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MSC認証を広めよう!コミュのMSC認証ニュースリリース!

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少ないですが、水産業界紙・一般紙などに少しづつ報道が出てきています。
まずは、亀和が知っているものをご紹介します。
皆さんも気が付いたら、どんどん書き込みをお願いします。

(亀和の紹介した記事で転載の許可、転載料が必要な記事は、すべて株式会社亀和商店が契約と費用の負担をしています。無断転載は禁止です。ご協力をよろしくお願いします。)

コメント(80)

2006年11月20日
総合スーパー最大手、イオンがMSC認証商品を販売開始!
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50570203.html

06/11/21 みなと新聞 『国内初MSCメニュー披露』
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50574919.html

06/11/22 みなと新聞 『イオンが国内小売業初CoC認証取得』
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50579812.html

06/11/22 水産経済新聞 『イオンMSC認証製品販売へ』
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50579817.html

06/11/27 水産経済新聞 『極洋がMSC・CoC認証取得』
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50598713.html
山桜さん
ありがとうございます。自分でも何が起きているのか、よくわかっていないんですが!
おめでとうございますw

自分は無知なのでよくわかってませんが
なんか、凄いことですね!
2月7日の朝日新聞朝刊29面 『魚介類にもエコ商品』
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50738814.html

ソトコト3月号(2007年2月5日発売)
特集:【 決定版!ボランタリーライフ特集 】

ロハスNPO+NGO大図鑑2007
Voluntary Life, We Love

Love Shopping
いい買い物がしたい 。
その魚、環境を守って獲られていますか?
正しい“海の幸”を提供するMSCラベル。
MSC(海洋管理協議会)

76ページ
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50739148.html


ソトコトホームページ
http://www.sotokoto.net/top.html
2007年4月5日の日本経済新聞朝刊1面で『海のエコラベル』が写真入りで紹介されました。写真はMSCのロゴマークとキングサーモン。
記事は連載中の『環境力』第1部地球が迫る新たな競争4の最初の部分でした。
日経1面って!やりましたね!
嫌でも目に入ります!
「何のマークかな?」と思ってもらえるだけでも効果アリ!
イギリスの小学校でのプログラムです。

07/04/10 みなと新聞 『英国学校給食でMSCラベル』
1000校超えるMSCラベル

英、学給で魚食推進
 政府主導「魚と子どもプログラム」
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50827768.html
07/04/09 水産新聞 『生産者の努力伝える海のエコラベル』
生産者の努力伝える手段に
 海のエコラベル「MSC」認証
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50835335.html


なんか、私の話したことがそのまま記事になっています。
今日6時すぎから、MSCのCEOルパートがNHKで放映されるそうです!
8月6日日経流通新聞1面でMSC認証が紹介されました。
07/09/03 みなと新聞 『MSCが査定報告案』
MSCが査定報告案 〜加BC州ベニ〜
 主要河川系別に申請
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50973836.html

カナダ ブリティッシュコロンビア州の紅鮭のMSC認証審査についての報道です。
07/09/04 みなと新聞 『道漁連MSCのエコラベル取得に意欲』
MSCのエコラベル取得に意欲
〜宮村正夫道漁連副会長に聞く〜

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50975440.html



07/09/10 みなと新聞 『マグロ漁で世界初 MSC』
米国ビンナガ協会を承認〜MSC
 マグロ漁で世界初

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50979457.html



07/09/13 水産経済新聞 『サーモンMSC申請』
サーモンのMSC認証更新で手続き
米国アラスカ漁業狩猟局

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50981983.html



07/09/20 みなと新聞 『MSC NZホキ漁業の認定更新』

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50987449.html



07/10/03 みなと新聞 『日生協がMSC製品販売開始』
日生協がMSC製品販売開始
カタログ通販で16品
〜アラスカ産スケソウやサーモン〜

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/50997218.html



07/10/09 みなと新聞 『16製品の販売を開始』
16製品の販売を開始
〜今月からMSCエコラベル〜 日生協

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/51001252.html



07/10/19 水産経済新聞 『MSCエコラベル取得目指す』
MSCエコラベル取得目指す
〜アラスカの漁業組合〜
ヒラメ、カレイ漁業

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/51008223.html



07/10/20 みなと新聞 『MSCが年次報告』
MSCが年次報告-7%が認証 もしくは申請中-
世界の食用向け漁獲魚
〜扱い企業433、製品は76%増

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/51008843.html



07/10/22 水産経済新聞 『アミタMSC認証事業で審査員特別賞受賞』
アミタMSC認証事業で審査員特別賞受賞 
〜第9回グリーン購入大賞〜

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/51010078.html



07/10/22 みなと新聞 『ニシンMSC申請』
北海とスカゲラックで操業の団体
  ノルウェー ニシンMSC申請
    〜4件と合わせ北海枠の80%対象に〜

