとタニー。

こん二人はよ〜、おらの前からの知り合いの、
「栗木ヤス」っつ〜シンガーソングライターのバンドに入ってて、
バンドっていや〜大げさかの〜?
栗につれられて、盛岡さ来たんだべ〜。
そん時に見た、栗の豹変ぶり。
「豹変」っつったら悪いか。
そん時に見た、栗の迫力。
栗はよ〜、もともと、おらとおんなじ、
一人っきりでステージ上がってたんだどもよ〜、
コーラス入るとこんな華やかになるんだな〜って、
今度、おらもコーラス入れたいって、ず〜っと思ってて、
栗さ「ちょこっと二人におらのレコーディングさ来てもらっていいべが?」
って頼んでおいた二人なのよ〜。



みんながみんな、前もって約束なんかしていない、
っつ〜か、
おら自身、
まだ一曲一曲に、
「明確な完成図」
っつ〜のが読みきれていなかった状況だったからよ〜、
その場面になって、やっと次のアイデアがとんでくるみたいだ状況で、
計画なんか立てられなかったんだべ〜。
そんただ不確定な状況にもかかわらず、
おらが必要だと思ったものは、
必要な時にちゃんと現れてくれたべ〜〜。
これはもう、幸運だったで片付く話じゃないって今さらながら感じる。
なんだか、見えない力のお導き、
そんただ気がしたべ。
後はもう作るだけ。
いいものが作れないわけがね〜。


CDの総演奏時間67分。
これが、ベーシック録音3日間、コーラス録音一日、ミックス3日間の成果だ〜。

もっとお金をかければ・・・
もっと時間をかければ・・・
もう一日ミックスダウンに時間を割ければ・・・

欲を言えばきりがね〜べ。
したども、あの時点で出し切れる全ての力は出し切った。
些細な部分に幾分目をつぶればよ〜、
このアルバムは、

「ひとつの時代の転機を象徴する作品」

だべ〜〜。
威張って言えるべ〜〜。

中身の無さをきらびやかさで覆っ隠すための、
見せ掛けの完成度が大切な人はよ〜、
数多におる、プロと称する、
商売音楽屋に求めてくんろ〜〜。

おらのアルバムは、
そんただ「商品」には望めね〜〜、
すんげ〜〜パワーを持っているべ〜〜。





〜〜〜朝です、旅立ちの準備をしましょう〜〜〜


1、「プロミストランド」

自由はどこにある〜♪
 僕らの靴の下〜♪

この曲ができたのはよ〜、
アメリカでピースウォークに参加する前の日に、
アトランタの上人さんのお寺に泊めてもらった夜だったの〜。
「ピンポンパ〜ピ〜ポンパ〜」っつ〜音が降って来おってよ〜、
一人、庭で音探ししたべ〜。
歌詞も半分ぐらいは、行進の最中で作ったんだども、
未完成のままほったらかしにしとったべ〜。

オープニングはこの曲しかないって決めてたからよ〜、
もっと早く完成させときゃ〜いがったども、
人っつ〜のは、せかされね〜とやんね〜生きもんだからの〜。

そんただわけでリュウイチさんから、
「急に就職が決まって、二週間以内でなきゃレコーデング参加ができない」
って言われたときは、あせったな〜。
あせったども、しゃ〜ね〜べ。
したもんで、
最終録音日の前の晩に、無理くり仕上げたべ〜。
したもんで、
歌詞が幾分棒読みになってるべ〜。残念。
したども、
タニーとマユミのコーラスコンビがうまくカバーしてくれたべ〜。
ビートルズ風の楽しげなやつだべ〜。


