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ここが変だよ比較文化論コミュの虹のスペクトルは7色か

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mixiニュースより
★「7色の虹」という素敵な非常識
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1015670&media_id=77&m=2&ref=news%3Aright%3Apickup_photo

 虹の色は、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色。これは日本の常識です。
 しかし、世界でそれは非常識なのをご存知でしょうか。アメリカやイギリスでは一般的に6色と言われていて、藍色を区別しないのです。ドイツではさらに橙色も区別せず5色となり、アフリカでは暖色と寒色のみ(あるいは明・暗など)で2色という部族もあります。
■虹の色が違う理由
 もともと虹は、空気中の水滴がプリズムとなり、太陽の光が分散したもの。連続して変化した色の帯ですから、はっきりとした色の境目があるわけではありません。これを何色ととらえるのかは、その国の文化によって違いがでてきますし、色の名前を知らなければ、色を識別しようとも思わないでしょう。
 その点、日本の色に対する感性は実に繊細です。例えば、茶色や鼠色でさえ何十種類もの色名があり、「団十郎茶」「路考茶」など70以上の茶が、「梅鼠」「藤鼠」など各色相の鼠色があることから「四十八茶、百鼠」と言われており、豊かな色彩感覚を育んできたことがわかります。色の違いは無限ですから、微妙な違いを的確にとらえて楽しもうとする日本人の感性が、虹を見つめるまなざしにも息づいているのでしょう。日本でお馴染みの「藍色」が、7色と6色を見分ける差になっているのも頷けます。
 ちなみに、色彩学上の定義はニュートンによる7色です。学者によっては、虹を肉眼でみても4〜6色にしか識別できないはずだ、このニュートンの説を日本人が鵜呑みにしたんだと指摘する声もありますが、昔から7色という美意識を貫いてきた日本人は素敵だと思いませんか。
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 テストで「光のスペクトルは何色(なんしょく)でしょうか」と問われたら、それは科学ではなく言語学のテストである。今日の日本では赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色が定着しているが、古代では5色と表現されていた。ドイツでは5色、スウェーデンでは6色(赤・黄・青・緑・桃・藍)と認識されている。
 イギリスでは7色と認識されているのは、アイザック・ニュートンがプリズムに白色光を当てると色が分解されスペクトルが生じるのを発見し、著書に7色と書いたことに由来している。日本には江戸期に、このニュートンの研究が蘭学者によって導入されたことが、江戸期以降7色という通念が定着した原因である。All aboutの記事にある「昔から7色という美意識を貫いてきた日本人」という記述は、誤っている。
 イギリスでは光のスペクトルについて、“Roy G. Biv”という人名のような覚え方が定着している。
http://en.wikipedia.org/wiki/Roy_G._Biv
>Roy G. Biv is a mnemonic for the sequence of hues in the visible spectrum, in rainbows, and in order from longest to shortest wavelength:
>Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Indigo, Violet
>Another way to remember it is:
>Richard Of York Gave Battle In Vain.(ヨーク公リチャードは戦いを挑んだが無駄だった)
 なおここで言う“Richard of York”は、ヨーク朝のリチャード三世ではなく、その父のことである。

 「三原色」はどんな色を混ぜてもできない色で、青・黄・赤のこと。
 「二次色」とは、三原色を混ぜてできる色で、緑・橙・紫のこと。
 「三次色」とは、三原色と二次色を混ぜてできる色で、黄緑・青緑・青紫・赤紫・赤橙・黄橙のこと。
 これらを円形に配置したものを「十二色環」と言う(図左)。
 科学的見地からは、光のスペクトルは3色か6色か12色に見えなければ公平とは言えない。ニュートンの言う7色では、青と藍の周波数が近すぎるのである。彼が光のスペクトルを7色としたのは、ドレミの音名が7つだったからとも、聖書に影響されたからとも言われている。

 「サピア=ウォーフの仮説」というものがある。言語は話者の世界観の形成に影響するとする言語的相対説である。
 図中は、日本手話の「虹」である。日本手話は親指が5、他の指が1を表すので、図では話者の右手が7を示しながらアーチを描いている。このような言語を用いる人は、虹のスペクトルが7色だという強い先入観を与えられるだろう。筆者の郷里新潟市にある「レインボータワー」は、上から白・赤・橙・黄・緑・水色・青の7色に塗られている(写真右)。


