名人治療家をめざそう！コミュの虚弱筋肉

筋力低下の原因には、
１）骨と骨をつなぎとめている靭帯・・（機械でいえばボルト＆ナットに相当する）
この靭帯の緩みから
（“必要性”があり、交感神経の働きによって）骨格筋の緊張を招き
緊張“させられた”分だけ、柔軟性が奪われ、筋力が低下する場合と
２）虚症的な・・虚弱筋肉による筋力低下があると診ています。

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28日（土）に、（私に興味を持たれたある最先端医療を手掛ける外科の先生から）
紹介されたH・Jさん79歳の女性が、トラック運転手で腰痛だと言う息子さんと
一緒に施術を受けに来られました。

彼女の場合は、左股関節大腿骨頭壊死から
平成21年6月10日左股関節人工骨頭置換術を受けられたようです。
退院まではそれなりに回復されたのですが
退院後しばらくして全く動けない状態となり・・・
「左足の手術を契機に、それをかばい腹直筋が左優位で緊張してしまい、
その代償のためにあらゆる筋膜に異常を起こしておりました。
腹症などにあわせて漢方薬を主体に加療をして一時軽快を得ておりました。
しかし、ここ１ヶ月前ぐらいから自覚症状が急激に悪化し肩関節や腰痛が急激に
増悪しており・・」とのことでした。

とにかく、先生の診立て通り、全身的に筋膜異常を起こし、
胸郭もかなり歪んだ状態で、左腕を挙げられませんでした。
施術の結果・・
左腕も上下・左右・前後の動作も支障なく出来るようになりました。
しかし、大腰筋、腹筋群の緊張が強く、
姿勢（身体を前に“くの字”状態）を改善出来るまでは至りませんし
一旦座った状態から立ち上がれません。

施術時間間際になって・昔の事を思い出し（＊）、大腿四頭筋など
身体の一部だけでしたが・・“虚弱筋肉強化法”を施すと・・
手助けしなければ立ち上がれなかったのですが・・スッと立てるように。
本人は気が付かない様子でしたが・・横で見ていた息子さん
「楽に立てるようになったよ！」と。

左腕の問題も、最初は戻りそうである
次回来られるようなら・・全身的にやってみようと・・

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（＊）H・Jさんの施術終了間際に思い出したことは・・・

以前の会のセミナー会場で、ある先生から
「ある腰痛のお年寄りですが（筋肉の緊張異常を）いくら探しても何も出ないのです。」
と、相談を受けた事があった。（当時、個人的な治療相談を一手に引き受けていた）
そこで、その先生の身体に、相談されたお年寄りの“肉体転写”をしたうえで
「先生のやり方だと・・」と言って検査・確認するが・・全く反応・異常なし！

「今度は、（虚症としての）虚弱筋肉で確認するよ！」と言いつつ
彼の身体を確認すると・・「痛い！痛い！」と悲鳴に似た反応を起こした。

対処法を、その先生にアドバイスしたが・・
当時の私は無意識に「対話回線」を使って確認していたが・・
アドバイスされた先生には「対話回線」が繋がっていない。
（今思えば）
アドバイスしても対処出来るはずはなかったであろう。

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これまでも「筋力アップ法」はあった。
しかし・・副作用の問題から
スポーツ選手に対してのみ、それも条件を付けて応用したことがあるが・・

翌日29日（日）大阪セミナーにて早速取りあげての実習・実験を行った。
また、セミナー会場にて92歳女性の施術・治療もおこなったが
最初、足を震わせて、どうにかこうにか！という状態で立ち上がっていたのが・・
施術後は意外とスムーズに立ち上がっていた。

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「名古屋教室」誕生！
大阪セミナーに参加されたＭ先生の施術・治療を受け・・
「教室」での指導をお願いすることになりました。
中京地方の皆さん・・よろしくお願いします。
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