今度のピースウォークではやらせて、みんなでハモリたいの〜〜。
みんな、気に入ってくれるかの〜〜。







2、「ブルンジージャックの伝説」

自由の歌だべ〜。
歌に出てくる主人公の自由度を競争した時に、
おそらくベスト3には、

ローリングストーンズの「ジャンピングジャックフラッシュ」と、

ハイロウズの「スーパーソニックジェットボーイ」と

この今日がノミネートされるべ〜〜。

なんせ、「しがらみなんか笑い飛ばす〜♪」だからの〜。
「歴史のハザマ〜♪」をすり抜けるしよ〜。

そんただわけで、コーラスコンビには、
ストーンズのタンブリングダイスみたいだ、

「黒人風のビックダイナマイトコーラスやってくれ〜〜」

って頼んだども、
これが一番困っとったの〜。

コーラスは、ベーシックができてからかぶせたんだども、
はい次〜〜、はい次〜〜って、
コーラスが入った10曲全部アレンジが違うもんで、
ずいぶん当惑しとったべ〜。
したども、最後にゃ〜大笑いしながら録ったの〜。
楽しかったべ〜。


ここで、リードギターの名演聴かせてくれるのは、
あきひろっつ〜、リュウイチさんの友達だべ〜。
そのあきひろは、夕方まで仕事してて、急いで駆けつけてくれたんだべ〜。
来た早々、

「ミックジョーンズやってくれ〜」

って頼んだべ〜。
一斉風靡したパンクバンドのリードギタリストだ〜。
「コンプリートコントロール」っつ〜歌聴いたことあるけ〜〜?
あれみたいなやつ弾いてくれ〜〜って言ったべ〜。

会った途端にそんただこと言われて、困ったべな〜。
まだ歌も聴いたことない時によ〜。
したども、
そこは、このあきひろは桁が違うべ〜〜。
地上をぶっ飛ばしたり空飛んだり、縦横無尽だべ〜。

なおき君は「打ち込みでドラムかぶせれば音が締まる」って言ったども、
入れなかったべ〜。
入れりゃ〜もっとかっこよかったべな〜。
したども、なしてか、今回はドラム無しにこだわりたくってよ〜。
したども、リュウイチさんのジャンベは、それだけで十分な迫力だべ〜〜。





3、「平和を知らない子供たち」

最初にこの歌をリュウイチさんに聴かせた時、

「この曲はやめよう」

って言われたべ〜。

「戦争を煽ってる」

って。
絶対、反感買うって。

かもな〜。
そ〜思う人はいるかもしれん。
なんせ、
家族を次々と殺された少年が、
アメリカ軍を追い出そうって決意する歌だからの〜。
案の定、
夏至際じゃ〜、
前の曲でわりといい雰囲気だったのに、
この曲演奏したとたんに、客が引っ込んで行ったべ〜。

時も時、
イラク戦争おっぱじめるかっつ〜、瀬戸際のころだったべ〜、
この曲ができたのは。
ブッシュは「テロを撲滅するため」戦争するんだといって、
日本もそれに右倣えした。
したども、今、テロは減ったって言えるのけ?
親を殺された子供と殺されない子供。
いったいどっちがテロリストになりやすい?
そんただことは、戦争始める前からわかってたことだべ〜。

この歌は戦争煽ってるわけじゃねべ〜。

「真実」を歌ってるだけだべ〜。
「真実」を身にしみて感じれ〜。
擬似空爆体験だ〜〜。

フィナーレのタニーのファンキーボイス、聴かせて〜。






4、「レボルーション」

アメリカピースウォークの時、
スリーマイル原発の警備員の前でこの曲歌ったら、
みんなそわそわしとったの〜。
曲名が曲名だからの〜。

テンダー君のページでも紹介してもらってるし、
法大でも歌ってるべ〜。
http://shalina.or.tp/~yuta/rb/dl.html
http://k-hantai.web0.jp/2006_12_15_04.wmv

世界は君から変わるんだ〜♪

言ってみりゃ〜、
こいつがこのアルバムの背骨っつ〜ことだよな〜。

ミクシイ散歩してっとよ〜、
それらし〜こと日記に書いてる人は、
それこそいっぺ〜いるべ〜。

「祈れば世界はおのずと変化します」

とかってよ〜。
したども、
何人が本当に「変化」を信じてるんだべ?
実際に実行に移せって言った時に、
何人ができるんだべ?

