『航空ファン』コミュの航空ファン2021年５月号

　東京でも桜の開花宣言が出て、今年も本格的に春の到来という感じですが、本来の発売日３月21日が日曜日なうえ、20日の土曜日に春分の日が控えていることもあり、『航空ファン』の５月号は今月は19日（金）の発売となります（一部発売の遅れる地域もあります）。
　今月の特集は「米空軍B-1Bランサー爆撃機最新情報」。新型爆撃機B-21レイダーの開発経費を捻出するため、米空軍はB-1Bランサー17機を早期退役させることを決めましたが、中国や朝鮮半島を含む世界各地のさまざまな国際状況に対応する戦力として、爆撃機の展開は今後も続いていきます。そこで低空侵攻で核攻撃を仕掛ける超音速戦略爆撃機として開発を開始され、プロジェクトキャンセルから復活した可変翼爆撃機B-1Bの生い立ちと今後を紹介します。
　また、表紙と巻頭では、F-4とともに今年度中に除籍となることが決定しているYS-11FCの空撮を紹介。飛行点検隊のYS-11FC、151号機はオリジナルのダートエンジンを搭載した国内最後のYS-11ですが、退役を前に、U-125と新鋭のU-680Aが加わって行なわれた記念すべき編隊飛行を取材することができました。そのほかにも飛行点検隊と同じ入間基地の第２輸送航空隊に配備されたC-2のニュースや、足利の山林火災で消火活動を行なったヘリコプターなど、身近なニュースをお届けします。
　さらに陸上自衛隊向けV-22オスプレイ第二陣日本到着、日米豪合同訓練「コープノース21」、米海軍空母ニミッツ艦載航空団CVW-17の帰還とリムーア基地リポート、JetflyのPC-24フラクショナルオーナーシップ、アルプスで行なわれたフランス陸軍高脅威対処演習“BACCARAT 2020”などをカラーで掲載、そして発災から10年を機に、東日本大震災での航空部隊の活動をふり返るページも設けています。
　また、ユナイテッド航空777のエンジン火災についても、冷静に分析する読み物を用意しました。そして最近の自衛隊装備購入時によく聞かれる「FMS契約」についても解説します。

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 03月16日 00:17

　先月の青／白（ブルーインパルス）から一転、赤／白（飛行点検隊）の表紙です。
　第一特集はB-1ランサー。『世界の傑作機』でB-1が取り上げられてから10数年、同誌をお持ちの方も、ここで最新の情報に更新されるのもの良いですね。
　そして表紙と連動して特集される飛行点検隊のYS-11FC。今年度中ということは実質あと２週間以内で退役ですね。航空設備の点検というやや地味な機体ながら、長い間働いてくれた機体の最後の雄姿、これも楽しみです。

　YS-11の退役ついでに岐阜でほそぼそと飛んでいるF-4についてです。
　ツイッター等で話題になっていることですが、岐阜基地周辺でファントムを撮影されている方が多いようで、そのなかの一部の撮影者が脚立等で通学路などを塞いでいるようです。残り少ないファントムの飛行姿をカメラで収めたい気持ちも分かりますが、周辺の方々へご迷惑をおかけしないようお願いします。

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