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ユング心理学研究会コミュの2023年7月6日(木)ユングスタディのご案内<zoom配信>

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8/8追記
タイトルの日にちが間違えておりました。
気付くのが遅くなり、大変申し訳ありません。
訂正して、深くお詫び申し上げます。
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ユング心理学研究会からのご案内です。
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「ユングの東洋思想論を読む」第6回 『タイプ論』第5章、第7章
< zoom配信 >
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 2023年度のユングスタディ企画は「ユングの東洋思想論を読む」です。ユングが東洋思想について論じた様々な文章を取り上げて読んでいきます。
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 前回まで取り上げていたテキストは、中国学者ヴィルヘルムが独訳した道教の瞑想書「太乙金華宗旨」に、ユングが寄せた「ヨーロッパの読者への注解」です。6月1日のスタディでは、注解の最後となる「対象からの意識の離脱」「完成」「結論」の各章を読み進めました。
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 無意識を理解し受け入れていくことで、無意識の外界への投影は解消されていき、主体と客体とが結びついた「神秘的分有 participation mystique」状態も解消します。結果として、客体が意識を強制的に支配することが無くなりますが、これが「完成・解放・悟り」における心理状態に相当することになります。
 これに伴って、心の力の中心が自我から、心全体の中心「本来的自己 Selbst, self」へと移動します。この中心は自我にとっては上位の人格に思われるものであって、中国のテキストに著された「黄金の花」、あるいは永遠に朽ちることのない身体(聖胎、金剛体)とは、この本来的自己に相当するものです。中国の瞑想の最終的な目的は、この「永遠なる上層の人格」を作り上げることであり、それは人生の後半に始まる、自然な死に対する準備でもあります。
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 中国における「黄金の花」に似た心的体験を西洋で探すならば、「人の子としてのキリスト」が個々人の内部に生れる体験がこれにあたる、とユングは指摘します。心的状態とシンボリズムにおける東西の一致を強調することで、東洋精神の内面的空間に至る通路が開かれる。形而上学的に思われる観念を心理学的観点から捉え直し、我々にとって改めて体験可能なものに換えてゆく。それがユングによる、中国の瞑想テキストへの心理学的注解の目的なのです。
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 ※ 前回スタディのより詳しいダイジェストは、
   以下の当会HP、および当会フェイスブックに掲載しております。
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 https://jung2012.jimdofree.com/スタディ/2023年-通期-ユングの東洋思想論を読む/
 https://www.facebook.com/ユング心理学研究会-281102485276364/ 
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 今回のスタディでは、ユングの主著のひとつ『タイプ論』(1921) を取り上げます。
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 『タイプ論』は、いわゆる外向・内向という概念を提唱した著作として知られていますが、実のところ、ユングの東洋思想論の理解にも重要です。というのも、ユングの東洋思想論のベースには、西洋的心性を外向的、東洋的心性を内向的として捉える観点があるからです(第7章)。また、『タイプ論』ではインドや中国の古典文献からの引用が大量にされていますが、これは対立するものの統合の問題に、東洋が早くから気づいていたことの証拠として挙げられているものです(第5章)。『タイプ論』における東洋思想関連の箇所を取り上げることで、ユングの東洋思想理解の理論的基盤となる部分を確認していきます。
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 案内役:白田信重、岩田明子(ユング心理学研究会)
 司会進行:海野裕美子(同) 資料協力:山口正男(同)
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 第5回:7月6日(木)20:00 〜 22:00 (開場19:45)
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 ■ テキスト: C.G.ユング『タイプ論』 林道義訳、みすず書房、1987.5         
  ・ 適宜、英語原文、ドイツ語訳文も参照します。
  ・ テキストを読んでいない方でも、資料を見ながらの進行なので参加可能です。
  ・ シリーズ途中からでの参加でも全く問題ありません。お気軽にご参加ください。
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 ■ 会場:オンライン開催(zoomミーティングルーム形式)
 ■ 会費:1,000円
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 ・当会では、お申し込みいただいた後での参加者都合による返金は致しません。
 ・参加申込者には会の終了後、録画アーカイブを期間限定で配信する予定です。
  (諸事情により配信できない場合もありますので、あらかじめご了承ください)
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 ■ 参加申し込みページ https://jungstudy20230706.peatix.com
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 ■ 主催:ユング心理学研究会 http://jung2012.jimdo.com/
 ■ 問い合わせ:研究会事務局 jungtokyo_info@yahoo.co.jp

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