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シャーロックホームズコミュの小説・シャーロックホームズの魅力とは?

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自分が初めて推理小説にはまったのは、ホームズではなく江戸川乱歩の明智小五郎シリーズでした。
高校時代にホームズを読んでから、彼の魅力に引き付けられて一通り小説を読みました。

そこで、ふと思ったことが一つあります。
他の多くの推理小説と、ホームズシリーズの最も大きな違い。それは「読者が推理し、犯人を探すこと」がホームズの小説ではほとんどできないのです。
江戸川乱歩の続・幻影城でも、
「ドイルの小説には、今日でいうトリックはほとんど登場しない」
と言われています。

そこで、ホームズシリーズの「推理小説としての魅力」というのをどうか教えていただければと思ってトピックを立てさせていただきました。

コメント(14)

私はホームズものというのは、読者が探偵と同じ情報を与えられて謎解きを楽しむ推理物ではなく、ホームズという偉大な探偵のキャラクターや活躍を楽しむものだと思います。さらに言えばホームズとワトソンの友情を綴った友情物という読み方もできると思っています。

ですので、ポアロやクイーンとは違った読み方をすべきなのかと思いますがいかがでしょうか。(どちらがジャンルとして優れているということではありません。)

なお、ついでに言えば、ホームズは実在し、ドイルはワトソンの出版代理人であったと思っいますので、私の中では小説ではなく伝記として読む楽しみもあります。
マンガ原作者の小池一夫さんが「私は原作者じゃない、キャラクター屋なんだよ」と自分の役割を述べたことがあります。

ドイルの偉大さはホームズとワトスンという唯一無二のキャラクターを生み出したことにあって、ホームズ物語のストーリイはキャラクターの魅力を引き出すための道具に過ぎないと思うのです。

ですから、ミステリとしてのホームズ物には決して高い点はつけられないかもしれませんが、キャラクター小説としては最高点ではないでしょうか。
皆さんコメントありがとうございます。
ホームズという偉大なキャラクターを読む小説という読み方では自分も大好きです。
最近ポアロを読みだして、かなりホームズに似ている感覚を感じたのは主人公に腹を立てたりという人間味という点だったのかも知れません。
ほんのちょっとした思い付きで、ホームズで学部の卒論を書いたのですが、その際に、色々な人物のホームズ評を読みました。
その中でも、アガサ・クリスティーが『複数の時計』の中でポアロの口を借りて語っていたことが気に入っているので載せておきます。

「ああ、『シャーロック・ホームズの冒険』」とポアロは、愛情をこめて低くつぶやき、深い尊敬の念をこめてただ一言
「巨匠だよ」と言った。
「シャーロック・ホームズのことですか?」と私は尋ねた。
「おお、ノン、ノン、シャーロック・ホームズなんかじゃない。作者のサー・アーサー・コナン・ドイルだよ、私が讃えるのはね。シャーロック・ホームズものなんて、実際はこじつけだし、推理は出鱈目ばかり。おまけにわざとらしくて不自然で話にならんよ。しかし、あの書き方の技ときたら、こりゃあもう話はぜんぜん違う。あの楽しい文章、そしてなんと言ってもすばらしい、無比のワトソンの存在。ああ、あれこそが不朽の業績というものさ」
あぁ、ポアロはホームズの捜査方法を「犬のようだ」と馬鹿にしていますからね。
「キツネ狩りに行った時に、君は狐の足跡を追って地面を嗅ぎまわるかい?それは猟犬の仕事なんだから、犬に任せたまえ。捜査も同じことだよ」と。
アガサがどう思っていたのかは知りませんけどね。偉大な名探偵と分かりやすく区別をつけるための演出なのかもしれませんが。
はじめまして。
みなさんはいろんな推理小説にも手を伸ばしているようなので、いろいろな比較を交えて魅力を語っていらっしゃいますね。

私の場合、去年ふとしたキッカケでホームズシリーズを手に取り、現在進行形で夢中になっています。

私の思うその魅力というか特徴を一言で表すと、事件(真実)に対するホームズの非常に高い科学的推理(研究)能力にあると思います。ほとんどの話はロジカルな推理で構成されており、研究者が真理を解明する手法に相通じるものがあると思います。
著者であるドイルは非常に高い科学的思考法を持っていたのかもしれないですね。

個人的にはこの論理的推理が魅力的でたまらないです。
僕は、コナン・ドイルさんその人自身が怪しいもの大好きな人物であり、その独特の怪しさが作品全体を支配していること、自身がパイプたばこを吸うので、ホームズの仕草を想像したりして読むこと、が無上の楽しみであります。レストレード君が、TV版と同じく、愛すべきキャラクターなのも感動しました。
シャーロックは、私が小学校中学年だった頃、初めて漫画以上に小説って面白いんだ!!と思い、他の子が小林少年に恋するように、シャーロックにも恋をしました。それからは小説を読む子になりました。
もちろん、子供向け用に書き直してある本だったのですが、推理とか、そういうのはどうでもよくて、ただ最後には「彼」が解決してくれるんだ!!と言う、爽快感。
ヒーローに恋する気持ちだったと思います。
ジェレミー・ブレッドにも恋していたと思います。

ホームズが書かれていた100年とちょっと前は、ホームズは推理物ではなく、大衆小説でしたし、連載が始まった頃はコカインは合法ドラックでした。(今の栄養ドリンクのカフェイン感覚)
話の最後の方ではコカインに強い依存性がある事が分かり、麻薬として禁止されてからはドイルもシャーロックに服用させていないはずです。(大衆小説ですから)
そうしたイギリスの時代背景を眺めながら読むと、私が小学生だった頃のように、皆はヒーロー物のように読んでいたんじゃないかなぁと思うのです。
だから、物語としてとても面白いのだと。

ですから今の推理物の小説とは、そもそも畑が違う…のに、推理小説と呼ばれているのもまた、すごいなぁと。

推理小説は実は推理小説が好きな読者にしか面白いと思われません。恋愛小説が好きな人はまず読みません。(逆に推理好きでも恋愛物も読んだりします…感情だけで進む日常ストーリー笑)
勧めても、つまんないと言われるのがオチです。
でもホームズは短編が多いのも幸いしてか、結構面白いと読んでくれます。そういう読者は、子供の頃の私と同じで、推理なんてどうでもいいんですよね。

講談第3文庫あたりは、その点、推理二の次みたいな作家さんが多くて、好きだったりします。(裏にはしっかりとした論理があるのですが)三つ子の魂百までも、みたいですね(笑)
名著133「シャーロック・ホームズ・スペシャル」 - 100分de名著 - NHK
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/pW4AmyoLVk/
サセックスの吸血鬼。是枝監督の怪物はこれの手法でしょうね。三谷幸喜は古畑任三郎で子どもを犯人としたものを書きたかったようですね。

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