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ロザムンド・ピルチャーコミュの管理人ご挨拶

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このたび管理人に就任いたしました陽だまり猫です。

ピルチャーの邦訳は全作制覇しております。

そのほかに好きな作家は、モンゴメリとか、エーリヒ・ケストナーあたりです。

自己紹介として、長文の mixi 日記を貼りつけておきます。

題:流れゆく白雲の道---我が人生を俯瞰(ふかん)

ああ、それにしても、浮き沈みの多かった我が人生よ...

オレはいつも「探求者」だった。
いつも火がつくと、気が済むまで追い求めた。
翻訳修行、セラピー修行、スピリチュアルな瞑想の旅、
51歳の人生を振り返って、悔いるものなど何もない。
いつ死んでも「ああ、おもしろい人生だった」と言える。

小学校:ぼうっとした子、ぐず、のろま扱い
中学校:勉強がおもしろくなり、にわかに学年トップクラスへ
高校:地元ナンバーワンの県立高校に進学

そして楽しい気ままな浪人時代

天下の東京大学文科三類に進学
文学部社会学科へと進学して卒業

一部上場企業「古河電工」に就職するも、
あまりにも味気ない仕事と激務に嫌気がさし1年半で退職

さて、ここからオレの「流浪の旅」が始まる。
東京都小金井市の「小金井公園」が気に入って、小金井に住みつく。
とりあえずは、本職の翻訳家を目指しながら、塾で教える。
立川小川橋教室 教室長(生徒数:約80人)
および高校部主任(英語)を兼任

27歳で結婚し、28歳で娘の父親となり、
30歳で速攻で離婚した。
以来、今日まで、シングル・ファーザー歴22年になる。

市進予備校 英語科非常勤講師・教材編集を兼任
オレは、Mac に PC にスキャナに OCR ソフトに...
自前で100万円を超える機材をもちこんで激しく編集していた!
年収600万だが、要するに時間のかたまりだ。
当時のオレは、年間に80日ていどしか休んでいないのであるから。
4年半後に「リストラ」の波!
「外注に切り換える」というので、教材編集の外注作業を蹴って
ほんとうの教材会社に転職した。

さて、この会社「教育社」といい、
トレーニング・ペーパーで一世を風靡(ふうび)し、
いちじは「お札を刷っている」ような儲かりようだったという。
ところがオレが入社したのは「晩期教育社」の最後の5年間だった!
「教育社」はワンマン社長 高森圭介氏の「私物」のごときもので、
何もかも、トップダウンで「降ってきて」
下から「企画」を挙げても、何も実らない!
「いい給料でひとをつなぎとめてきた」だけだから、
会社が傾き、賞与がでなくなると、
能力ある人材から次々に会社をスピンアウトしてゆく。
5年間「針のむしろ」の生活が続く。
オレ自身、あちこちにアプライしたが、
20やそこら応募して、どれもダメだった。
オレが「教材編集」という業界自体を見限った。

いままでの編集の経験や、英語の能力が活かせる世界、
医学関係・技術関係の文書を作成する業界にアタックをかけ、
ついに採用されたのだ!

NECを主たるクライアントとして、難解なネットワーク技術を理解し、
英語のチェックもできなければならない仕事!
オレは、激しくはたらき、高度な技術を理解し、
テクニカルライターの長、執行役員にまで登りつめた!

40前後のこの日々こそ、我が人生のピークだった。
社会的地位、年収820万円、せっくすの滞空時間は2時間をほこり、
おれは激しく仕事をして、ストレスで潰れないように、
海釣りに出かけ、3000メートル級の山に登り、
人生をただただ、ひた走りに走った!!

だが、社長がまた例を見ないほど風変わりな人物だった。
「オレはいまも筋金入りの左翼」と称していたが、
実際にどこかのセクトのリーダーとして
2年服役して、慶応を中退している。
だが彼は「フルブライト奨学生」の難関を見事に突破して、
アメリカで学業をしてきたらしい。
オレはオーラル・イングリッシュが駄目なのだが、
社長は、マシンガンファイアーのように、
相手を圧倒する早口の英語をすごい迫力で話す奴だった!

