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サハラ・エリキコミュのサハラ・エリキ 第1話 「現地での生活」

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パリのフリーペーパー「BONZOUR」 との対談によってサハラ・エリキの3話。


知らない土地に自力で行くにあたって、まず言語に興味を引かれる。というよりはコミュニケーション手段と言った方が的確であるだろう。たとえば対人において、意思を伝える、自分を伝えるには、培ってきたテクニックを駆使する必要がある。ここでは具体的な語学知識よりも、実践的な対人能力が試される。その時、自然と表情が豊かになり、身振り手振りが付き、口から感情を発してるのを感じる。言語の習得とは別のスピードで、現地の慣習もまた流れ込んでくる。そんな中、変わらずご飯も食べるし、睡眠もとるし、(綺麗好きは?)シャワーも浴びる。砂漠に持ち込んだ自分の習慣に、現地の時間などう流れるのか。重なる部分とそうでない部分の差異が、自分にどう作用するのだろうか。

現地の人とのコミュニケーション
一応タマシェック語を使っています。あるいはぶつぶつ交換。最初言葉が全然分からなかった時は、私がわざと持ってきたアクセサリーをキャンプにいた女性に見せ、それで彼女たちがしていたトゥアレグのものと交換しようとしたの。女性たちがちょっとびっくりしていたんだけど(外人と物々交換は意外だから)私はお金がないと分かった時点から、まじめに私の商品を見てくれたね。それでうまくぶつぶつ交換をしながら、結構いろんな女性とコミュニケーションを取ったりして、皆でお笑いしたりした。男性ともやったことがあります。それはいわりゆるBody Communicationですね。とにかく、言葉なくても、伝えたいときは伝えればいいと思います。そのUniversal Languageは本当にあるから、便利です。現地の言葉も必要性に応じて覚えました。誰もフランス語など分からなかったから(塩キャラバンと同行した時とか)覚えるしかなかったです。それで、覚える動力をすると、皆がすごく喜んでくれるから、楽しく覚えました。でもまだ全然ちゃんとしゃべれません。私のタマシェク語はあくまでもキャラバン隊商が使うあやしいタマシェク語です。だから普通、町とかでしゃべるとみんなびっくりします。

現地で困ったこと
やっぱりシャワーですね。塩キャラバンと4ヶ月同行した時に、段々砂漠を抜けてサヘル地域、ナイジェリアへ向かいました。そこで市場とかがたくさんあって、人も多かったです。キャラバンの人たちが朝から晩まで塩を市場で売ったりして、私はその間いつもシャワーを浴びれるところを探していました。そこで、シャワーというよりもお祈りのために皆が使う如雨露を借りて、井戸の水を入れ、人が通らないブッシュ(やぶ)とかを見つけ、そこで如雨露でシャワー浴びます。問題は市場の周りの自然を皆がトイレとして使っているから、結局どこに行っても人が通る可能性があります。私はそれで本当にとんでもないところでシャワーを浴びたことがあります。やぶ、とげとげの木の後ろ、また町の中で人の中庭にこっそりと入ってそこでシャワー浴びたりもしていました。ばれたことないのは奇跡みたいです。それは女性として一番いやな緊張ですから!

現地での生活で良かったこと
野生シャワーを無事に浴びられたこと!でも本当に一番良かったことは初めてラクダをうまく運転できたことです。5日間くらいずっと苦労していて、ラクダは全然言うことも聞かないし、しかもゆっくりゆっくりと進むのです。その遅さが結構頭にきていたわけです。キャラバンの時にいつも後ろにいるのはいやだったから、やっと自分の力でラクダをコントロールできた時は最高の喜び感じることができました。

現地での生活でびっくりしたこと
初めて塩キャラバンに同行した時に、一人で400頭くらいのでっかいキャラバンとぶつけ合いました。あの時、意外な事情があって、私のキャラバンと離れていたから、砂漠で一人でラクダに乗っていました。はっきり言って、あのでっかいキャラバンの人たちも私よりびっくりしたかもしれません。お互いにね。

http://bonzour.fr/index.php?itemid=372#more

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