たいがいの人はやるべきことを知っている。
だども、やるべき時を見つけれないでいる。

だから君に歌うんだよ。
  精一杯でかい声で。


この曲も土壇場で書き上げたべ〜。
練習不足で、前の晩に必死こいて練習して、
やっとなんとか弾けるよ〜な感じだったべ〜。






5、「3つの火」

この曲ができたとき「成功」を確信したべ〜。
CDが売れよ〜が売れまいが、

この歌が「形」になったからにゃ〜、

この曲が「世界に実現」したからにゃ〜、

このCDという「祈り」は大成功なんだべ〜。

って思ったべ。


ひろすけさんの技がニクイの〜〜。
何度聴いてもたまらんべ〜。

この曲も、テンダー君がHPで紹介してくれとるども、
できれば一度ぐらいは音環境のいい所で聴いてほし〜曲だべ〜。
ヘッドフォンやカーステでねぐ。

コーラスの二人にブルガリアンボイスやってくれっつったら、
「何それ?」っつ〜べ〜。
CDかけて教えるかと思ったら、
ケースから出てきたのは「処女航海」だったべ〜。
しょ〜がね〜から、
手ぇー振り回しながら、
「ふ〜ふ〜うぃきっきうぃっきっきふ〜」っつ〜コーラスを、
即興で作って即効で覚えさせたべ〜。
歌の最後で聞こえるやつだ〜。

雨のしと降る真夜中だったべ〜。
おりしも、
この日は、
一万年祭のヤス子さんがカムイノミするためにすぐ近くまで来てたんだべ〜。

マユミとタニーとおらの3人は、
あたかも、他の魂が入って来てたよ〜な、
「隠れていた野性」っつ〜か
「太古の魂」っつ〜か、
そんただものが、そ〜っと顔覗かせたいよ〜な、
そんただ感覚がしてたな〜。
そのせ〜か、
ブルガリアンボイスっつ〜よりか、
日本古来の「アイヌボイス」っつ〜ほうがふさわしくなってるべ〜。
だから、常々、
この曲を人さ紹介する時にゃ〜、

「おらのCDにゃ〜神様が参加しとるからの〜〜」

って言うべ。

那須のポカラの夏至際のテーマだべ〜。
いやよ〜、
おらが勝手にそ〜思っとるだけだども。
どこで歌うときでも、必ず歌ってるの〜。
最近。





6、「心の星」

ほんとは、一番聴いてほし〜っつ〜か、
聴かせてやりたい曲だべ〜。
おらのマイミクさんが、
歌詞を聴き録って日記で公開してくれとるべ〜〜。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=400278883&owner_id=5214677

おらもマイミクさんの日記とかたま〜に読ませてもらうどもよ〜、
悩んでる日記とか、
がんばってる日記とか読むとよ〜、
ほれ〜、この歌聴け〜って言いたくなるべ〜。

夏至際によ〜、
助川久美子さんつ〜、ホントいい声で歌う人が毎年来るんだべ〜。
http://mizunosato.hp.infoseek.co.jp/maturinojidaigayattekita/gesisai/gesisai1.htm
そん人に聴かせたくってよ〜、むりくりCD交換お願いしたべ〜。
この歌助川さんが歌ったら、「ビタ〜〜」っとはまると思うんよ〜。
なんつ〜か、
おらがえらそ〜に言うのもなんだども、
この歌歌えばきっと、助川さんの新たな一面が開けるとおもべ〜。
いやよ〜、
助川さんもプロでオリジナルソングの人だからよ〜、
そ〜簡単に、
他人の、
それも名もなき詩人の歌なんか、
歌うっつ〜気になんね〜かもしれんども、
おらはいっぺん、この歌彼女が歌うのを聴いてみたいの〜。

間奏はリュウイチさんのしの笛だべ〜。
良いべ?
絵が見えるよ〜だべ〜?

コーラスもいいべ〜〜?