だが、この男、ひとに「無茶」を振るオトコで、
次の代の社長に「禅譲」するはずが「無茶」な課題を降り続け、
二代目社長が「心身症」で壊れてしまった。
へんてこな「サブ・ビジネス問題」もあり、会社が「空中分解」!
オレも最後には、辞表を叩きつけたひとりである。

そしておなじテクニカルライターでも、
エンドユーザー向けの印刷会社に拾われた。
ああああ、退屈、退屈。
考え抜かないと解けないナゾなど存在しない。
エンドユーザー向けというのは、要するに
ボタンを押したり、メニューを表示させたり、
要するに「操作」の説明にすぎないからだ。

だが、この仕事、頭は使わないけど、神経は使う。
体裁とか、誤字脱字とか、つまらないミスで「始末書」ものの騒ぎになる。
会社の倒産・民事再生による解雇等で、
3つの会社をわたりあるき、13年務めた挙句に「リストラされた」

15か月の辛い失業生活。

そして、市内の小学校に「算数の指導助手=セカンド・ティーチャー」という職を得た。
この仕事、年間205日勤務で、年収はきっちり180万。
正規の教員の1 / 4ぐらいの収入だと思われる。
教員というのは、若いころは、給料安いけど、
40代となると、ふつうの企業の「課長」と同じ年収だというはなしだ。

娘は昨年、独立して、婚約者と埼玉県戸田市で同棲生活をしているし、
母が、今年の3月に82歳にして、ついに逝ってしまった。

「独り身」になって、オレの流転の旅は、いよいよピークを迎えようとしている。
セカンド・ティーチャーの仕事以外に、
セカンド・ワークで、教材編集も手がけている。

そして、本命は、自宅を若干、改装して
タイ古式マッサージのサロンを開くことだ。

タイ古式マッサージ修行中なう。
年末年始には、タイのチェンマイに翔ぶ。
来年の夏休みには、ふたたびチェンマイに翔び、
修行の最後のステップを終わらせてくる。

長文で失礼いたしました。

真面目に最後まで読み通した方がいたとしてら、感激ものですよ。

コメント(8)

読み通しましたよ〜!

1つの会社に勤続〇〇年を続けている私は

ピルチャーの長編小説を読むみたいに
陽だまり猫さんの自己紹介 読ませていただきました。


昔 友達に 
タイのプーケットの浜辺は「肩こり人」にとって極楽の地だって聞いたことがあります。
(安い費用で 肩もみしてくれるオバサンがたくさんいるから)
チェンマイのマッサージと プーケットのマッサージは違うのかなぁ?
なんて 余分なことまで考えて 読ませていただきました。 


これから どうぞ よろしくお願いします。
長文を読ませていただきました。

ロザムンド・ピルチャーとイメージが異なるんですが、、、、

好きな作家や、アーティストもかなり、私好みだけどexclamation & question

まあ、とりあえずよろしくお願いします。
私も多分翻訳本は全部読んでいると思います。
はじめまして。
翻訳本、全部読まれてるとは羨ましいです。

今、ようやく「9月に」を図書館から借りて読んでいます。

全作品手元に置いておきたいと、少しずつ買い足していますが、なかなか手に入りません;
ゆくゆくは原文で読むことにも挑戦したいです。

そんなこんなで、よろしくお願いします。
管理人の陽だまり猫です。

もと管理人のたぬさん、ゆのみさん、ロマンティコさん

コメントありがとうございます。気長にゆっくりお付き合いしてゆきましょう。

どころで、みなさんは、どの辺に在住されている方が多いのでしょうか?

オフ会企画するのも、いいかもしれませんね。

管理人が最近、何を始めたのか、書いておきます。

またしても「長文」です。

陽だまり猫は、粂 潤一という、ほぼ同じ歳の友人と最近、親しくなり、

彼から『サラベポポと魔法のコイン』という著書(児童文学)をいただきました。

これがじつにすばらしい! とても、スピリチュアルな感化のパワーがあるのです。

そこで、これを私が英訳して、英語圏に売り込む決心をしました。

A5版で179ページ。とりあえず、1日1ページずつ、4ページ訳したところです。

お話あらすじ:

