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ヤシコンコミュの京セラへの叱責ー645レンズの描写力

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新規参入の武田康弘です。

以下に私のブログ「思索の日記」の記事を貼り付けます。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/29972

以後、よろしくお願いします。


2005/04/28のBlog
(昨日のつづき) コンタックス645用ツアイスレンズの描写力

この下(偉大なツアイス「視覚文化」ー京セラへの叱咤!!)からのつづきです。

645版ツアイスレンズについて。

新しいブローニー版645用のレンズは、従来の35mm版のレンズより透明感が増しています。私が使っているのは、350ミリ望遠とズームを除き、ディスタゴン35mmからゾナー210mmまでの全てのレンズ(7本)ですが、ツアイスレンズのもつ上品な柔らかさは、645版でより生きることを強く実感しています。色のりがよく、かつ透明感があり、ボケのとろけるような美しさには言葉を失います。ライカのレンズ(もちろん35mm版)のような「線」描き的なキツさではなく、品位の高い「面」としての描写は、豊かな美しさがもたらす愉悦です。ただし、実物よりも高品位に写るのはケシカラン!と思う人がいるかもしれません(笑)が。

個々のレンズの特徴については触れませんが、ただ一番新しいディスタゴン55mmのレンズは、他の6本よりコントラストが高く、暗部の描写などが日本製レンズに少し近寄っている感じです。露出アンダー部分に宿る美しさが後退して、「ふつう」のよさになっています。
マニュアル・フォーカスのマクロプラナー120mmは、見事な解像力と正確な質感再現と美しいボケ、柔らかさが一つになった最高のマクロレンズです。比較できる製品は存在しないでしょう。他もみな一度使えば虜になること請け合いですが、いくら称揚しても製造されないのでは虚しいですね。

こういう上質ー上品な製品とマネーゲーム・金融資本主義とは相容れないのでしょう。ほんとうによい物が分かる人間を育てたいーエロース豊かな文化に変えていきたいと改めて強く思います。

2005。4.28 武田康弘



2005/04/27のBlog

京セラのコンタックスーツアイスレンズ製造中止の決定に思う。偉大な文化をどう継承するか?

カール・ツアイス(ドイツ)のカメラ用レンズ、双眼鏡、顕微鏡などをお使いの方は、その品質=見え味の美しさをよくご存知のことでしょう。
単にコントラストや解像力がよいというのではなく、階調が豊かで立体感と質感に優れ、なにより「気高さ」を感じさせる上質な像・描写は、人類が生み出した至高の文化の一つです。

京セラ経営陣のみなさん、カメラ部門から全面撤退!!とは、どういうことなのですか?
大衆文化全盛の中で、貴族的な高品質の製品が商売にならないことは、1975年のコンタックスRTS発売当初から分かっていたはずです。大企業には「偉大な文化」を守るための社会的義務があるはずです。とキツイことも言いたくなります。

私が長年愛用している35mm用のツアイスレンズのことと、1999年に発売されたブローニー版・コンタックス645用のレンズについて、実体験からその描写の特徴をレポートしようと思っていた矢先の「事件」に大変残念な思いです。

レンズのことは日を改めて書きますが、35ミリ版は9月まで。645は12月までで発売中止です。これらの史上最高の高品位レンズは、それ以後は中古でしか入手できなくなります。

京セラには、ツアイスの偉大な「視覚文化」継承の展望を喫緊に示されるよう、強く要望します。今までせっかく頑張ってきた努力を無にしないためにも。
わたしたちユーザーも本物を知り、ほんとうによいものを長く愛用する「文化」を育てなければと思います。


2005.4.27 武田康弘


コメント(3)

拝金主義のガチガチの牛島氏が、メンツを捨て、ヤシコン存続を図った。
当時、コンタックスは過去の遺物でしかありませんでした。
それを復活させたのが,牛島氏です。

京セラは最初からソロバンには合わない事は承知のハズのヤシコン事業。
どうせ放り出すなら、権利関係も放り出してくれれば、こう批難されることは無かったと思います。

京セラは従来、アマにも比較的親切に対応してくれていましたが、放り出すと決めた後、問合せしても無視されます。

企業が合理性を言うのなら、資本を使って人を雇用してモノを作って売るなんてビジネスモデルはリスクは高いし、儲けは少ないのですから、虚業に走ることになります。
地球上の全企業が、証券の切った貼ったをやりだせば、人類滅亡はまちがいありません。

話戻しますが、京セラがヤシコンを買収した当時は、京セラのイメージ向上に寄与したことはまちがいありません。
ツァイスファンにとっても、20年位?夢を見させてもらったわけです。

レンズ自体は経年変化はあまりありませんから、将来に亘って買い集めるのもファンにとっては楽しみなのではないでしょうか。

問題はそれを使うボディですが、15年も経てばパテントは切れます。現在のコシナのように、後年パチモノを作る企業はきっと出るでしょう。

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