う〜〜ん。聴かせたい。


このコーラスメロディも、そん場でこさえだべ〜。
おらも、そん時になってみね〜ど、
どんただコーラスアレンジにしたら良いのかさっぱりわかんね〜もんだからよ〜、
土壇場の思い付きがどんどんどんどん実行されていくみたいだべ〜。
あの夜の生産力はすげがったな〜。






〜〜〜楽しいお祭りの晩の騒ぎも終わり、恋人たちの夜が来ました。〜〜〜



7、「星空のキッス」

いやよ〜、
あまりにボリュームのありすぎるアルバムなもんでよ〜、
息抜きが必要かの〜って思ってよ〜。

オールディーズの雰囲気出したくって、
マユミちゃんに、マリリンモンローがやるみたいだ、
一世一代の「ふ〜〜ん」やってけろっていったら、
「一世一代をここで使いたくない」って言われたべ〜。
しょ〜がね〜から、最初の「ふ〜〜ん」はおらがやったべ〜。

さて、2回目の「ふ〜〜ん」はどっちの「ふ〜〜ん」でしょ〜〜。

祭りの夜、焚き火の前で歌うイメージで作ったべ。






〜〜〜真夜中だ〜〜。作戦会議の時間だべ〜〜〜〜。


8、「いつか月の光が」

勝ち目のない戦いだって♪
 あきらめ顔でお前は言う♪
  手を汚さずに見ているだけのお前は♪
   敵なのか見方なのか〜〜〜♪

どう?今のおらの状況と、なんかダブる感じしね?

歌っつ〜のはよ〜、
ありもしね〜メルヘンばっかしじゃよ〜、
聴いてる人方になんのインパクトも与えね〜んだべ〜。

このアルバムは予言に満ちてるべ〜。
歌として世に放たれた観念は、
いつの日か、
徐々に重みを持った現実に育っていくべ〜。

ボブマーレィのアイスリーズ風コーラスはよ〜、
マユ&タニーコンビお得意スタイルなんだべ〜。
2人と出会ったのは、「栗&あいくり〜〜ず。」っつ〜バンドで、
おらが岩手で主催した、
「水の里フェスティバル」さ来てくれたときが最初だべ〜。
そん時からずっと、
おらもあんただコーラスとバンド組みたいの〜なんて思ってたんだべ〜。

笛よ〜〜〜笛!
この笛がほしくってリュウイチさんは外せなかったんだべ〜。


たとえどんなに長引こうとも〜♪
 俺たちは成し遂げるだろう〜〜♪






9、「喜びの歌」

この曲にゃ〜、
アルバムの七不思議がちりばめられとるべ〜〜。
っつ〜か、
おらが皆さんに、
いろんただ
「謎かけ」
をしてるんだべ〜。
みなさんにゃ〜解けるかの〜〜。

いやよ〜、
やっぱでき合わせのバンドだからよ〜、
「せ〜のでこう!」とか
「はい次ポン!」とかいうのがなかなか決まんなくてよ〜、
混沌としたベーシックトラックが出来上がってしまってよ〜、
どうまとめたら良がんべ?なるよ〜にしかならんべ〜、
みたいな感じで、一番ミックスに時間がかかったべ〜。

効果音入れたり削ったり、
コーラスも一個一個エフェクト処理して。
そのせいで、わりとおもしれ〜べ?
なおき君に感謝だべ〜。
もっとしっかりやれば、
なお面白れぐできたかもしれんども、
あの時はこれが限界。
なおき君もおらもアップアップしてたべ〜。

リードのあきひろくんが、かっちょいいやつ決めてくれたべ〜〜。
彼も大変だったべな〜。
耳元で、
「はい、次タニシ〜〜!」とか、
「こっからワシ〜〜!」とか
合図に合わせてアドリブかまさなきゃなんね〜んだもんな〜。
したども、彼はやるべ〜〜。

名もなき詩人風地球賛歌かの〜。





〜〜〜楽しい夜はもうおしまい。お休みの時間が来ました〜〜〜



10、「星の子守唄」

それは昔
 地球がまだ小さな
  一粒の種だった頃 〜♪


アメリカのピースウォークで気に入られてよ〜、
ステイ先で何度か歌ったの〜。
この曲CDにしたら「送って送って」ってみんなさ言われたから、
みんなさ送ったべ〜。
ジュンさんからCD着いたって手紙が来たべ〜。
うれしかったべ〜。

この曲も、ベースのひろすけさんが絶品だべ〜。
おらが何にも言わね〜のに、
すんげ〜、
「かゆいとこに手が届く」っつ〜か、
バイオリンやったと思えば、リードまでやってくれるからの〜〜。
ほんと、
おらさ、ひろすけさんを与えてくれた神様、あんがとさんだべ〜。