ある日、十三歳のウィルバーの身に悲劇が襲いかかる。

裕福なマッコーネル家の屋敷を群衆が取り巻き、次々と投石でガラスが割れる。

「俺たちの金を返せ! 絶対に逃がさないぞ!」

「さあ出てこい! ずうずうしいペテン師の悪党資本家ケネス・マッコーネルよ!
 かくれるなんてひきょうだぞ!」

そして透析のひとつが母の頭を直撃し、
母グレイスは、事件から一週間後の夕方、息をひきとる。

母方の叔父ウィリアムが、ウィルバーに事件の背景を説明してくれる。

「君のお父さんのケネスは、自分で設立した電機メーカーの会社を拡大しようと、
投資し続けたんだ。売り上げは伸びたけど、負債もふくらむ一方でね。
(中略)
そこで君のパパは、計画倒産という方法を考えた。
債権者に対する責任をまぬがれようとしたんだが、
これが事前にしれてしまった。 わかるかな?」

「パパはみんなにたいへんな迷惑をかけてしまったんだね」

ママの命はもうもどらない。
お金なんて人間の肉体の命が明日にでもなくなれば、もっていても役に立たないものだ。
なのにお金のために人の命まで奪われるとは……

その頃からウィルバーの心に疑問がめばえ始めた。

<お金は人を幸せにするものなのか、それとも不幸にするものなのか?>

<お金は人の心を支え、果ては人を傷つけたらり
殺したりする暴力的な行動をとらせるものなのか?>}

学校にもどると、これまで親しくしていた友だちが彼に話しかけなくなった。

親友の女の子ノエルから、ウィルバーは、こんなことを聞かされる。

「あなたのお父さんが会社のお金でぜいたくな車を買ったり、
豪邸を買ったりしていたって、新聞や雑誌に書かれているらしいわ。
そういうのを放漫経営といって、会社をつぶす原因なんだって。
社長さんとしてはいちばん罪深いことなんですって」

ノエルの話を聞いて、ウィルバーは、
なぜみんながよそよそしい態度をとるのか理解する。」

ウィルバーはあることを決意する。
それはすでにわかっている世界から飛び出して、
もうひとつの世界に足をふみいれてみようという計画だった。

ノエルは、ウィルバーが4日間も学校を欠席しているのを心配になるが、
ウィルバーが、家出して、なにかを探し求める旅に出たことを知る。

叔父のウィリアムが、ノエルに説明してくれた。

ウィルバーに、旅に出ることを進めたのだと。
必要な旅費は、自分がウィルバーに与えたのだと。

2000字を超えてしまうので、次の書き込みに続く。
あらすじ続き:

ウィルバーは、ネイティブ・アメリカンの長老に教えを乞うために
ロッキー山脈へと出かけ、長老ニデバノに会う。

ニデバノは、ウィルバーに、ていねいにお金の成り立ちについて、教えてくれる。
お金は、まず「交易」の便宜のために作られた。
そして人間には、三つの種類の人たちがいたことを説明する。

・<Lovers 愛する人々> --- その日その日を暮らせるだけの
必要最小限の分をまかなえるお金だけで足りようとする人々、
太陽の神からの贈り物である愛と、
月の神からの贈物である自分のことをかえりみる知恵と、
地球の神からの贈物である自然の恵みとそれにたいする感謝の心と
自然の厳しさのなかで生きる勇気を与えられているから、
それ以上のものを望まないし、心配もしておらぬ。
自分たちの命も肉体も神から与えられたものだと知っている。
『肉体の命が明日終わるとしてもなんら不思議はなく、
不平不満はいっさいない』と感じている人じゃな。

・<Dreamers --- 夢見る人々>
どんなに金があろうと『今以上にお金を増やしたい』と思っている人たち。
本当の満足を知らず、心から感謝することもない。
欲望だけが生きる原動力になっている人たち。

・<Greed 欲深な人々> --- お金を高い手数料で預かったり、
高い利息で貸したりする人々。お金がお金を産み、
お金そのものを目的とする人々。
太陽の神と月の神のみならず、地球の神の贈り物も拒否し、
自然を汚染して、はばからない人たち。

ウィルバーは考え込む。
自分の父親は明らかに<Dreamers --- 夢見る人々>たちに属する。
そして、押しかけてきた債権者たちは、
<Dreamers --- 夢見る人々>かGreed 欲深な人々>のいずれかだった。