図左:十二色環。
図中:日本手話の「虹」。
写真右:レインボータワー。

コメント(2)

図左:虹のスペクトルを7色と認識する人の絵。
図中:平和を表す「レインボーフラッグ」。7色。
図右:LGBTのための「レインボーフラッグ」。6色。
ちなみに私のような業者は、“LGBT”と聞くと“RGB”(赤・緑・青)を連想する。
 ドラマ「日本人の知らない日本語」がおもしろい。クオーターの仲里依紗が演じるハルコ先生は、元カリスマ・モデルという設定だが、実際には、あそこまでサバけた教師はいないだろう。
http://dramato.blog98.fc2.com/blog-entry-13521.html

 緑色の信号を「青信号」と言うのは、日本語の「青」がもともと寒色全体を表す言葉だったからである。
 アメリカの文化人類学者ブレント・バーリンと言語学者ポール・ケイの説によると、さまざまな言語には共通する2個から11個の基本色彩語が存在するという。
 最も多くの言語に共通して存在するのは、白と黒である。職業芸術家が存在しない世界の、色彩が最も原始的な言語には、色の名前が白・黒あるいは明・暗の2色しかない。次に多い概念は赤・青・黄・緑である。日本語をはじめとする大部分の言語では、さらに灰色・茶色・桃色・橙色・紫色の6色を加えた11の基本色彩語が存在する。
 日本のJIS規格では、無彩色として白・灰色・黒の3色、有彩色として赤・黄・緑・青・紫の5色を規定し、これらの中間色を表す基本色名として黄赤・黄緑・青緑・青紫・赤紫の10色が採用されている。またJIS規格に影響を与えたアメリカのISCC-NBS色名法では、最も基本的な色名としてwhite・gray・black・red・orange・yellow・yellow green・green・blue・purple・pink・brown・oliveの13色を規定している。

 バーリンとケイは、色の名称は全ての言語において、以下の順に進化する法則があると主張した。
1.白と黒は全ての言語にある。
2.色名が3つなら赤がある。
3.色名が4つなら緑または黄がある。
4.色名が5つなら緑と黄がある。
5.色名が6つなら青がある。
6.色名が7つなら茶色がある
7.色名が8つ以上なら、紫色・桃色・橙色・灰色か、それらのうちどれかを組み合わせた色がある。

 日本語において古代から存在する色名は、赤・黒・青・白の4色である。これらの基本的な色名は、原料やイメージの元となる物の名前に由来するものではなく、色そのものを表す言葉として存在している。他の色は、鉱物・植物名などからの借用が多い。
 最も基本的な4色には形容詞があり、「アカい」「アヲい」「シロい」「クロい」という。ところが黄は「黄色い」、茶は「茶色い」というように「色」が含まれ、形容詞もない。また「アカアカと」、「シラジラと」、「クログロと」、「アオアオと」のように副詞的用法を持つ色も、基本4色のみである。
 ただし、日本語の灰色や茶色・紫色などが物や原料の名前の代用であるのに対し、英語のgrayやbrownは色そのものを表す語である。
 日本語では、青色が緑色よりはるか昔に存在したことが確認されている。ドラマでも、中国語が緑色のチンゲンサイを「青梗菜」と表記する例が挙げられており、バーリンとケイの説に対する有力な反証となっている。
 バーリンとケイは、北京語には基本色名が白・黒・紅・黄・緑・藍の6色しかないことから、7色の日本語・朝鮮語・広東語よりも色彩感覚において劣った言語だと主張した。

 人間の目が色の周波数を何色程度まで認識できるかとは関係なく、色を言語で表現するには、12色程度あれば十分だろう。日本工業規格では、269色のJIS慣用色名を規定している。うち147種が日本語の色名で、残り122種は「ピンク」「ベージュ」「エメラルドグリーン」といった外来語の借用である。「和色大辞典」ホームページ(http://www.colordic.org/w/)は、465色の和名を掲載している。
 昔「ここが変だよ日本人」という番組で、アフリカ出身者が「肌の色はみんな違うのに肌色というのはおかしい」と主張したら、別の人が「肌色というのは日本人の肌の色だよ」と反論していた。

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