http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/51010191.html
日本でのMSCロゴマーク付き製品数が100に到達

ロンドン−海洋管理協議会(MSC)のエコラベルが付いた日本での100品目の製品が今週発表となった[1]。製品はコープネット事業連合が販売するアラスカ産の紅サケを使用したスモークサーモン「あらすか物語」で、松岡水産株式会社が製造している。

日本における最初のMSCロゴマーク付き製品の販売は2006年7月であるが、2007年10月には日本生協連が17品目のMSCラベル製品の販売を開始したことで製品数が倍増するなど、日本においてMSCロゴ付き製品数が急速に増加しつつある状況下での100製品到達となった。日本におけるMSCの急速な広まりを受け、MSCは2007年5月に東京に事務所を開設している。
MSCの最高責任者ルパート・ハウズは、「非常にすばらしいニュースである。日本でのMSCエコラベルへの関心の高さをうれしく思う。日本の小売企業と消費者のMSCへの関心の高まりは、増えつつあるMSC認証漁業にとっても非常に重要な意味を持つ。日本が輸入している魚の約20%はすでにMSCの認証を取得している漁業あるいは認証審査中の漁業により漁獲されたものであるという推計もある。」と述べている。

コープネット事業連合の内田正弘氏は「新しい環境への取り組みとして広く消費者・組合員に普及し、食卓から持続可能な漁業を応援していきたい。そのためにも、より多くの消費者に、MSCラベルが貼られた商品の持つ意味について、わかりやすく情報提供していく。」とコメントしている。

また、松岡水産株式会社の鴨作宏幸氏は、「MSCのCoC認証取得企業として自覚を持ち、より良い商品作りを通じて水産資源の保護にさらに貢献していきたい。」と述べている。

MSC日本事務所の石井幸造プログラムディレクターは、「MSCロゴマーク付き製品数は日本事務所開設後の約1年間で約7倍に増加した。総合スーパーに加え、最近では食品スーパーでもMSC製品の販売を開始するところが増加している。また、百貨店でも販売を計画しているところが複数あり、製品数はさらに増えるであろう。現在、MSC認証審査中の漁業にはノルウェーのサバ、アラスカのカレイ・ヒラメ、カナダやグリーンランドの甘エビなど日本への輸出が非常に多い漁業も含まれており、これら漁業が認証を取得すると日本でのMSC製品は飛躍的に増えることになるだろう。」と述べている。

[1] 延べ数。また、同一製品であっても、異なる小売企業で販売されている場合は別製品としてカウントしている。
ロシアのカラフトマス/シロザケ漁業がMSC認証審査開始

2008年4月21日月曜(ワシントン州シアトル)―J.S.C. Gidrostroyが、ロシア・クリル列島(千島列島)の一部である択捉島で操業している、2つのカラフトマス/シロザケ漁業が、海洋管理協議会(MSC)の持続可能でよく管理された漁業のための基準認証審査に入る。独立した第三者認証機関によるこの審査を通過すれば、これらの漁業により漁獲された魚は、MSC認証取得水産物として世界中の水産物バイヤーや消費者に販売することができるようになる。

このカラフトマス/シロザケ漁業は、ロシア政府、ならびに択捉島のサケの多くの漁獲、加工、流通を行なっているJ.S.C Gidrostroyによって管理されている。J.S.C. Gidrostroyは、この島でおよそ17年間操業を続けている。択捉島のクリリスクやレイドボといった地元のコミュニティは、この漁業に多くを依存して生計を立てている。J.S.C. Gidrostroyの子会社で、米国のワシントン州シアトルにあるPolar Bear Seafoodsも、この審査の対象となる。

