mixi法律相談所コミュの仮登記の効力について相談させてください

初めて相談させていただきます。
実は3月に韓国で初公判があります。
舞台は日本ではなく韓国なのですが、韓国も日本の民法を基礎に
法律を定めているとのことなので、
知る限りで結構ですので、アドバイスお願いします。
韓国に、相続でもらった父名義の土地がいくつかあるのですが、
5年ほど前に、父の実の妹に「韓国の土地を管理したいから、兄弟みんなで1度韓国に行かないかしら？」と話をもちかけられたのが発端です。父は5人兄弟の長男で（姉・父・弟・妹・弟）す。
当時、父名義の韓国の土地では、無断で韓国の親戚が農作業をしてました。弟と妹が、親戚が農作業してる代わりに彼らからお金を取らないといけないと言うので、親戚からお金をとるよりも兄弟が管理したいということなら、1度話を聞きに行こうと韓国に行くことにしました。
ここからは父の回想録です。
※他の兄弟は韓国語が話せますが、父は韓国語がほとんど話せません。
韓国に到着後、空港に韓国の親戚（農業をしてないまた別の親戚）が出迎えてくれたそうです。その足で事務所らしきところ（今思えば司法書士事務所だと思う）につれていかれ、その親戚が差し出した白紙（何も書かれてない）に拇印を押せと言われ、言われたとおり拇印を押したとのことです。父はその紙が土地の管理に使用するために必要なものなのだと思ったとのことです。
その後、また別のところに移動したとのこと。（今思えば登記所だそう）そこで、父は何もしなかったそうです。後で知ったことによると印鑑証明を発行されてたΣ(ŎдŎ|||) そうです。。妹と親戚が、本人（父）はすぐそこにいるから、印鑑証明を出せと登記所の事務員に言ったみたいです。

その夜、兄弟+親戚とお酒の席で、
次男が「ポーギ（韓国語）カードゥンギ（韓国語）」と発し、
他の人たちも一緒に「そうだ！そうだ！」と言っているので、
自分のわかる日本語で話せばいいのに、やたらと韓国語を使うことに嫌な予感がし、
父は親戚を呼び出し、「一体カードゥンギとはなんだ？」と聞いたところ、親戚が「本登記が強いから、おまえはなんの心配もするな。」と言ったことを聞いて安心したそうです。
食事の席にもどってくると今度は兄弟がそろって「兄貴はこの際土地を放棄しろ！そうだ、放棄しろ」と日本語で言ってきたので、
すごく腹がたち、カッとなり「勝手にしろ！」と言ったとのことです。その後に、もみ合いのケンカになり、最終的には父が「
今日押した拇印も、なにもかも無効だ！」と言い放って席を立ったとのことです。
日本に帰国後、私の母に「カードゥンギってなんだ？」と聞いたところ、それが『仮登記』だということをそこで初めて知り、大急ぎで実印を探しましたが、いくら探しても実印はありませんでした。
他人に勝手に実印を使われては困ると、内容証明を兄弟達に送りました。
「実印の別途使用を禁ずる」といった内容です。（2月14日付けと郵便局の丸印が押されています）

祖母が生きているときに、実印と韓国の土地の登記簿を報告しに書類と実印を預けたていたことを思い出し、祖母の家（＝今では次男が住んでいる）に行き、次男に実印を返せと問いただしたところ、次男が持ってないというので、妹がきっと持ってると考え、妹の家に行きました。
妹は最初は持ってないと言い張りましたが、やはり父の実印を持っていました。
今年の夏、韓国に行き登記簿を確認したところ、
本登記（父）の下に仮登記（妹の名前）が入っていました。
【売買予約による仮登記】と書かれていました。
中には父の名前が抜かれ、完全に妹の名前のみの登記となっているものもありました。

父はまさか兄弟たちにだまされるとは思ってなかったと言っています。次男と三男の名義の土地だったところは売買済みとなっています。次男、三男は妹からいくらかお金をもらったとのことです。
そのお金というのも、実際の地価で売ったのではなく、地価の１割程度のお金で売買したと聞いています。
父は妹からお金は一切受け取っていません。（妹は次男に父の分のお金を預けた、父が受け取らないだけで、払っているというスタンスです）

３月に仮登記抹消登記と所有者移転登記のための訴訟を起こすのですが、妹もまた、売買契約済みの訴訟を起こすと弁護士を立てました。
裁判がどうなるか不安です。
負け戦になるんでしょうか。

コメント(7)

