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名人治療家をめざそう!コミュの「病気は“悔い改め”のチャンス」

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3月3日、桃の節句・ひな祭りの日は、
ようやく雪も消え、春めいてきていたのに・・寒の戻りで、外は再び真っ白です。


安保徹著『病気は自分で治す』から、私の治療体験も含めて
シリーズ的に取り上げてきましたが、今回で終了します。

以前、我が院の「予約カード」に
「病気・不調は自分の生活を見つめ直すチャンスです。」と書き込んでいました。

「病気は神からの愛だ」という人もいます。
昔の親は、子どもが間違ったことをした場合“お尻ペンペン”と、
(悪いことをすると“痛い”と)身で感じる躾けを行いました。

事故は別にしても、ほとんどの病気や不調は、自分の生活の中で作られるものです。
(事故さえも、因縁因果・・楽因苦果・・業:カルマと捉えるなら、
これも自分でつくりだしたものになりますが、ここでは、現世における生活習慣として)

しかし、自分の姿というものは、なかなか見えなくて、気がつかないもので、
病気・不調になって、初めて慌(あわ)てるものです。
ところが、自分自身でつくりだした生活習慣病を、薬任せ、医者任せにしては、
原因を解消したわけではないですから、再発するだけでなく、さらに重大化させていきます。

「生活習慣病」・・かっては「成人病」といわれていました。
時の厚生省が「生活習慣病」と名前を改めたことに、両手を挙げて賛成できるものでした。
しかし、現在の「生活習慣病」と、取り上げている「習慣病」のニュアンスは
「食生活習慣」に限られているように思います。

人間の「調節系」の基本は「自律神経系」であり、「防御系」は
自律神経に支配されている「顆粒球とリンパ球」(白血球)にあると・・
それらの破綻が病気の原因になっていると、「自律神経免疫療法」を提唱されている
福田−安保理論は、非常に明解で理解しやすいものです。

その自律神経系を乱す原因には、「食生活習慣」だけでなく「精神的ストレス」も
関わってきますから、「働き過ぎ」から身体を労り、
交感神経を過緊張させ「ガン体質」をつくる「生き方」や
逆に、副交感神経過剰優位から「アレルギー体質」を作る「生き方」を見直して
「病気は自分で治す」ものであると・・書かれていますが、尤もな話です。

私も、これまで、操体法の創始者である故・橋本敬三先生の
「病気・不調は、その人の“息・食・動・想・環”における生活習慣のなかで作られる」
を視点にして、患者さんと接してきました。
特に「動」=身体の使い方・・と、「想」=心の使い方・・
さらに“見えない世界”との関わり合いから「その他」を加えて、追求し
それなりの対処法・アプローチの方法も出来てきました。
「“環”における生活習慣」・・の中には、
治るものも治らなくさせている薬の副作用もあります。
こればかりは、我々、一治療家だけではどうにもなりません。

*******   安保徹著『病気は自分で治す』より  *******

p.11
【はじめに】

日本は昔から、地震や火山の噴火など、
さまざまな自然現象による被害を受けてきましたが、
最近では、台風による水害や土砂災害などが起こると、これを人災だとして、
行政の責任を追求する声が以前より多くあがるようになった気がします。
もちろん、実際に杜撰な工事のせいで災害になることもありますから、
ある程度はこのような考え方や見方をすることは必要でしょう。
 しかし、それが行き過ぎると、他人のせいばかりにして、
私たち自身の責任がおろそかになるのではないかと思うのです。
 
 この責任の所在という観点から、医療の場について考えてみましょう。
今の時代は多くの人が慢性疾患で苦しんでいます。
例えば、ガン、膠原病、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎、腰痛、高血圧症などです。
日本には大病院がたくさんあるので、
患者は病気を治してもらうために熱心に通いつづけています。
しかし、このような慢性疾患は、なかなか治癒に至らないというのが現状なのです。

これらの疾患では、ガン患者には抗ガン剤や放射線照射、膠原病患者には消炎鎮痛剤や
ステロイドホルモン剤といった治療が施されていますが、
これらはあくまでも対症療法であって、原因療法ではありません。

 確かに、これまでのように病気の原因が突き止められなければ、
対症療法もやむをえないものだったといえるでしょう。
ですから、あるガン患者が手術を受け、抗ガン剤治療を受けたにもかかわらず
ガンが再発したり、残念ながら死亡してしまっても、明らかなミスがない限り、
医師の責任が問われることはありません。
それは、医師も患者も、責任は医師側にはないということを、
お互いにある程度理解し納得しているからでしょう。

 しかし、これからは、このような状況から脱却する必要があるのです。
なぜなら、慢性疾患や難病と呼ばれているほとんどの疾患は、
患者自身の生き方の偏りに起因しているからです。

一例を挙げれば、長時間にわたる労働や心の悩みをずっと抱えているような生活です。
このような生き方は交感神経を緊張させ続けます。
交感神経が緊張しっぱなしになっていると、
やがて血流障害と白血球による組織破壊が起こり、
ついには膠原病やガンになってしまうのです。

 このような考え方を理解すれば、
自ずから患者は自分で病気をつくっていることに気づくことができるでしょう。
そして、それまでの生き方を変えることによって、病気を治してゆけるのです。

 これからの時代は、自分自身でつくった病気は自分で治すという、
いわば「患者責任」の認識が必要になります。
医療関係者も、患者にとってつらい対症療法は、
むしろ病気の治癒にとってマイナスになることを知って、
患者の生き方の無理を正し、サポートしてゆく流れに変わると思います。

 本書によって、現在までの医療の弱点と、「患者責任」という考え方を学んでください。
そうすれば、病気から逃れられる喜びだけでなく、
病気が治ってゆく過程に感謝の念さえもいだくことができるのではないでしょうか。
病気は私たちの生き方や考え方を正すために現れた光明だとさえいえるのです。

 さらには、どうすれば病気を予防できるのかも分かります。
すでに病気になってしまっている人も、今からでも遅くはないのだということが
分かっていただけると思います。

新潟大学大学院医歯学総合研究科教授(免疫学・医動物学分野)
安保徹著『病気は自分で治す』新潮社

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