サケは、毎年7月半ばから11月初めにかけての漁期に、択捉島の4つの河川系ならびにその沖合の海域で、定置網により捕獲される。これら河川系には2つに孵化場がある。漁獲後、カラフトマスとシロザケはどちらも、島に2つあるJ.S.C. Gidrostroy所有の工場で加工され、主にロシア、ヨーロッパ、アジア、北米の市場で販売される。

J.S.C. Gidrostroyの最高責任者、Alexander Verkhovsky氏談、「1991年の創業以来J.S.C. Gidrostroyは、地域の経済的安定と成長のため、択捉島のサケ資源の長期的な持続可能性と健全性に寄与してきました。国際的に認められたMSC認証をこれらの漁業が取得すれば、持続可能な資源管理を支援するリーダーとしての我々の努力が認められることになります。それはまた、我々の製品が、持続可能な天然水産物への需要が高まっている国際市場での競争に、より有利になるということでもあります」。

MSCの漁業ディレクター、Dan Hoggarth談、「我々は、択捉島のカラフトマス/シロザケ漁業が審査プロセスへ入ったことを歓迎するとともに、MSCが持続可能でよく管理された漁業のための主導的な国際基準であるとする、J.S.C. Gidrostroyの認識に感謝する」。

独立した審査機関Scientific Certification Systemsによって行われるこのサケ漁業の審査プロセスは、14〜18ヶ月を要すると見込まれ、今月開始される。MSC基準に則り、サケ資源の状況、2つの漁業による海洋環境への影響、その漁業を監視する管理システムが審査される。
U.S. FoodserviceがMSC認証持続可能水産物を製品に追加
米国第2位の外食卸企業がMSC認証水産物の取り扱い開始へ

2008年4月21日(ワシントン州シアトル)―海洋管理協議会(MSC)とU.S. Foodserviceは本日、28種の新たなMSC認証持続可能水産物製品を、U.S. FoodserviceのHarbor Banks®ブランドに加えることを発表した。

米国で250,000の企業に食品を供給するU.S. Foodserviceは、その製品にMSCロゴを付ける初の外食卸企業となる。MSCエコラベルは、その水産物が、持続可能で環境的に責任ある漁業によるものであることを示すものである。MSCは、天然魚漁業と水産物のトレーサビリティを審査するための、厳格で広く認められた国際基準を有する。

MSCラベル付きのHarbor Banks製品は、MSC認証取得したアラスカの漁業による様々な水産物―スケソウダラ、オヒョウ、シロザケ、ベニザケ―となる。皮なしシロザケとベニザケの半身のスモークと、スケソウダラのロインと切り身が現在販売されており、新たなシロザケとオヒョウ製品がまもなく販売開始となる。これらの製品を漁獲しているアラスカ漁業は、厳密な第三者審査プロセスを終えており、漁業資源の持続可能性、海洋生態系への最小限の影響、有効な漁業管理に関するMSCの厳格な基準を満たしている。

U.S. Foodserviceとのこの新たな提携により、MSCの北米における急速な成長は継続する。米国の外食卸企業の1つとして、U.S. Foodserviceは、Harbor BanksのMSC認証水産物を、レストラン、医療施設、大学、小中学校、その他の、商業および非商業施設の広範な顧客に対して供給する。

MSC南北アメリカ地域担当ディレクター、Brad Ackは、持続可能な水産物消費を支援する食品サービス部門によるこのステップの重要性を強調する。「米国の消費者たちの間では、自分たちが食べる食品の環境持続可能性の問題への意識が高まっており、売り場で持続可能な食品を求めるようになってきている。U.S. FoodserviceがMSC認証水産物をレストラン、カフェ、病院、学校に提供すると発表したことにより、人々が外食の折に持続可能な水産物を選び味わう機会が大幅に増すことになる」。

U.S. Foodserviceの広報および企業責任部の、Kim Brown氏は、持続可能な食品の選択を支援する上で、食品産業が担うことのできる重要な役割を強調している。「食品配給産業界で初のMSC認証製品を提供する企業となり、たいへん喜んでいる。新たなMSC認証水産物製品の発表は、U.S. Foodserviceが持続可能な選択肢をより多くの人により近いものとする方法の1つとなる。家庭の外で楽しむ食事の機会が多いことから、持続可能性の戦略が成功するには食品配給産業の存在は不可欠であり、U.S. Foodserviceはこの取り組みにおいて業界を先導できることを嬉しく思う」。

全世界では、MSCの青いエコラベルの付された水産物製品は1,400を超えており、企業や消費者が容易によく管理された持続可能な漁業による漁獲物や水産物を識別できるようになっている。米国の消費者は200を超える製品から選ぶことができる。
Harbor Banksは、U.S. Foodservice, Inc.の登録商標である。

U.S. Foodserviceについて:
U.S. Foodserviceは、米国の主要食品サービス配給企業の1つであり、多彩な製品と様々なサービスを、250,000を超える顧客に提供している。全国70箇所に27,000人を超える人員を擁しており、期待を超えるサービスを提供できる態勢を整えている。業界のリーダーとして、資源への優れたアクセスを誇るU.S. Foodserviceは、レストラン、病院、学校、大学、ホテル、政府機関やその他の外食施設に、最高級の食品を提供している。 U.S. Foodserviceがいかに「お皿の向こう側のパートナー」たり得るのかについては、ウェブサイトwww.usfoodservice.com <http://www.usfoodservice.com/> を参照されたい。
7月15日 毎日新聞東京版に掲載されました


http://mainichi.jp/select/science/news/20080715ddm016040114000c.html

エコナビ:海のエコラベル どんな仕組み?

 最近、魚のマークが描かれた青い楕円(だえん)形の「海のエコラベル」が張られた水産物を見かけることがあります。どのような仕組みのラベルなのでしょうか。

 海のエコラベルは、正式には「MSC(海洋管理協議会)認証制度」と呼ばれます。MSCは英国に本部がある非営利団体で、このラベルはいつまでも魚を食べ続けることができるよう、水産資源や海洋環境を守って取られた水産物に与えられます。

 認証を受けるには、MSCが認めた第三者機関の審査を受けなければなりません。基準として▽毒やダイナマイトなど自然を壊す漁業をしない▽混獲を防止する漁具を使う▽持続可能な漁業のための長期的な計画と目標をつくる−−ことなどが求められています。

 MSC日本事務所によると、国内では今年4月現在、このマークが付いた100品目の商品が販売されています。「取り扱いを始める食品スーパーも増えている」といい、「持続可能な漁業を支援するための、消費者の判断基準になってほしい」と話しています。【金田健】

 *質問をお寄せください。

毎日新聞 2008年7月15日 東京朝刊
「海のエコラベル」認証シーフード、世界1000品 資源配慮に関心高まる
FujiSankei Business i. 2008/7/23
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200807230070a.nwc



青い魚をデザインしたMSCラベル


資源や環境に配慮したMSCラベル認証をPRするシーフードの店頭販売=東京都内のスーパー

 ■国内でも流通

 マグロやタラなどの身近な魚も乱獲で急激に減る中、資源管理や環境保全に配慮して生産されたと認められ「海のエコラベル」を受けたシーフードが世界各国で広がっている。認証された製品は世界で1000品目を超え、そのうち100品目は日本国内でも流通するようになった。

 この制度は、市場の力を借りて資源の保全と適切な利用を進めることを狙い、英国に本部を置く第三者機関「海洋管理協議会(MSC)」が始めた。

 MSCは、1997年に設立された非営利の国際組織。資源管理に配慮しない違法な漁業が横行、哺乳(ほにゅう)類や海鳥の混獲など、漁業が原因の環境問題が深刻化する中で、「責任ある漁業」をしている漁業者を専門家が審査。基準を満たしていると判定されれば、その製品にラベルを付けて売ることが認められる。

 MSC日本事務所の石井幸造プログラムディレクターは「消費者が、ラベルの付いた製品を選んで買うようになれば、劣悪な商品が市場から排除され、漁業者のやる気も高まる」と言う。

 MSCによると、米アラスカ州のサケ漁やギンダラ漁など31種類の漁業が認証を獲得。日本では京都府機船底曳網漁業連合会のズワイガニとアカガレイ漁が認証獲得直前という。

