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来たれ!DMくらぶ!コミュのGOROの闘病人生【糖尿病編】 Part20

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【健康な食生活とは?】 (2007年05月16日 投稿)

Iさんからの問題提起がありましたので、
それに応える形で私なりの考えをアップしてみたいと思います。

最近、テレビや雑誌などで様々な健康情報が氾濫しています。
「○○を食べると健康によい」
「ダイエットには○○を食べると効果あり」
「○○によってガンが治った」
「○○で糖尿病が良くなった」などなど・・・・。

さて、果たして、これらの情報は正しいのでしょうか?
本当に健康にいいのでしょうか?

食事と健康に関しては、諸説入り交じっていて、どの情報が正しくてどの情報がウソなのか、我々素人には判断が難しくなってますね。でも、どんな食べ物にせよ、共通して言えることは「特定の食材を過剰摂取しないこと」が大原則、ということではないでしょうか?

いくら体にいいと言われる食べ物でも、食べ過ぎれば体をこわします。健康食品の類もサプリメントもそうですが、あまり頼りすぎるとかえって体に悪いことがあります。特に、持病があって薬を服用している場合、健康食品やサプリメントの摂取によってかえって病状を悪化させる危険性もあります。主治医に相談もせず、安易に健康食品などに頼るのは危険と考えるべきです。

N先生(整形外科医)が牛乳の安全性について書かれていますが、たとえ牛乳が体に悪いという説が正しいとしても、1日にコップ2〜3杯くらいなら普通に摂取していても問題はないでしょうし、S先生(内科医)が書かれているマーガリンの安全性についても、トーストに塗る程度の摂取量であれば健康を害するということはないような気がします。

私は糖尿病という持病があるので、糖分を多く含む清涼飲料水やお菓子の類は極力控えています。しかし、普段の食事でも、食材に含まれる炭水化物や調味料が意外に曲者で、あっさりした食べ物でも意外に血糖値に影響したりします。健常者なら気づかずに何気なく食べているものでも、私の場合は食材の中に含まれている「見えない糖分」を血糖値の変化で知ることができるのです。

でも、良く誤解されがちなのは、「砂糖は体に良くない(肥満の元)」とか「糖分(炭水化物)を一切摂らないダイエット法がいい」と言われていることで、実はこれが大きな間違いだったりするのです。

砂糖1gの持つエネルギーはわずか4kcalです。それに対し、体重を1kg増やすのに必要なエネルギーは7000kcalと言われています。「砂糖=肥る」と考えられがちですが、単純に計算して、砂糖を1.7kg以上も食べなければ1kg太ることはできません。1杯のコーヒーにわずか5gの砂糖を入れる程度のことでは肥ったりしないのです。肥ってしまうのは、甘いものに含まれる砂糖よりも、卵や乳製品、などの材料に含まれる脂質を摂りすぎてしまうからなのです。さらに、1日3度の食事でも、脂質を多く含んだ食品(揚げ物や肉類など)の食べる量が多すぎるからなのです。つまり、高脂肪食などによるカロリーオーバー。

また、悪者扱いされがちな砂糖の名誉を挽回するために書きますと、脳は炭水化物や砂糖を分解して得られる「ブドウ糖」しか栄養源として利用できません。つまり、炭水化物(糖分)を全く摂らない生活を続けると、そのままでは低血糖になって脳がダメージを受けてしまうので、体内の脂肪や筋肉を分解してブドウ糖を作り、脳に供給しようとします。

当然そうなれば分解された分だけ体重は落ちますが、体が「飢餓状態」と判断して自らの身を削る(脂肪や筋肉の組織を分解して糖分を作る)ことによって生命をつないでいる状態なので、決して体にいいことではありません。むしろ、脂肪を分解する際にできる「ケトン体」という有毒物質によってかえって危険な状態を招きます。糖分の摂りすぎはもちろん体に悪いですが、神経質になりすぎるのも危険なのです。

私の場合は血糖値に全く影響しない人工甘味料も積極的に使っていますが、この人工甘味料の安全性についてもいろいろなことが言われています。しかし、これもまた「過剰摂取」さえしなければ特に心配する必要はないと主治医に言われています。

私が食事指導に関していつも主治医に言われることは、「昭和時代の食事に戻しなさい」ということです。つまり、日本人は太古の時代から雑穀や野菜を主食にし、魚やわずかな獣の肉を貴重なタンパク源として摂取していたわけですが、ごく最近(ここ20〜30年)になって動物性のタンパク質や脂肪が大量に含まれる西洋式の食生活が生活に定着するようになって、その結果としていろいろな生活習慣病が問題になってきたという経緯があります。だから、日本古来の和食(炭水化物を主な栄養素に持つ植物性の食材)中心の食生活は、もっとも日本人の体質にあったものであり、そういう食事を中心に腹八分目の食生活をしていれば健康を害することはない、という考え方です。栄養バランス的に言えば、(カロリーの比率で)炭水化物が50%、タンパク質が30%、脂肪が20%、この割合で摂取するのがベストだと聞いています。

野菜については1日に350gは食べなさいよ、とよく言われますが、生野菜や温野菜といった、形のあるままの状態で食べようとすると、どうしてもマヨネーズやドレッシングが必要になり、結局余計な脂肪分などを摂りすぎてしまいます。だから、私はある程度野菜(煮物などを中心に)も食べますが、それにくわえて毎日必ず野菜ジュースを1本ずつ飲んでいます。果汁や糖分を加えて飲みやすくしたものではなく、100%絞り汁のみの野菜ジュースです。最近は揚げ物もほとんど食べませんし、肉よりも魚中心の食生活を心がけています。

