ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)コミュの第三千句 第五百韻『年立や』の巻

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
       百韻『年立や』の巻 
                   2012.1.7〜1.29
        
発句   年立や新年ふるし米五升       新年 芭蕉
脇      垣の薺ですます七草       新年 私
第三   健康も福も笑へば其処にゐて        ね子
4      何はともあれ先ずは乾杯        風牙
5    いざ友よ今ひとたびの夢を見ん       草栞
6      春泥を撥ね駆けるグランド    春  氷心
7    ながるるは駒鳥笛の音か昼の月    春月 禾
8      茣蓙にまどろむ観梅の宴     春  私

9    なるやうになるとあしたに腹すゑて     〃
10     意訳で歌う古きシャンソン       牙
11   義父となる人の好みを調べ上げ       ね
12     彼に取らせる心太草       夏恋 心
13   手の震え悟られまいと日焼け止め   夏恋 牙
14     吹替へなしに懸崖に立つ        禾
15   サスペンス2時間ドラマ型通り       栞
16     おやつにでもと蒸かす里芋    秋  私
17   都会では味わい難い月の色      秋月 心
18     敬老の日の集ひ和やか      秋  ね
19   カラオケは合唱になり童べうた       私     
20     蛙のカノン響く渓谷       春  栞
21   疲れたる脚をさすりて花の雨     春花 牙
22     草餅食いつ孫の出迎え      春  空秋
二オ
23   不覚にも嫁の実家に住む惣領        私
24     職場気になる日曜の夕         牙
25   繰越のできぬ有休消化して         私
26     よさこい踊りで海外遠征     秋  禾
27   望の夜は跳ねる玉兎も杵担ぎ     秋月 栞
28     いよよ秋気の満つる山ざと    秋  私
29   頼るべきよすが己の外になし        〃
30     二世議員に挑む新人          牙
31   朝虹に向かへば雨の匂ひして     夏  心
32     君を見初めし尾瀬の山小屋    夏恋 栞
33   胸元を広く開けるはサインだと    恋  牙
34     逆転サヨナラまさかスクイズ      ね
35   居酒屋で反省しない反省会         私
36     煤にまみれた三猿の額         心
二ウ
37   ジャイアンも婚活をする歳となり      ね
38     ガキ大将の消えし学び舎        牙
39   温室で育つたキュウリ行儀よく    夏  禾
40     妻のうしろに侍するスーパー      私
41   佳き女がをらぬものかと品定め    恋  心 ひと
42     口説きのテクは多分天性     恋  私
43   絆されて貢いだ果てに捨てられて   恋  栞
44     アイポッドにはいつもユーミン     牙
45   TPO散歩はお洒落の見せどころ      私
46     息を呑むよな丹頂の舞い     冬  心
47   日を浴びて光り輝く雪野原      冬  私
48     やがて霞の衣まとはむ      春  ね
49   大なゐを忘れじ花のある限り     春花 栞
50     持出袋に棒鱈とガム       春  禾
三オ
51   山歩き始めは装備ありあはせ        私
52     不意に訪ねし宿のもてなし       牙
53   丑三つに包丁を研ぐ気配あり        ね
54     明けには揚がる振売りの魚       心
55   そこここに鳥さりげなく集ふ浜       私
56     聖なる人の説教を待ち         栞
57   幼顔隠す化粧の夏休み        夏  牙
58     ハイビスカスを黒髪に挿す    夏  心
59   月桃のゆれる葉陰でくちづけを    恋  禾
60     おやの許さぬ逢瀬つかの間    恋  私
61   名作の裏に市井の実話有り         栞
62     圭三アナも逝きて十年         禾
63   万能のどうも╱╲を駆使をして       私
64     あれよ╱╲とトップ昇進        〃
三ウ
65   太閤も老いればただの子煩悩        空
66     お受験のため引越しをする       ね
67   テキサスかそれともユーロ圏内か      禾
68     ハムよりやはり好きなステーキ     牙
69   お中元迷ひ子どもに決めさせて    秋  私
70     盆に帰ると里へ一報       秋  〃
71   隠せども漏るる訛りの月の客     秋月 牙
72     把瑠都・欧州ちよんまげ結つて     禾
73   舶来の酒もこの頃安くなり         牙
74     漫画で仕入れ垂れる薀蓄        私
75   戦国の雄もイケメン競ひ合ふ        栞
76     忘れて人は過去を美化する       私
77   花の樹の下のあまたの屍よ      春花 禾
78     この世のほかにうつるかぎろひ  春  栞
ナオ
79   軍装を解きし女帝に春の闇      春  牙
80     一緒に夜の街に消えなむ        ね
81   いつまでもうぶなあなたをリードして 恋  私
82     着火剤さへあれば何とか     恋  禾
83   跳炭の危うさ知らず傍に寄り     冬  栞
84     値段につられ頼むてっちり    冬  牙
85   吊り橋の向こうに見える下関        心
86     諸行無常と吹くや浦風         私
87   白亜紀に想いを馳せる夏の暮     夏  牙
88     火星と並ぶ赤き月影       夏月 栞
89   見かけではわからぬ真の大きさは      私
90     浪人竜馬天下動かす          〃
91   船中に腰据ゑてこそ長たらん        栞
92     老いてますます短気急つかち      私
ナウ
93   小春日は春までの生願ひつつ     冬  ね
94     羽ばたく前の鶴の一声      冬  栞
95   歳だけは明治の父を追い越せど       空
96     若い気持ちの擡ぐ軟東風     春  私 もたぐ
97   下駄箱を気にしてバレンタインの日  春  牙
98     お返し怖く草餅を食ふ      春  ね
99   なべて世は呉越同舟花見船      春花 禾
挙句     飽かず眺むる清明の河      春  栞 
                             定座なし
                           __________
 初折表 12345678       (1〜8)   花一つ、月一〜二つ
 初折裏 12345678901234 (9〜22) __________
 二折表 12345678901234 (23〜36) 花一つ、月一〜二つ
 二折裏 12345678901234 (37〜50)__________
 三折表 12345678901234 (51〜64) 花一つ、月一〜二つ
 三折裏 12345678901234 (65〜78)__________
 名残表 12345678901234 (79〜92) 花一つ、月一つ
 名残裏 12345678       (93〜100)_________

