名人治療家をめざそう！コミュの顔面麻痺、眼瞼下垂、腱鞘炎、腰痛・・

ご結婚前・・4年前に一度だけ、頭痛、肩こり、首コリで来院された女性でした。

Nさん（41歳）、現在、産後3ヶ月、
妊娠８ヵ月前に、耳鼻科にて左顔面麻痺と診断され
投薬処方で５ヶ月もすれば治ると言われたが・・

５ヶ月過ぎても、眼瞼下垂や、左顔面の筋力が戻らず、飲み物が左から漏れたりする
他の病院で左顔面の筋力を測定してもらったら、右の10％程度しかないとのことです。

また、少し前にギックリ腰になって・・今は落ち着いているが・・
腱鞘炎もあります・・と、8月24日の来院でした。

早速、動作確認しますと、左側全体が緊張状態で、背屈で腰痛が出てきます。

顔面神経や、三叉神経に関連する・・左側頭部・蝶形骨・頭頂骨の縫合部を診ると
異常が出てきますし（右はほとんど無し）
左腕神経叢は緊張状態で・・首周り～腕の筋肉が緊張状態ですし、
左前腕骨間膜、左背側骨骼筋膜、左中手骨靭帯にも異常が出てきます。（右はほとんど無し）

また、下肢も左に（腱、靭帯、筋膜などの）異常が集中的に出てきます。

改めて職業を聞いてみますと・・先日の患者さん同様、介護職でした。

かなり左半身に負荷がかかるようで、
顔面麻痺、眼瞼下垂、腱鞘炎、腰痛・・の原因は
「（左）手から～」「（左）足指から～」と、全て“同根”のようです。

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前腕骨間を締めますと・・
先日の患者さん同様、腕神経叢の緊張がなくなり
首周り～肩周りの筋肉の緊張が軽減されますし、「腱鞘炎も軽くなります！」と。

すなわち・・「手から～」（中手骨靭帯、前腕骨間膜の緩みから腕神経叢が働き）
腕の筋緊張が波及し・・
胸鎖乳突筋などが緊張状態になり、側頭骨を引っ張り、
三叉神経や顔面神経の出てくる縫合部に歪みを作って、神経を圧迫していると診ました。
（ここでは運動神経である顔面神経麻痺・・知覚神経である三叉神経痛は無いようです）

以上を彼女の体を使って、
なぜ顔面神経麻痺になったのか？
どうすれば治るのか？・・と説明し、納得できたようです。

まずは、下肢から、靭帯、筋膜、腱、骨膜の異常を『言霊・対話・徒手確認』で
検出を始め・・特に、左腕から首～頭蓋～顔面骨を丁寧に診ていき、「全身一括療法」。

再度、確認しながら、残っている異常を探していきますと、前仙腸靭帯部（骨盤部）と
上部胸椎～肋骨にも残りますから、「部分治療」や「胸推・肋骨一括矯正」にて

さらにもう一度、左顔面（縫合部）を中心に、
神経の異常や、長く麻痺していて筋力が低下している筋肉を
『言霊・対話・徒手確認』しますと、新たな反応が返ってきますので・・再度。

筋力そのものは・・数ヶ月間、麻痺状態でしたから、
その場では改善できませんでしたが、原因の特定はできましたから、
固定処置と、マッサージなどで筋力の回復を進めれば改善できると確信できました。

背屈での腰痛など他の症状は解消されていることを確認後

自分でもできる固定処置や、マッサージなどのアドバイスをして・・
様子を見てもらうことに

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神経麻痺というと・・私が「エネルギー療法」の必要性を感じ、
「エネルギー療法」の導入のキッカケを作ってくれた・・
頚椎損傷事故で四肢完全麻痺になった青年を・・ついつい思い出してしまいました。

平成9年10月～平成12年5月までの約2年半余り・・
毎週１回・・入院先の病院へ通い、また、自宅へ通いましたが
その間いろいろな“事件”がありましたね。

なんとかしてあげたいと・・彼一人のために数百万の自己投資もしましたが・・
彼のお陰で治療家として育てられ・・大きな実りとなって返ってきました。

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http://blog.livedoor.jp/tarikikikou/archives/51888889.html