2010年11月24日 本日、海洋管理協議会(MSC)は、次の2名の新しいMSC役員会メンバーを歓迎し、ここにご紹介させていただきます。野村一郎氏:国連食糧農業機関(FAO)水産・養殖局長を務め、先ごろ退任。アルステア・マクファーレン氏:現在、ニュージーランド水産加工業協議会(New Zealand Seafood Industry Council)の貿易・情報担当責任者。
野村氏は、日本の水産庁での要職を経て、2000年にFAOに着任、本年9月に退任しました。FAO水産・養殖局長として、氏は、FAOの漁業と養殖に関する政策、戦略、ガイドラインの策定や、「責任ある漁業のための行動規範」の普及・実施に責任を負う立場であり、また政策と管理分野の包括的整備においてFAOの加盟国と協力してきました。日本の水産庁では、OECD水産委員会の議長、大西洋まぐろ類保存委員会の議長、また、南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(Commission for the Conservation of Antarctic Marine Living Resources : CCAMLR)、FAO水産委員会、国連の水産資源交渉、等において、日本政府代表を務めました。