<a href="http://is.gd/bmgQn"> 式目</a>  
<a href="http://is.gd/cZMY8"> 正風芭蕉流準拠十カ条</a>
<a href="http://renga.heroku.com/"> 投稿用</a> 

写真提供は<a href="http://photozou.jp/photo/top">フォト蔵さん</a>

コメント(53)

28     いよよ秋気の満つる山ざと    秋  私
29   頼るべきよすが己の外になし        私
30     二世議員に挑む新人          牙
31   朝虹に向かへば雨の匂ひして     夏  心
32     君を見初めし尾瀬の山小屋    夏恋 栞
33   胸元を広く開けるはサインだと    恋  牙
34     逆転サヨナラまさかスクイズ      ね
35   居酒屋で反省しない反省会         私
36     煤にまみれた三猿の額         心
二ウ
37   ジャイアンも婚活をする歳となり      ね
38     ガキ大将の消えし学び舎        牙
39   温室で育つたキュウリ行儀よく    禾  夏
40     妻のうしろに侍するスーパー      私
41   佳き女がをらぬものかと品定め    恋  心 ひと
42     口説きのテクは多分天性     恋  私
43   絆されて貢いだ果てに捨てられて   恋  栞
44     アイポッドにはいつもユーミン     牙
45   TPO散歩はお洒落の見せどころ      私
46     息を呑むよな丹頂の舞い     冬  心
47   日を浴びて光り輝く雪野原      冬  私
48     やがて霞の衣まとはむ      春  ね
49   大なゐを忘れじ花のある限り     春花 栞
50     持出袋に棒鱈とガム       春  禾
三オ
51   山歩き始めは装備ありあはせ        私
52     不意に訪ねし宿のもてなし       牙
53   丑三つに包丁を研ぐ気配あり        ね
54     明けには揚がる振売りの魚       心
55   そこここに鳥さりげなく集ふ浜       私
56     聖なる人の説教を待ち         栞
57   幼顔隠す化粧の夏休み        夏  牙
58     ハイビスカスを黒髪に挿す    夏  心
59   月桃のゆれる葉陰でくちづけを    恋  禾
60     おやの許さぬ逢瀬つかの間    恋  私
61   名作の裏に市井の実話有り         栞
62     圭三アナも逝きて十年         禾
63   万能のどうも╱╲を駆使をして       私
64     あれよ╱╲とトップ昇進        私
65   太閤も老いればただの子煩悩        空
66     お受験のため引越しをする       ね
67   テキサスかそれともユーロ圏内か      禾
68     ハムよりやはり好きなステーキ     牙
69   お中元迷ひ子どもに決めさせて    秋  私
70     盆に帰ると里へ一報       秋  〃
71   隠せども漏るる訛りの月の客     秋月 牙
72     把瑠都・欧州ちよんまげ結つて     禾
73   舶来の酒もこの頃安くなり         牙
74     漫画で仕入れ垂れる薀蓄        私
75   戦国の雄もイケメン競ひ合ふ        栞
76     忘れて人は過去を美化する       私
77   花の樹の下のあまたの屍よ      春花 禾
78     この世のほかにうつるかぎろひ  春  栞
ナオ
79   軍装を解きし女帝に春の闇      春  牙
80     一緒に夜の街に消えなむ        ね
81   いつまでもうぶなあなたをリードして 恋  私
82     着火剤さへあれば何とか     恋  禾
83   跳炭の危うさ知らず傍に寄り     冬  栞
84     値段につられ頼むてっちり    冬  牙
85   吊り橋の向こうに見える下関        心
86     諸行無常と吹くや浦風         私
87   白亜紀に想いを馳せる夏の暮     夏  牙
88     火星と並ぶ赤き月影       夏月 栞
89   見かけではわからぬ真の大きさは      私
90     浪人竜馬天下動かす          〃
91   船中に腰据ゑてこそ長たらん        栞
92     老いてますます短気急つかち      私
ナウ
93   小春日は春までの生願ひつつ     冬  ね
94     羽ばたく前の鶴の一声      冬  栞
95   歳だけは明治の父を追い越せど       空
96     若い気持ちの擡ぐ軟東風     春  私 もたぐ 
97   下駄箱を気にしてバレンタインの日  春  牙 
98     お返し怖く草餅を食ふ      春  ね
99   なべて世は呉越同舟花見船      春花 禾
挙句     飽かず眺むる清明の河      春  栞

ログインすると、残り15件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句) 更新情報

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。