『航空ファン』コミュの航空ファン2015年２月

　年を越す前に、早くも『航空ファン』2015年２月号が発売です。今月の特集は「XC-2飛行試験の現場から」。航空観閲式にも試験飛行として飛来した空自の次期輸送機XC-2は、現行のC-1と比べて３倍の搭載量を誇り、航続能力も大幅に向上していますが、生みの苦しみで飛行試験に時間を要している状況です。現在技術研究本部の主導で実用化に向けたさまざまな試験が行なわれているXC-2の試験の現況を岐阜基地で取材、関係者のインタビューを掲載するほか、開発経緯や技術的特徴、今後の調達や配備について、詳しく紹介していきます。
　また第２特集では「中国新鋭機を分析する」として１月号で速報をお届けした中国・珠海でのエアショー・チャイナの詳細リポート（晴天下で撮影したFC-31のフライト、中国アクロバットチームの八一飛行表演隊の女性パイロットなど）を紹介するほか、中国のステルス戦闘機開発やAWACS、大型機の最新情報などもリポートする。またわが国周辺の話題として、台湾の空軍力と高速道路離着陸演習、韓国空軍の新戦闘機FA-50戦力化式典などをリポート、MV-22BにAH-64Dなども登場し緊密化が進んでいる各種日米共同訓練の模様や、自衛隊の将来装備に関する読み物もお届けします。
　このほかにもエアバス関連としてA350XWBの初来日＆体験搭乗や特殊輸送機A300-600STベルーガの20年、来年５月に日本での初開催が発表となったレッドブル・エアレースの来シーズン情報、ネリスAFBエアショー“Aviation Nation 2014”や芦屋、岐阜、築城、新田原と続いた晩秋の航空祭リポートもお届けします（築城基地第8航空団のF-15J、F-2B記念塗装機も紹介）。（12月20日発売）