間奏の子供の声、かわいいべ?
リュウイチさんの末っ子のヒカルだべ〜〜。
スタジオさも連れてきて、
「ヒカル、さ〜歌え〜〜」っつっても、
恥ずかしがって歌わね〜。
しゃ〜ね〜から、デジカメで隠し撮りしたべ〜。

晩飯前、積み木やら楽器やらで遊んでやったべ〜。
やさし〜おじさんだと思ったべな〜。
はしゃぎまわって、イメージどおりの言葉を言わね〜んだよな〜。
しゃ〜ね〜。
明日の朝に賭けるか。

次の日も朝から遊んだども、
今日は一転して静かなんだべ〜。
しめしめ。
なんだか、どっかに行かなきゃなんない日で、
少しふさぎ気味で、話しかけてくるべ〜。
おらが持ってるおもちゃ見てあれこれ言うべ。
「何で○くなっちゃったの?」とか、
「ねえ、ここに○○書いてみて・・・」とか。

「ここに○○書いてみて・・・」

神様〜〜!
あんがと〜〜!
心ん中で感謝したべ〜!
ヒカルが、これ以上望めないほどの、い〜い言葉しゃべったべ〜〜。


完成品を聴くとよ〜、
おらだ大人は、ひかるみたいだ小さい存在を、
てっきり、
見守ってるんだな〜って、
これはそんただ歌なんだな〜って
単純に考えてたべ〜。
したども、

「もうちょっと○○くしたほうが良いよ」

とか言われると、
ちょこっと変な感じになるんだべ〜。
見守る?見守られてる?
おらだがヒカル見てるのか、
おらだがヒカルに見守られてるのか、
おらだを見守ってるのは、
ヒカルなのか神様なのか。






〜〜〜〜すると東の空がうっすらと明るくなってきたのでした。〜〜〜


11、「生まれきしもの」

この曲が、一番最後に録ったな〜。
このころになって3人の息がやっと合ってきたな〜。
う〜〜ん、
いいバンドだべ〜〜。

っつ〜か、
ひろすけさんがびしっと締めてくれてるから、
おらだは安心してやれたんだども。

ビートルズのヘイジュードを上回る9分半のロング演奏だべ〜。
なおきくんはカットしようしようって、しきりに言っとったども、
カットしたら、後半の3人のカラミの、
一番かっこいいところが消えてしまうからよ〜。

この曲も、みんなに聴いてほしい。
直に曲と向き合ってほしいべ〜。





〜〜〜さあ、新しい朝がやってきました。〜〜〜


12、「歩きはじめよう」

この歌はよ〜、コーラスの二人にもソロパート歌ってもらったんだども、
二戸のコダッチの店の客で、この曲気に入ってくれてる人がおって、
おらを作者だと知らずに、

「もうちょっと、女の人たちの歌が多いと良いのに」

って言われたべ〜。
すいませんでした。おらのパートが多くて。

最後に挨拶が入ってるべ〜。
おら。マユミ。タニー。なおき君の順番だべ〜。
ヒカルの「ありがとうございました〜〜」も入れときゃよかったべ〜。
くどいかな〜と思ってやめたども。
今思えばな〜。





<エピローグ>
CDが完成した当初、
おらはうれしくて会う人会う人に配って歩いたべ〜。
おそらくよ〜、
突然目の前にCDを差し出されて驚いた人も結構いたべな〜〜。
だけどもよ〜、
これからは、誰にもただじゃやんね〜。

なしてっつ〜と、

人っつ〜のは気づかね〜もんだから。

無償であげた名もなき真実よりも、
多額の宣伝費用ででっち上げた中身のない余興っつ〜のを
人は選びがちだから。


おらのCDを買ってみれ〜。
ちゃんと代価払って聴け〜。
そんじょそこらのCDじゃ、
このインパクトは感じられね〜ど〜〜。

ま〜、人がその必要を感じるときにならねば目の前の扉を開こうとしね〜よ〜に、
このCDも、おらの手元で、皆さんが必要になる時まで眠ったまんまだべどもよ〜。

あんまり待たせんな〜。
売り切れ間近だど〜〜。


聴いた人は感想よろ〜〜↓。





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