ウィルバーは、考える。
ほとんどの人たちが、どれかにキッチリ分類できるわけではなく、
さまざまな比率で三種類が混交した「グレイゾーン」の人たちだと。

ニデバノの話は続く。
<Lovers 愛する人々>は、新しい土地を求めて
ついに『お聖なる土地』にたどり着き、そこをサラベポポと呼ぶ。

サラベポポに住みついた<Lovers 愛する人々>は
『ユラ』と呼ばれる独自貨幣を使い、
彼らは、人に奉仕し、最低限の生活必需品を購入し、
明日のことを思い悩まない。
収支プラスマイナスゼロが彼らの理想であり、
彼らが組み込まれた王国の命令で、独自貨幣が禁止されると、
見えないお金<Invisible Money>を使うようになる。
出納帳に「何ユラ支出、何ユラ支出」と書き込んで、それでおしまい。

ニデバノは、ウィルバーに指示する。
もっと学びたければ、コロラド川に沿った深い峡谷に行くようにと。
そして21日間かかる行程を7日間でたどり着ける
元気のもと --- メビオという薬草を与えて旅立たせる。

目的地で、ウィルバーは、男性でも女性でもある人たち、
まったき人たちに出会う。
柔和な両性具有の人たちは<Lovers 愛する人々>で、『異星人』でもあった。

彼らの導きで、ウィルバーは宇宙船で、惑星イリボス星にゆきつく。
そこでは、買いたい人が受け取るものに感じている価値、
売りたい人が与えるものに感じている価値を伝え合い、
見えないお金<Invisible Money>=●スーラで取り引きがおこなわれる国だった!

またしても、2000字を超えたので、次の書き込みに続きを書きます。
あらすじ続き:


そしてウィルバーは<想いのエネルギー博物館>に案内される。
そして、あるがままを見てとり、目をそむけないことを約束させられる。

<想いのエネルギー博物館> No 1 は「苦悩の部屋」
ここには<ありあまるお金をどう使っていいのかわからず、
悩み続けている人の思いのエネルギー> etc. が展示されている。

<想いのエネルギー博物館> No 2 には、
<生涯をかけてためこんだ巨額の資産の使いみちが見つからないまま
ついに死をむかえてしまった人の想いのエネルギー>が展示されていた。

<想いのエネルギー博物館> No 3 には、
<お金のためだけに追いまくられるように働き、
自分のしたいことすべてを犠牲にして生きるうち、
病気になり死んでしまった人の想いのエネルギー>が展示されている。

<想いのエネルギー博物館> No 4 には、
<お金を貸したり、投資をすることで限りなくお金を増やし、
やみで世界中をあやつる大富豪になりたいという野心だけで
生き延びている人の想いのエネルギー>が展示されている。

<想いのエネルギー博物館> No 5 には、
<会社経営に失敗して巨額の負債をかかえ、夜逃げするか、
借金を返して破産の道を選ぶかの選択を迫られ、
ついに両派に意見が分かれて
あれこれいう周囲の人々のプレッシャーに耐えられなくなり、
自殺してしまった人の想いのエネルギー>が展示されている。

そしてついに「真実の部屋」へ。
そこでは、遺体が償却され、骨と化す過程がリアルで見られる。
苦悩していた No 1 〜 No 5 の魂たちも、この過程を見届け、
素晴らしい「変容」を遂げてゆく。
生きることの尊さに目覚め、それぞれ自分のポテンシャルを発揮して、
人に、世に、奉仕する存在へと変容してゆくのだ!

この過程の描写が、まっことすんばらすい!
オレは、歓喜の涙にすすり泣き、嗚咽しながら、このチャプターを読んだ!

惑星イリボスでは、一日に二回だけ朝と夕に、
あらゆる住民が瞑想し、宇宙全体の平和を祈念する。

そして、ウィルバーは、地球を変容させるための手がかりを与らえて、
地球に帰還するのである。

(物語完)

ここまで読んだ方はエライ!
児童文学ということですから、小学生向き?ですか。
出だしはそんな雰囲気で、
第2のハリーポッターかと思うくらい、わくわくしましたが、
だんだん難しくなっちゃって、、、

でも陽だまり猫さん(=^・^=)が嗚咽されたくらいですから
最初から読み進んでいったらはまっちゃうんでしょうね。
>ゆのみさん

陽だまり猫です。

『サラベポポと魔法のコイン』は、中学以上が対象の児童文学です。

小学生でも、よほど読書好きで、早熟なタイプなら読めるでしょうが、

ふつうの小学生には、まず読めません。

大人が読んでも、価値ある文学ですよ。

いまは、一般の書店の店頭には並んでいませんが、

amazon で購入することができます。

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