これで毎月血液検査を受けていますが、うつ状態がひどいときの過食が原因で太ってしまっていることと、血糖値が高いこと以外は健康そのものです(うつ状態など精神的な症状は別の話になりますが)。動脈硬化の検査でも、私は20歳代の血管年齢と診断されています。これを維持できる食生活を送ることが必要です。

外食の場合はどうしても脂肪分が多くなり野菜が不足するので、他の食事で脂肪分を控え、野菜を多く摂取することでバランスをとればよいと言われています。1食ごとに栄養バランスを考える必要はなく、1日のトータル、一週間のトータルバランスでつじつまを合わせれば問題ないと聞いています。

健康食品やサプリメント、様々なダイエット法などなど、氾濫する情報に惑わされないで、基本的な食生活を見直すことで、本当の意味での「健康」を手にしてみたらいかがでしょうか?
投稿者 turry : 2007年05月16日 14:30



【読者から頂いたコメント】

・Aさん
『母乳で育てるコツ』など山西みな子さんの本を読むと、おっぱいを飲みたがらなかった赤ん坊が、お母さんが乳製品を控え、それこそ昭和の食事を中心にするとゴクゴク飲みだすという例がたくさんあり、やはり授乳なり闘病なり体の力が必要なときには体質に合った食事がいいんだなと素直に思えました。牛乳を飲まないのはやってみようとしましたが、やはり、飲まずにいられません。玄米もおなかを下すので食べられません。人がどういおうと、自分の体質、体の声にそった食事を摂ることが基本なんだなあと思っています。


・Bさん(1型糖尿病・うつ病患者)
私自身は、特に「あるある」的な食生活改善法には当初から興味はありませんし。実行したこともありません。日本人特有のメディアに踊らされやすい国民性にも問題があると思います。遺伝子組み換えなどを拒絶すれば、インスリン自体が遺伝子組み換え製品ですから、そんなこと言ってはいられません。

追伸になりますが、まことに低賃金ながら、今連発する低血糖に戸惑いまがらも12万程度の収入となりなんとかしてます。かなりくたくたですが・・・・。最近は抗うつ剤(リーゼ、ドレトミン)を服用するようになってから無自覚低血糖になってきていることに強い不安を感じています。薬のせいかそれとも低血糖に慣れてしまっているのか疑問ですが、血糖測定して初めて「LO(低すぎて測定不能)」という経験をし、しばしば繰り返しているので、大きな不安を抱えています。


・GORO
Aさん、授乳の件、初めて聞いたお話ですが、なるほどと感心いたしました。やはり食生活を見直すことは赤ちゃんにとっても望ましいことなのですね。

Bさん、私も、メディアで色々紹介されるちまちまとした健康法にはほとんど興味がありません。特にお昼の時間帯に毎日やっている某番組では、毎日のように健康情報が取り上げられていますが、じゃぁ、それを全て実行すれば健康になるのか?といったら、答えは「否」だと思います。基本的な生活習慣を見直しもせずメディアの情報に踊らされていれば、効果がないばかりか、逆に健康維持に支障を来す面もあると思います。

無自覚性低血糖が心配とのこと。これはやはり薬よりも低血糖に慣れてしまっていることが原因だと思います。食事の量や質に合わせて適宜インスリンの投与量を加減すること(打ちすぎないこと)が必要なのではないでしょうか?神経障害などの合併症が出ていなければ、低血糖が起こらない状態を維持することで、無自覚低血糖はじきに治ると思います。


・Cさん
Aさんは玄米を身体が受け付けないんですね。私は玄米ご飯がすっかり気に入って、今では白米を食べると味気なさを感じます。自分の体質、体の声にそった食事を摂ることが基本というのは私もそうだと思います。まずい、嫌いと思いながら健康のためと無理して食べたり飲んだりしても、体が受け付けないでしょう。好きだからと同じ物ばかり食べ続けるのは注意ですが。


・Dさん(内科医)=本文中に出てくるS先生
現代社会では、体に良いものばかりを摂ろうとしても難しいことは確かです。必要以上に神経質になることはないと思います。あるいは、健康に良くないとわかっている、けれども好きで止められないという食べ物もあるでしょう。それは、ある程度しかたがないことです。

私が最近の記事で伝えたかったことは、むしろ、健康に良いという情報のために、わざわざサプリメントをのんだり、牛乳を飲んだり、バターからマーガリンに変えたり、1日30品目以上とろうとして、そのために却って健康を害している例があることです。

このようなことは情報を修正することで簡単に止めることができるはずですから。


・Bさん
低血糖の回避・・当然インスリンの減少や捕食等にて対応はしますが・・運動量の影響もありますし、急激な運動などはてきめんに低血糖を誘発します。基礎分泌枯渇でブリットル型ですのでR、Nでの管理では厳しいのが現実とも感じます。ログ、ランタス(現状新規処方中断)が好ましいですが・・。年齢的にも仕事さがすのは厳しいです。ましてや通院問題が絡みますと希望職どころではありません。


・GORO
運動で低血糖になるのは致し方ないことですね。
でも、運動(運動量が増える仕事)を始める前に缶ジュースや飴、ガムなどで糖分をあらかじめ補給しておくことは不可能なのでしょうか?血糖値測定で「Lo」を示すような状況をたびたび経験することはいろんな意味で危険なような気がします。


・Bさん
もちろん自己管理の手段として行います。今のところたおれてはいませんが・・・。危険ですよはっきり申し上げて。

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