コミック雑誌なんて要らない♪コミュの【映画】THE COMMITMENTS

U2みたいに一発かましたいともくろんでいたジミーは
ある日TVで若かりし頃のジェームス･ブラウンの映像に釘付けになる。

「俺たち、アイリッシュはヨーロッパの黒人だ！　ソウルやろうぜ！」

ジミーはデレク、アウトスパンと共にメンバー集めを開始する。

やがて、酔っ払って豪快な歌いっぷりを披露していたデコ、募集広告を見てやってきたサックスのディーン、ドラムのビリー、ピアノのスティーブン、エルビスやビートルズともプレイしたことがあるという中年のトランペッター・ジョーイ、仲間うちの憧れの女性イメルダとその友人ナタリー、バーニーをコーラスに誘う。未熟者のよせ集めではあったが、ジミーを中心とした屋根裏部屋でのレッスンを重ね、数ヵ月後、この“ザ・コミットメンツ"はいよいよダブリン市民会館の舞台へ。拙い演奏ではあったが、彼らのビートは少年たちの胸に訴えるものがあった。その後もぐんぐん腕を上げていくのと平行に、グループ内の恋愛問題、意見の違いなど、摩擦が生じ始める。スター気取りのデコとぶつかったビリーはついにバンドを辞め、代りに用心棒のちょっと危いミッカーがドラマーとして参加する。“ザ・コミットメンツ"の人気はどんどん高まり、レコーディングの話も舞い込むが、メンバーの間の亀裂はもはや修復のしようもなく、ジミーはバンドを諦めることに。やがてメンバーはバラバラになり、それぞれ別の道を歩んでゆく。そしてジミーは全てを失いながらも、何かを掴んだことを確信するのだった。

ﾋﾟﾝｸフロイド「ザ･ウォール」のアラン･パーカー監督作品

露骨な表現をすればBLUES BROTHERSのアイルランド版といったところ。

でも、めっさ面白いのさっ！