ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

東京都立九段高校ラブコミュの兀兀地

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
九段生なら誰でも目にする剣道場にある「兀兀地」の文字

初めて見たとき、「パイパイち?」と読んだ人も私だけではないと思う。
今考えるとちょっと恥ずかしい(^^;;;

この言葉は、禅宗の道元の言葉から来ているということは知っている。
でも、それ以外は、詳しくは知らなかった。
私以外にもいるきっといるはず。

そこで興味本位でググって、調べてみた。

九段生ならもう誰でも読めるだろう。
兀兀地 「こつこつち」もしくは「ごつごつち」と読む。

この兀兀は、こつこつお金を貯める、こつこつ勉強をする
の「こつこつ」の語源にもなっている。

この「兀」は、「高い山の頂上に広い平地があり、しかもその平地に木が
一本も生えていない」様子を形象的にとらえたものだという。「木のない
山だから、どんな大風が吹いてもビクとも動かない」という意味がなり、
そこから兀兀は「心を一方に注いで動かない。努めて休まない」という意
味になったらしい。

そして、道元の教えの中で、呼吸法についてのものがあるが、
その中でもこの兀兀が出てくる。
「鼻息微かに通じ、身相既に調えて欠気一息し、左右揺振して兀兀として
坐定して・・・・・」
でも、これじゃよくわからなんという人、剣道の授業を思い出してほしい。
(男子生徒が少なくなっても今もやっているよね?)

吐く息を細く長く吐くというようなことを教わらなかっただろうか。
これが、上記でいっている呼吸法のひとつ。

そして、この呼吸法をしながら、何をしていましたか?
たぶん、授業では、親指と親指がつくかつかないかぐらいにして、精神の
集中をへそのあたりにおくというようなことを言われなかっただろうか?

繰り返しになるが、
兀兀とは、山のように不動に見えるからといって、何もしていないというこ
とではない。心を一方に注いで動かない。努めて休まないことである。
つまり、
兀兀地とは、その兀兀の姿勢のことをいっているのではないであろうか。
まー、坐禅の別称という話もありますが。

とにかく、何事も山のように動いているように見えないけど、
実際には、何かに向かってコツコツと地道に進んで実行していく。
(本当の兀兀地とはちょっと違うかもしれないけど)

自主自立の精神といい、兀兀地の精神といい、今何か見失っている
ものを思い出せてくれますね。

長くなってしまった。
単なる自己満足です。

でも、間違っているかもしれません。
何か知っているという人、情報くださいね。

コメント(4)

おぉ!めちゃめちゃ見慣れた言葉がトピに…!!

剣道部OBです!!新卒ですが…。剣道部員は兀々地と書いてある手拭いを持ってます。
試合など特別な時に使いました。

私もあまり深い意味は知らないんですが…
「何事もこつこつ地道に」という意味合いだったと思いますよ。
昔、剣道部には湯野先生というとてもとても凄い先生がいらっしゃって、
その先生がおっしゃっていたお言葉だそうです。

兀々地の隣にある「非思量」も湯野先生が常々おっしゃっていた事だそうで、
大会の開会式なんかでは役員の先生がこの言葉のお話をされます。
そのたびに「九段ってやっぱり凄いなぁ…」と思いました(^^)

剣道部の先輩いらっしゃいますか〜?
お、さすが剣道部。

意味的にはなんとなくあっていますね。

非思量という言葉も、調べているときにでてきました。

でも、これって難しいですよね。
感じ的には、

単に意識をしない無意識ということではなく、
意識しているということを意識することなく、意識する。

ということですよね。

よく言われている言葉を使うとすれば、
「意識していないのに、体が勝手に動く」
ということなんでしょうね。

なので、そのような状態になるためには、コツコツと
練習が必要だ、ということなんでしょうね。

奥が深いですな〜。
54代OBだけど、「兀兀地」の手ぬぐいなんてあったっけ?試合で使った記憶もないなぁ。
花火さん、2001年卒です☆うちの学年の剣道部の部長とは仲がいいですよー!!

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

東京都立九段高校ラブ 更新情報

東京都立九段高校ラブのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング