『航空ファン』コミュの航空ファン2010年11月号

　航空自衛隊の次期主力戦闘機F-Xについてはあいかわらず詳細・本質が見えてこない状況が続いていますが、その候補機のひとつであるF/A-18E/Fスーパーホーネットについて、ボーイングがファーンボロで発表した今後の輸出型の改良案「F/A-18スーパーホーネット・インターナショナルロードマップ」を特集。強化型エンジン、高度化された電子機器、大幅に向上した燃料搭載量、近代化されたコックピットなど、最先端技術の詳細を解説するほか、米海軍のアップデート計画についても紹介します。またほかに防衛省がF-X最有力候補の米ロッキード・マーチンF-35ライトニング?の情報開示用予算を来年度予算概算要求に計上したニュース、もう1つの候補であるユーロファイター・タイフーンの日本向け窓口メーカー、BAEシステムズが開催したシンポジウムの報告など、特集関連のF-Xの話題として掲載します。
　そして今月の表紙と巻頭は今年創設50周年を迎えた航空自衛隊のアクロバットチーム、ブルーインパルス。ホームベース松島基地で挙行された50周年記念行事と、これに続いて開催された松島基地航空祭をリポートします。そのほかついに引き渡しが来年にずれ込んだボーイング787の話題とそのコクピット解説、謎を秘めた無人偵察機の元祖D-21、全機退役となった中国のJ-6戦闘機などに加え、写真ページではルイジアナの予備役ホーネット＆イーグルの迫力の多数機編隊空撮、F-4戦競に挑む第302飛行隊、横田、普天間のイベントリポートなども満載です。