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1967クロスカウンター

mixiユーザー 2011年05月14日 02:01

名王者　小林　弘氏のストーリーは、今のボクサーでは考えられないほどの激しく過密なボクシング人生だったことを改めて痛感させられた。

引退の際にプロレス＆ボクシングに掲載された氏の手記は、人柄が感じられる感慨深いものだった。

当時は、雑草王者と言われながらも地味な印象があったが、昨今の王者と比べると風格も技の多彩さも抜きん出ていた。

西城正三氏との一戦は、最後まで一進一退の攻防で、引き出しの多さで小林の手が挙がった。解説の海老原氏が後輩の西城を持ち上げようとする解説がほほえましく感じられた。

ワンサイドに攻めてダウンを奪い、最後の止めを誘うとした瞬間にカウンターで倒されたアルフレッド･マルカノ戦が忘れられない。

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