中野坂上治療院　整体・美容鍼灸コミュの大人ニキビにおける美容鍼灸

美容鍼の顔のむくみやたるみに対してリフトアップ効果については今までにも度々述べてきましたが、他にも肌質の向上にも効果が期待出来ます。

例えば、（大人の）ニキビ。

思春期の皮脂の分泌が過剰な頃・・・

ニキビで困った経験がある方は多いと思いますが、最近では皮脂分泌が落ち着いてくるはずの大人になってからも、顔に出てくるポツポツニキビに悩まされる人が意外に多くいます。

そんな大人ニキビにも美容鍼はお役に立てます。

施術は、局所の顔への鍼だけでなく、全体の鍼灸や骨盤調整等々・・・『体質改善』の施術を行っていくのです。（施術中にうちでは美容液やオイル等は使いません）

モチロン、よく言われるたるみによるリフトアップも期待出来ます。

という訳で、今回のテーマは『大人ニキビにおける美容鍼灸』

ニキビの原因は、過剰に分泌された皮脂や汗などが毛穴につまり、そこに細菌が繁殖したことによって起きることが多いので、ニキビになりやすい人は、まず・・・『肌を清潔に保つこと』　
これが大事です。

そしてさらに東洋医学の立場からのニキビの定義は、簡単にいえば、『体内の熱が体表に出てきたもの』と、考えられています。

思春期のニキビは、体全体に活気があり、体内の熱が噴出することによって出るといわれています。

一方、大人ニキビの方は、食生活の乱れや、肉体的・精神的なストレスによる消化器系の機能低下で、体内残留物が熱を発生した結果、体表に出てくると考えられていて、例えば舌を見ると、舌に白色または黄色がかったモノ（舌苔）がべったりとついていることが多いです。

このような大人ニキビに対して、顔面局所への美容鍼は血行をよくするので、もちろん有効です。

さらにその他、体の余分な熱を治めるツボ・消化器系に関連するツボ『合谷・曲池・中脘・足三里　等々』のツボに美容鍼灸による施術を行うとより効果的です。

『合谷（ごうこく）』・・手の甲側で、親指とひとさし指の間の根元。

『曲池（きょくち）』・・肘の手の平側で、曲げた時に出来るシワの外側端（親指側）。

『中脘（ちゅうかん）』・・おへそからみぞおちの中間部。

『足の三里』・・親指とひとさし指で『 L 』字を作り、それを外膝頭に当てた時の中指の先辺り。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

もちろん普通の人は鍼灸治療は出来ないので、これらのツボを少し強めに押して、さらには肌を清潔に保つようにしましょう。

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