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[1] mixiユーザー 01月18日 17:53

本件では　仮登記どうこうということより　その元になる実際の法律行為に関してのトラブルですよね。

お父様としては　訳もわからず　委任状に拇印し、登記された（名義変更は自分の意志に基づくものではない）ということですので、そこらへんを立証していけば　名義は取り戻せると思います。

わからないのは　

１．韓国でも実印制度はあるのか？

１．拇印を押したとのことですが、これに関して印鑑証明書が　　発行されたということですか？

１．権利書はどなたがもっていたのでしょうか？

日本の登記制度に関して言えば、名義を換えるには

実印

印鑑証明書

権利書

これらが必要になります。　それぞれ本人以外は持ち出しが厳しいものです。

[3] mixiユーザー 01月18日 18:21

たけぼんさん有難うございます。

１．韓国でも実印制度はあるのか？
　⇒あると聞いてます。

１．拇印を押したとのことですが、これに関して印鑑証明書が　　発行されたということですか？
　⇒妹が父のサイン入りの相続放棄の書類を持っていると主張して　　るので、父が拇印を押した白紙の紙は相続放棄のための書類と　　思われます。

１．権利書はどなたがもっていたのでしょうか？
　　⇒登記制度に必要なものは実印と印鑑証明書のみだと思ってい　　　ました。権利書とはどういうものでしょうか？

父は実印を持たずに韓国に行ったので、もちろん仮登記をされてしまうとは思ってもいなかったとのことです。実印がどんなに大切なものかも知っています。。。ただ、印鑑証明の発行は本人意外の第3者でも可能と聞いています。

[4] mixiユーザー 01月18日 18:35

１．韓国でも実印制度はあるのか？

あります。
日本のよりも立派な地紋入りのＡ4サイズの証明書が交付されます。

>父は実印を持たずに韓国に行ったので、

韓国で登録された実印のことですか?
では、妹さんが隠して持っていったのか、その場でまた新しく別のはんこで実印登録手続きを知らずにされてしまったのか。現在の韓国実印はどれなのか。それとも日本の実印と印鑑証明書も利用できるのか、日本では印鑑登録していますか?

[5] mixiユーザー 01月18日 22:03

権利書とは　例えば　ＡさんがＢさんに不動産を売った場合、
その名義変更手続きをしたときに　法務局がＢさんに対してだす証明書のようなものです。　その後ＢさんがＣさんに売ったりしたときなどに必要になります。（あくまでわかりやすく表現しています。）

とぴ主さんは　訴えを起こすということであれば　弁護士をたてるんですよね。でしたら　裁判の見込みは弁護士に尋ねるのが一番かと。。。

[6] mixiユーザー 01月19日 00:51

日本法だと詐欺の場合は善意の第三者に対抗できなかったと思います。
ただ、今回の場合は、まだ善意の第三者に売却されていないので錯誤で戻せる気がします。

しかし、妹は相当な悪ですね。実印を渡したお父様も無用心ですが、完全な犯罪ですね。

ちなみに権利書ではなく権利証です。

司法書士の方はいませんか？

[7] mixiユーザー 01月19日 09:15

＞くろきよさん
韓国で登録された実印のことですか? ⇒　その通りです。

では、妹さんが隠して持っていったのか、その場でまた新しく別のはんこで実印登録手続きを知らずにされてしまったのか。
⇒祖母が生きていた時、韓国の土地が他人の名義に変更になっていたことがありました。兄弟達の委任のもと、父が長男として韓国に行き、名義を父や兄弟の名前に戻す裁判を起こし、無事取り戻せました。帰国後、その報告のため、祖母に登記簿と実印の何もかもを渡したそうです。実印を渡すなんて軽率な行為だと思いますが。その実印を当時祖母と一緒に住んでいた次男が妹に渡したと思われます。妹が隠し持っていて、仮登記の手続きの際実印を押したところを親戚が見たとのことです。

現在の韓国実印はどれなのか。それとも日本の実印と印鑑証明書も利用できるのか、日本では印鑑登録していますか? ⇒日本の実印と印鑑証明書は利用できません。日本での印鑑と韓国の印鑑は別のものです。

＞たけぼんさん
その通りです。本来は弁護士に相談するのが一番なのですが、
１度、その弁護士に会ったことがあるのですが、仕事の依頼をしたものの、立ち会う人はアシスタントでなんとなく私は信用をおけません。。。

＞よこさん
まだ、第三者には売買されていません。いくつかの土地のうち完全に妹の名前に変更になったものがありますが、第三者に売られないように裁判所に処置をしてもらいました。

皆さん、長々とお話を聞いて頂いて有難うございました。゜（゜´Д｀゜）゜。　

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