 これらの認証漁業者が捕った水産品で作られたMSCラベル付きの商品の数は昨年11月、1000品目を超えた。MSCは「500品目になるまで7年もかかったが、それからわずか9カ月で2倍になった」と関心の高まりを指摘する。

 秋サケ漁とホタテ漁でMSC認証の獲得を目指している北海道漁連の関係者も「認証が得られれば、北海道産の製品が欧米の市場で高く評価されることになるだろう」と話す。

 市場は海外中心だが、日本でも大手スーパーのイオンや西友がMSCラベルの付いたサケやタラコなどの取り扱いを始め、日本生活協同組合連合会、JA全農いばらきやJA全農長野県本部など扱い業者は各地に広がっている。

 石井ディレクターは「消費者もMSC認証の意義を理解し、積極的に製品を手に取ってほしい」と話している。
「海のエコラベル」アジアで初の認証へ 京都のズワイガニとアカガレイ漁 (1/2ページ)
2008.9.11 08:00

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/080911/sty0809110802003-n1.htm

 海の環境に配慮した水産物であることを知らせる世界基準の「海のエコラベル」が、各国で広がりを見せている。日本でも今月中には、京都府舞鶴市のズワイガニ漁などがアジア初の認証を受ける見通しで、国内での関心の高まりが期待される。(服部素子)
 海のエコラベルは、英国に本部を置く「海洋管理協議会(MSC)」が、世界の海で今、最も大きな問題となっている乱獲を抑止するため、国際市場の力を借りて水産資源の管理と適切な利用を進めようと始めた認証制度。
 協議会が定める「持続可能な漁業のための原則と基準」に基づき、第三者機関が審査。海洋資源管理や環境保全に配慮したと認めた漁業によって取られ、加工・流通の過程で他の魚介と混ざらないように管理されたものだけが、海のエコラベルと呼ばれるMSCロゴマークを付けることができる。
 2000年3月、オーストラリア西部の伊勢エビ漁などが世界初の認定を受けて以来、これまで32漁業が認証され、79漁業が本審査中にある。審査中の一つで、今月中にもアジア初の認証を受ける見通しなのが、京都府機船底曳網漁業連合会(舞鶴市、川口哲也会長、15会員)のズワイガニとアカガレイ漁だ。
 連合会が資源保護の取り組みを始めたのは1980年代。昭和40年に約400トンあったズワイガニの漁獲量が、55年には58トンまで減少したのがきっかけだった。
 「このままでは、次の世代に漁業を継がせられないという思いが漁業者の危機感となり、京都府立海洋センターの協力も得て、科学的な調査データに基づくさまざまな資源回復と資源管理型漁業への取り組みが始まりました」と、事務局の濱中貴志さん。
 具体的には、漁期・漁獲サイズ(成熟規格)、1航海当たりの漁獲量の制限をはじめ、ズワイガニの産卵場所など漁場の6カ所(計67・8平方キロメートル)に保護礁を沈め、周年操業禁止にするなど、全国的にも高い評価を受ける事業を進めてきた。その結果、ズワイガニの漁獲量は平成9年以降、150トンレベルにまで回復。海のエコラベルを申請することになった。
 「身近に見える農業と違い、漁業者の環境への取り組みはなかなか消費者に伝わらない。認証を得ることで、舞鶴のカニやアカガレイは、安心なだけでなく、世界レベルで環境にも配慮した魚介なんだということを知ってもらえたら」と濱中さんは期待を込める。
 国連食糧農業機関(FAO)の統計によると、1950年に2000万トンだった世界の水産物漁獲量は80年までに3倍に増加、80年代後半から頭打ちとなり、マグロやタラなど枯渇の危機にある水産資源が目立ってきた。
 MSC日本事務所の石井幸造プログラム・ディレクターは「MSCロゴマークの付いたものは“環境に配慮して取られた魚”と世界が認めたシーフード。消費者に選んでもらうことで、過剰捕獲や乱獲による水産物が市場から排除され、ひいては環境保全にもつながり、漁業者の意欲も高まる」と話す。
 今年7月末現在、マーク付きの水産物は世界39カ国1690アイテムあり、日本でもアラスカ産キングサーモンの切り身など、そのうちの119アイテムがイオングループ直営店や日本生活協同組合連合会などで販売されている。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080920ddm012040143000c.html

