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学校嫌いの学問好き。コミュのニセ学生派宣言!!

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過激な思想書、「ニセ学生マニュアル〔逆襲版〕」の紹介です。

「学生は在籍する大学を、自分の偏差値に応じて選択する。社会的ステータスを確保する手段として、あるいは大学のイメージによって選択する。消費社会を泳ぐためのブランドを獲得するために。ニセ学生は、大学を<学籍=ステータスやブランド>としてではなく、<講義=知のライブを聴くところ>と見立てて、制度<学籍と上からのカリキュラム>を逃れて自由に往来することができる。


 本物の学生は、学籍のために、単位と卒業のために講義を聴く。ニセ学生は講義を聴きたいから、大学の教室に学籍もないのに潜入する。なぜか?それは、TVで顔を知った有名人をライブで見たいというミーハー心理だからだ。
 ニセ学生はつまらない講義に出る義理は何もないゆえに、往来自在な教室の闇の自由市場とすることによって、制度に庇護されていた学者を裸の状態でチェックすることができるのである。

 社会的権威からもイデオロギー的正義からも自由に知に向かうニセ学生のうち、若さと流行からも自由なもの。単位や卒業や、知的エリート意識や正義の側にいるという自己満足やらのためでなく、自分の中に、学問と思想と触れあわなければ生きていられない、どうにもならないデモーニッシュな必然性を抱え込んでしまったものたち。彼らは、その必然性を引き受け、ミーハーの限界を突き抜けたより自由な「独学者」としてその生涯をたどらざるをえない。彼らはニセ学生として知の「オタク」と化した自分の必然性を見つめ、そんな必然性を持ってしまった自分とは何かを知るために、そんな自分を生んだ現代とは何かを知るために、知に向かう、すなわち反省のために知的になろうとするのである。当然、その営みは、与えられた既成の学問を習得しそのルールに従って論文をまとめる類ではない。社会と、あるいは自然や人間との絶え間ない終わりなき対話の中から、それまでの膨大な知識を編みなおす方向を見つけさらに新しい知識を蓄えてゆく果てしないプロセスとならざるを得ない。

知への必然性を自覚してしまったニセ学生にはもはや卒業はありえない。


権威ある学問の特徴は、なんといっても役に立たないことだ。語学や医学や工学や農学や家政学や海洋学やらの実用的部分を除いて、学問はおよそ実用と離れた観念操作の営みといえよう。役に立たない学問、知の体系や純理論が、なぜ社会的権威を持ったのか?日本の学歴社会と偏差値地獄を考えてみよう。本来、近代教育とは、こどもを幼児期から親をはじめとする働く大人たちと隔離し、年齢別にさらに隔離して同じ方向に座らせ、非日常的な知の言葉を聞かせることで身体を加工してゆく装置だった。それによって、こどもたちは親や年上の子供から人間関係と仕事の実用的ルールを教育される時間を奪われた。同じ方向を向いて、共通の目標に向かって競争する身体を作り上げ、他方で実用の知恵から隔離する。これは共同と自治の能力を退化させて、資本主義管理社会の部品へと子供たちを育て上げる教育にほかならない。露骨な実力競争を嫌う日本の年功序列システムが身分と階級の没落したあとに設けたのは、こうした人間改造の徹底度において、人間を選別することであった。



英語圏の国民がわからないようなトリヴィアルな英文法や微積分方程式や化学記号や歴史記号(つまり英会話や数量的問題把握力や合理的思考力や歴史感覚でない)の知識が、官僚や医者やビジネスマンらエリートの資格を意味するナンセンス、これがたとえば世襲社会や宗教的修行者が無常の尊敬を受ける社会よりも健全と思えるならば、それはあなたがこの社会のルールにどっぷりつかってしまっているからに過ぎない。受験勉強の暗記と真言陀羅尼を唱え経文を写す修行とどれだけ違う?


大学をは、いくつかの別個の機関に分解できる。一つは入学試験と定期試験による資格認定機関。そこでは四年間のモラトリアム生活の便宜を社会に図らせるための、アルバイト資格証明、学割証明である学生証と、社会的ランク証書としての卒業叢書が発行される。次には、人気講義を中心とした多目的ライブ・ホール。また、語学をはじめとする専門技能学校と法律、会計など国家資格予備校、そして諸学の専門研究所である。 」


以上、長い引用は、「ニセ学生マニュアル〔逆襲版〕」 浅羽通明 徳間書店 (1989) より



つまり、どういうことかというと、ニセ学生は、大学にとらわれないのです。東大だって、早稲田たって、慶応だって、聴きたい講義があれば、忍び込んでしまえばいいのです。名物教授の講義だって、大学の所属に関係なく、潜入して聴いてしまえばいいのです。

もはや、卒業なんてどうでもいいのです。単位なんて、くそ食らえ!!

というわけで、忍び込みたい人、実際忍び込んだ人、意見を聞かせてください。

コメント(5)

ちなみに、これは三部作だそうで、三つ目の[死闘版]もヤバいです。(一つ目はまだ未読。)
今年は、僕は留年したくないので、動きません。
卒業することを、諦められません。
どうでもいいことですが、僕は英語を半年間まったく勉強していません。つまらないし、いらなそうだし、半年間英語なしでも生きてこれたし・・・。

しかし・・・
 英語を勉強しない
=英語の単位が取れない
=必修単位が取れない
=卒業できない
という、困った状況になってます。こうなってくると、もう単位とか、卒業とか、どうでもよくなってくる今日この頃・・・。
さらにどうでもいいことですが、男は、精力的に活動すると、将来はげるらしい。

ということで、毎日真面目に学校にいってるやつなんて、はげちゃえばぁ?

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