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米文学コミュの私の米文学遍歴

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 子供の頃から読書が好きでした。

 アメリカ文学では、最初は、もちろん、翻訳で読んでいました。誰でも読む
「トムソーヤの冒険」とか、オー・ヘンリーやポーの短篇とか、「大きな森の小さな家」とか。英語で読みだしたのは、高校入学後です。当時の神戸高校は、スパルタ教育で、読解でも、モームの長編を読まされました(「人間の絆」)。英文を読む快感を求めて、丸善に行き、気取って、メルビルの「モービー・デイック」などを買い、辞書を片手に読んでみましたが、最初の数ページで挫折してしまいました。ポーが好きでミステリーを原書で読んでみたらすこぶる難しくてこれも挫折。2度目に行った大学(東京教育大)で、英米文学を専攻して、やっと、本格的に原書を読みだしました。翻訳で読んでいたヘミングウエイは、そんなに難しい英語でなく、簡潔な文体が気に入り、ほとんどすべて読みました。演習で、
ホーソンの短編集を読まされましたがなかなか面白い作品が多いです。長編の
「緋文字」などはさすがに古臭いですが、それでも、読ませます。現代作家では、ウルフ、フィッツジェラルド、サリンジャー、アップダイク、ケルワック、スタイロン、フォークナー、マカッカラーズなどを愛読していました。古い所では、ソーローが好きでした。「ウオールデンー森の生活」は、今でも、好きです。「フランクリン自伝」は、アメリカ人理解に必須の本です。現代作家で、ヘンリー・ミラーは、凄いニヒリズムの極致の恐るべき価値破壊者文学ですが、うっかり近寄ると、火傷をし、健全な市民から離脱しかねません。毒を含んだ危険な文学です。

 詩は、はっきり言って、イギリスの方が充実していますが、フロストは平易ながら深い内容があり好きな詩人です。ポーの詩は、やや人工的ですが、独特な美の世界を構築しています。ポーは、大好きな文学者です。

 エリオットは、イギリスに帰化しましたが、最も好きな詩人で、卒論にしました。

 ミステリーが好きで、エラリー・クイーンを愛読しました。これも、高校時代に翻訳で読んでいたので、あらすじを知っていたので、原書も読みやすかったです。あと、よく読んだのは、パーカーのスペンサーシリーズなどです。

 ここ、10年以上、米文学は、読んでいません。日本の古典やミステリーなどに親しんでおります。この機会にもう一度、読んでみようかと思います。


 

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