夜行列車コミュの２０系客車

夜行列車＝ブルートレインの全盛期を象徴した客車といえば２０系客車である。
２０系の最大の特徴は、完全空調でそれを賄う為の電源車＝ディーゼル発電機がついていることで、統一したサービスが提供出来ることや、Ａ寝台がプルマン式開放、Ｂ寝台が５２㎝の三段式だったことに特徴がある。

昭和３３年の博多あさかぜが始まりである。
当時は動く

と絶賛された客車は後にも先にもないといえる。

コメント(15)

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[1] mixiユーザー 02月25日 05:34

寝台特急あさかぜ＝東京～博多はＡ寝台プルマン式の他に、一人用個室のルーメットの他に、二人用個室のツインまで、あり、バブルの頃に登場した北斗星やトワイライトエクスプレスでさえ、及びもつきませんでした。

[2] mixiユーザー 02月25日 08:57

２０系客車はあさかぜから始まり、寝台特急に拡がりました、しかし１４系以降の新型客車等が投入されて来ると、５２㎝しかない寝台が嫌われて特に寝台急行銀河、天の川、新星、十和田３・４で投入されるようになると、２０系使用の寝台特急のあさかぜ１・４、北陸、北星、あけぼのは不評となり、それが原因であけぼのを最後に撤退していくことになりました。

[4] mixiユーザー 02月27日 06:15

>>[003]
おがは元々は１４系座席車オンリーで、津軽は２０系客車でした。
あえて津軽とおがの編成交換をしたのは、津軽の自由席３両しかなく混雑が著しく、おがの運転期間を延長せざるを得なかったからです。
さらに２０系客車で寝台特急ではいくら臨時でも苦情が出るのは当たり前です。
２０系客車にとって、致命的だったのはＢ寝台の幅が５２センチしかなかったことです。

あさかぜの失敗は２０系客車の象徴だった、Ａ寝台の一人用個室ルーメットや二人用個室を外したことが挙げられます。

[5] mixiユーザー 02月27日 13:30

２０系の急行格下げ転用は昭和５１年の寝台急行銀河、寝台急行天の川、寝台急行新星で始まり、昭和５２年の急行十和田３・４、昭和５３年の急行だいせん、さらに１２系混結方式はかいもん、日南、さんべ、ちくまといった列車で行われました。
昭和５７年の１４系の急行転用はまりも、利尻、大雪、きたぐに、妙高、能登で行われました。
西日本が２０系、東日本が１４系という結果になりました。

[6] mixiユーザー 03月03日 14:45

２０系客車が動く

といわれたのは、完全空調の上に、見た目の美しさからくる編成美であり、食堂車も電気レンジであり、Ａ寝台もAmericaのプルマン式寝台に個室もルーメットと呼ばれる一人用個室に、２人用個室まで付いていたからである。
但しブルートレイン自体からしてビジネス旅客や団体旅行の客が対象で、食堂車の雰囲気も

という印象だった。
女性＆子供向けの宿泊施設でなかった。

[7] mixiユーザー 10月17日 16:56

２０系客車が動くホテルと絶賛された理由のもう１つはこれである。
運転する機関士・釜焚きする機関助士を始めとして車掌の他に客室乗務員といわれる寝台セット及び解体要員の他に売店の店員や食堂車の従業員等が乗務していたからである。

ようはホテルに代表されるような人的サービスを備えたような列車だからである。

[8] mixiユーザー 04月15日 06:34

２０系客車の歴史は新型車両の寝台特急投入に伴うお下がりを活用しての夜行急行列車からの寝台特急列車格上げにも充当されました。
客車寝台ゆうづる、あけぼの、日本海、つるぎ、下関あさかぜ、瀬戸、出雲等が主たる例でこれらは昭和４３年～昭和４６年組の世代です。
さすがに二段式Ｂ寝台が登場した上に山陽新幹線が開業した昭和４９年組である北星、北陸、安芸等の時は特急列車としては短距離の上にベッドが窮屈な上に三段式でパーソナルスペースが窮屈な２０系客車の評判は宜しくありませんでした。
昭和５１年組の銀河、天の川、新星といった寝台急行列車に格下げ転用されたら苦情が出るのは当たり前だといえます。

[9] mixiユーザー 05月07日 09:01

ゴールデンウィーク旅行で九州に行って、その途中、福岡の貝塚交通公園に展示されている 20 系客車を見てきました。屋根なし、雨ざらしでの屋外展示ですが、2 年ほど前にクラウドファンディングで再塗装や外装の一部修理などが行われていて、とても綺麗な状態でした。
新型コロナウイルスの問題が起きる前は室内も見れるようになっていたようで、ドア部分の外側に階段が付けられていて、室内にも、室内に入った人向けの説明版などがありましたが、行った時には閉鎖されていて、少し残念でした。

[10] mixiユーザー 05月08日 15:41

>>[9]写真のアップありがとうございます。

[11] mixiユーザー 05月10日 06:34

急行津軽が２０系客車が一時期使用されたのは車両需給の関係や運用効率の関係からです。
急行津軽は出世列車といわれてＡ寝台の需要が多かったのと、似たような方面で車両運用を共通化したがったからです。
八甲田・十和田は１２系座席車、津軽・天の川は２０系客車、能登・妙高は１４系寝台車＋座席車。
特急出羽誕生の経緯は車両需給＝２４系客車の関係と特急あけぼの・北陸とのバランスの問題があるからだといえます。

[12] mixiユーザー 04月02日 06:54

特急あけぼのを最後に２０系客車が寝台特急から撤退していきましたが、これは特急ゆうづるの一部が国鉄の相次ぐ値上げで需要が落ちたことに加えて、急行十和田３・４号、特急北星があるから二段式寝台で運び切れるような需要しかなくなったことによる二段式寝台への取替によって捻出した結果としての車両取替である。

[13] mixiユーザー 04月18日 06:26

２０系客車フル編成で最後まで残存したのは、急行だいせん（大阪～大社)でした。

[14] mixiユーザー 09月17日 20:27

２０系客車が、動くホテルと絶賛されたもう１つの理由は、電源車に電気設備を点検する検査員が乗務していたという点だ。

[15] mixiユーザー 11月28日 17:40

昭和４９年度辺りからの、２０系客車の評判が宜しくなかったもう１つの理由は、東海道・山陽本線系統での、使用済みの車両の使い古しの上に、他の寝台特急が機動力に富んだ５８３系電車、ベッドの幅が広い１４系・２４系客車を使用しているからである。
昭和５１年の急行銀河への２０系客車格下げ使用は、特急つるぎの二段式寝台への取り替えによる使い古しで、奇しくもブルセラ世代（昭和５０年～昭和５４年)の女子が生まれた年でもある。

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