近頃デジタル、アナログ問わず、出版物や配布物において、韓国人名のカタカナ表記が非常に目に付きます。
人名・地名は本国における発音に近いものを用いるというのが国際的慣行になっており、その慣わしから韓国人名のカタカナ表記が進んでいるのでしょう。いわば人道的見地から十分に理解できる現象です。
しかし読み手は広く日本人全般、中には朝鮮半島が地球上のどこにあるかわからないといった、まったく関心のない日本人だって読むわけです。
名刺のような、そこに名前だけが情報として存在している場合はカタカナだけでもかまいませんが、文章全体を日本語として構成する以上、韓国・朝鮮人名（もちろん中国も）はできるだけ漢字表記とし、（括弧）付けでカタカナによる韓国語に近い発音を併記すべきと思います。
みなさんはどう思われますか？
８０年頃を境にして、韓国人の名前の読み方は、漢字の日本式読みから韓国式読みに近いものに徐々に替わってきました。
それまでは報道においても中国、朝鮮人名はすべて日本読みで「金日成」は「きんにっせい」と発音され、当然ながらカタカナ表記などありませんでした。
このため、「金大中事件」は「きんだいちゅうじけん」として教科書に載り、歴史に記録されましたが、後のキムデジュン大統領が、この「きんだいちゅう」事件と同一人物とは知らなかったという人が多く発生しました。
その前の７０年代には子供のなぞなぞに、「I am a President」といっている人は誰でしょう。答え韓国の「朴大統領」なるのどかなものさえありました。
過度期であったこの頃は、人名を漢字だけ書いて、日本語読みから韓国式読みへと移行しつあった頃であり、韓国の有名な女子プロゴルファーは、具玉姫とだけ漢字で書かれ、「クーオッキ」とアナウンスされ、歌手では趙容弼と書いても皆「チョーヨンピル」さんと、読んでいました。
在日の方もそれまでは通称に民族名を日本名として使っている人も居ましたが、最近では民族名式の読み方を本名、あるいは通称としている人も増えてきました。
82年に韓国にわたった、白仁天選手は、日本での登録名は「はくじんてん」でしたが、今年活躍している日本ハムファイターズの森本選手は稀哲と書いて「ひちょり」と読ませています。
また現在では、韓国式の発音を芸名にする人も現れ始めました、ソニン、ちすんなどです。
韓国人の名前を韓国式に発音することは、前述のとおり人権上当然のことであり、日本社会においてほぼ定着しつつあると思います。
しかし現在のように、カタカナ表記のみが氾濫し、進出する韓国人も多くなると、全体として非常に醜いものになります。
なぜなら、韓国式の名前が日本人になじみが薄いからです。
同じ外国人である西洋人の名前は日本ではカタカナ表記だから、韓国人だって同じでかまわないだろうと思う人が居るかもしれませんが、韓国人とは同じになりません。
なぜなら、西洋の名前はすでに日本に入って100年はたってなじみ深いものになっています。
元をただせば同じようなスペルでも、きちんとその国の発音に合わせて使い分けられています。
マイケル、ミカエル、ミヒャエル、ミッシェル…などのように。
一方、日本人にとっては韓国式の発音の名前に触れてまだたかだか１０から２０年です。
それに大部分は元は漢字語です。
同姓が多く、ほとんど３文字と短く、男用の名前と女用の名前があってよく使われることから、まったくの同姓同名、カタカナにしたら同じになる名前、似たような名前が多すぎて日本語としてもなじまないのです。
ユンソナ
ソンユナ
ユンナ
オユンナ
カタカナだけの名前が散らばった文章は、読み手側に何らかの助けを与えないと、読まれる側も日本人の記憶に残らないので結局損というとことになります。
その点、類似名がちりばめられた文章は、非常に読みにくいのですが、漢字併記をしておいた場合、日本語の文章としても読みやすくなります。
たとえば次のように書いた場合、別人であることが一目瞭然です。
「俳優の韓石圭（ハンソッキュ）氏の訪問を受ける京畿道知事の孫鶴圭（ソンハッキュ）氏」
お二人とも超有名人ですので、漢字を使わない韓国ではハングルだけで書いてもすぐにわかりますが、これが日本語の場合
「俳優のハンソッキュ氏の訪問を受ける京畿道知事のソンハッキュ氏」。
一瞬どっちがどっちか判りません。
カタカナにすれば似たような名前なので、日本人には読みにくいのです。
固有名詞なんだからあくまで近い発音で書けと主張されても、ここは韓国ではないのだから、漢字を書かないのは文章を読む日本人にたいして情緒的におかしいのです。
その問題は漢字と併記することで解消ないし、緩和されます。
カタカナと漢字併記による表記法を推進しましょう。
