文學界コミュの2008年5月号

2008年5月号 / 4月7日発売 / 定価950円（本体905円）

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【短期集中連載第一回】

四国八十八ヶ所感情巡礼車谷長吉
遍路道で野糞をしながら考えた。人はなぜ極楽に行きたがるのか。
創作
月食の日木村紅美
ヤドリギの音蜂飼耳
かわいそうな鬼文學界新人賞受賞第一作
田山朔美
フル母井村恭一
連載小説
常夏の豚第十七回
矢作俊彦
チベットのラッパ犬第十七回

椎名誠
心はあなたのもとに第十二回

村上龍
海峡の南第五回

伊藤たかみ
象牙色の賢者新連載第二回
佐藤賢一
特集　松浦理英子の宇宙

【対談】

性の呪縛を越えて松浦理英子×川上未映子
樋口一葉の時代から続く「女流」という枷を超克し、セックス抜きでいかに女体を描くか
【作品論】

『犬身』、闘わない犬の物語斎藤美奈子
第3回三好達治賞発表

風景は絶頂をむかえ〔受賞詩集〕田中清光
【選評】杉山平一・中村稔・新川和江・宮本輝

我流芸術問答

ボーダレス創作宣言横尾忠則平野啓一郎
十年目を迎える小説家と「隠居宣言」をした美術家が明かすジャンルの垣根を超えた創作秘話

エセー

水火顛末松浦寿輝

波と雪と足跡と芳川泰久

井の中の蛙福澤徹三

連載評論
ニッポンの小説第四十回
全文引用（承前）
高橋源一郎

私のマルクス第二十二回
ソ連科学アカデミー民族学研究所（上）
佐藤優

文字の向こうに第五回
与謝蕪村の俳句
三宮麻由子

批評
アウトサイド・レビュー鉄道博物館
Ｏｋａ-Ｃｈａｎｇ

映画の頭脳破壊『ブレス』
中原昌也
柳美里〔ゲスト〕

文學界図書室
吉田修一『静かな爆弾』（田中和生）角田光代『福袋』（田中弥生）又吉栄喜『呼び寄せる島』（池上冬樹）楊逸『ワンちゃん』（石原千秋）柴崎友香『主題歌』（千野帽子）エイミー・ベンダー『わがままなやつら』（都甲幸治）
著者インタビュー　菊地信義『新・装幀談義』
コラム
カーヴの隅の本棚鴻巣友季子
ニッポンの名文山口文憲
鳥の眼・虫の眼相馬悠々
同人誌雑評大河内昭爾
新人小説月評橋本勝也
青木純一

日本全国文学ガイド（4月7日～5月6日）第106回文學界新人賞中間発表文學界新人賞応募規定執筆者紹介 Voice of Animals三沢厚彦
詩〈花火、逝く〉最果タヒ

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 04月26日 19:25

蜂飼耳「ヤドリギの音」をきのうきょうと通勤の電車の中で読みました。
最近睡眠時間をろくにとれてないからか。そんな本当なら電車の中で本など読まずに目を閉じていた方がいい様な状態で読んだからか、いまいち把握できませんでした。詩的なものがふんだんに含まれているのはすごく感じたのですが。
また脳が元気なときに読み返してみたい作品です。

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