中野坂上治療院　整体・美容鍼灸コミュの糖尿病のツボ療法

糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンというブドウ糖の血糖値を下げる働きのあるホルモンが少なくなったり作用しなくなる病気のことです。

食物中の糖質は、体内でブドウ糖に分解されます。

インスリンは、このブドウ糖の血糖値を下げる働きをするのですが、インスリンの効果が低下すると血糖値が上昇し、糖尿病になるのです。

糖尿病が怖いといわれるのは、血糖値が上がることで引き起こされる合併症（『網膜症・腎症・神経障害』が三大症状といわれます）で、これを長年放っておくと、失明や尿毒症、脳卒中や心筋梗塞などさまざまな病気を引き起こしてしまうのです。

　

治療法としては食事療法を中心とした予防法と対症療法がなされています。

ツボ療法では、次のツボがいいようです。食事療法、対症療法とともにツボ療法もやってみましょう。

①郄門（げきもん）・・・手の掌側で、手首真ん中から肘のやや外側までのライン上の中間点。

②中脘（ちゅうかん）・・・ヘソとみぞおちの中間点。

③湧泉（ゆうせん）・・・足の裏、土踏まずの真ん中よりやや上で、足の指を曲げた時にへこむところ。

どのツボも押して気持ちが良いくらいの刺激で１０回の指圧を一セットとして、５～６セットくらい行いましょう（ドライヤーの熱を温かくなるまでかけるのも効果的です）。

（自著『ひとりでできるお手軽ツボ＆マッサージ入門』より文章一部抜粋）

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