人名・地名は本国における発音に近いものを用いるというのが国際的慣行になっており、その慣わしから韓国人名のカタカナ表記が進んでいるのでしょう。いわば人道的見地から十分に理解できる現象です。
しかし読み手は広く日本人全般、中には朝鮮半島が地球上のどこにあるかわからないといった、まったく関心のない日本人だって読むわけです。
名刺のような、そこに名前だけが情報として存在している場合はカタカナだけでもかまいませんが、文章全体を日本語として構成する以上、韓国・朝鮮人名（もちろん中国も）はできるだけ漢字表記とし、（括弧）付けでカタカナによる韓国語に近い発音を併記すべきと思います。
みなさんはどう思われますか？
８０年頃を境にして、韓国人の名前の読み方は、漢字の日本式読みから韓国式読みに近いものに徐々に替わってきました。
それまでは報道においても中国、朝鮮人名はすべて日本読みで「金日成」は「きんにっせい」と発音され、当然ながらカタカナ表記などありませんでした。
このため、「金大中事件」は「きんだいちゅうじけん」として教科書に載り、歴史に記録されましたが、後のキムデジュン大統領が、この「きんだいちゅう」事件と同一人物とは知らなかったという人が多く発生しました。
その前の７０年代には子供のなぞなぞに、「I am a President」といっている人は誰でしょう。答え韓国の「朴大統領」なるのどかなものさえありました。
過度期であったこの頃は、人名を漢字だけ書いて、日本語読みから韓国式読みへと移行しつあった頃であり、韓国の有名な女子プロゴルファーは、具玉姫とだけ漢字で書かれ、「クーオッキ」とアナウンスされ、歌手では趙容弼と書いても皆「チョーヨンピル」さんと、読んでいました。
在日の方もそれまでは通称に民族名を日本名として使っている人も居ましたが、最近では民族名式の読み方を本名、あるいは通称としている人も増えてきました。
82年に韓国にわたった、白仁天選手は、日本での登録名は「はくじんてん」でしたが、今年活躍している日本ハムファイターズの森本選手は稀哲と書いて「ひちょり」と読ませています。
また現在では、韓国式の発音を芸名にする人も現れ始めました、ソニン、ちすんなどです。
韓国人の名前を韓国式に発音することは、前述のとおり人権上当然のことであり、日本社会においてほぼ定着しつつあると思います。
しかし現在のように、カタカナ表記のみが氾濫し、進出する韓国人も多くなると、全体として非常に醜いものになります。
なぜなら、韓国式の名前が日本人になじみが薄いからです。
同じ外国人である西洋人の名前は日本ではカタカナ表記だから、韓国人だって同じでかまわないだろうと思う人が居るかもしれませんが、韓国人とは同じになりません。
なぜなら、西洋の名前はすでに日本に入って100年はたってなじみ深いものになっています。
元をただせば同じようなスペルでも、きちんとその国の発音に合わせて使い分けられています。
マイケル、ミカエル、ミヒャエル、ミッシェル…などのように。
一方、日本人にとっては韓国式の発音の名前に触れてまだたかだか１０から２０年です。
それに大部分は元は漢字語です。
同姓が多く、ほとんど３文字と短く、男用の名前と女用の名前があってよく使われることから、まったくの同姓同名、カタカナにしたら同じになる名前、似たような名前が多すぎて日本語としてもなじまないのです。
ユンソナ
ソンユナ
ユンナ
オユンナ
カタカナだけの名前が散らばった文章は、読み手側に何らかの助けを与えないと、読まれる側も日本人の記憶に残らないので結局損というとことになります。
その点、類似名がちりばめられた文章は、非常に読みにくいのですが、漢字併記をしておいた場合、日本語の文章としても読みやすくなります。
たとえば次のように書いた場合、別人であることが一目瞭然です。
「俳優の韓石圭（ハンソッキュ）氏の訪問を受ける京畿道知事の孫鶴圭（ソンハッキュ）氏」
お二人とも超有名人ですので、漢字を使わない韓国ではハングルだけで書いてもすぐにわかりますが、これが日本語の場合
「俳優のハンソッキュ氏の訪問を受ける京畿道知事のソンハッキュ氏」。
一瞬どっちがどっちか判りません。
カタカナにすれば似たような名前なので、日本人には読みにくいのです。
固有名詞なんだからあくまで近い発音で書けと主張されても、ここは韓国ではないのだから、漢字を書かないのは文章を読む日本人にたいして情緒的におかしいのです。
その問題は漢字と併記することで解消ないし、緩和されます。
カタカナと漢字併記による表記法を推進しましょう。
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