海のエコラベル:京都の漁連、国内初の認証 「環境に配慮」お墨付き

 ◇ズワイガニとアカガレイ漁で
 京都府機船底曳網漁業連合会(舞鶴市、川口哲也会長)は19日、同漁連のズワイガニ漁とアカガレイ漁が、環境に配慮した漁業を認証する世界基準の「海のエコラベル」を国内で初めて獲得したと発表した。20日出漁のアカガレイ漁から対象になり、週明けにもエコラベル付き国産水産物が店頭に並ぶ。

 このエコラベルは、英国に本部を置く「海洋管理協議会(MSC)」が、水産物の乱獲や違法操業を防ぐため策定した。ラベルは、専門機関による審査を経て与えられ、ラベルを張った水産物やその加工物は「環境に配慮したシーフード」と認定される。世界では12カ国・地域の漁業が認証を受けている。

 同漁連が扱うズワイガニやアカガレイは、一時、水揚げ量が激減したため、70年代から漁期短縮や禁漁区域設定、捕獲サイズ規制などに取り組むことで水揚げ量を回復させた。審査ではこれらの実績が評価された。

 川口会長は「認証獲得は通過点。今後も資源と漁場の管理を持続し、次代に豊かな海を引き継いでいきたい」とのコメントを発表した。【永山悦子】

毎日新聞 2008年9月20日 東京朝刊
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091901000648.html

アジア初、海のエコラベル 京都のカニ、カレイ漁

 漁業資源や環境に配慮した漁業に与えられる「海洋管理協議会(MSC)」(本部・英国)の国際的な認証を、京都府機船底曳網漁業連合会(京都府舞鶴市)のズワイガニ漁とアカガレイ漁が19日、アジアで初めて取得した。

 「海のエコラベル」とも呼ばれる認証ラベルを付けて商品を販売することが可能になる。大手スーパーのイオンは9月中に京都府と滋賀県の計5店舗でラベル付きのアカガレイの販売を始め、販売店舗を順次拡大する。

 マグロやタラなど日本人になじみの深い種類を含め世界の漁業資源は急速に減少し、漁による生態系の破壊も深刻化。国連食糧農業機関(FAO)によると、漁業資源の4分の1が過剰漁獲か枯渇状態にあるという。

 こうした背景から、環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)などが1997年、非営利のMSCを設立。認証取得には、過剰な漁獲はせず、生態系への影響を最小限にする方法で漁をするなどの基準を満たす必要がある。

2008/09/19 18:27 【共同通信】
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092000042&genre=H1&area=K00

「海のエコラベル」アジアで初取得
京都府機船底曳網漁連のカニ漁など

京都府機船底曳網漁業連合会が、アジアで初めて取得したMSCのロゴマーク
 ズワイガニとアカガレイ漁で、京都府機船底曳網漁業連合会(舞鶴市)が19日、資源保護に配慮した漁業に与えられる「海洋管理協議会(MSC)」(本部・英国)の国際的認証をアジアで初取得した。今月中にも大手スーパー、イオンが京滋で同連合会のアカガレイを販売する。

 同認証は「海のエコラベル」と呼ばれ、環境への配慮をPRするロゴのラベル付きで商品を販売できる制度。水産資源枯渇に危機感を持つ世界自然保護基金(WWF)などが非営利団体MSCを設立し、申請のあった漁業を審査。32の漁業が認証を得ている。

 舞鶴、京丹後市の漁業者15人が所属する同連合会は、1970年代から禁漁海域、メスガニなどの禁漁日を設け、小さなカニや魚がかからないよう網を改良。ズワイガニの水揚げを80年比で倍以上に回復させた。

 川口哲也代表理事(67)は「取り組みが認められてうれしいが、今日からがスタート。後継者に豊かな海を引き継げるよう努力していきたい」と話す。

 イオンは9月中にもジャスコ京都西、西大津店などの京滋5店舗で、独自ブランドとして販売を始める予定。
BPnetでMSC認証が紹介されました

2008年10月10日
正しく知って役立てよう”環境ラベル入門”
第10回”海の”エコラベル、「MSC」って何?
天然水産資源を守り、持続可能な漁業を可能に
http://eco.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/label/081010_msc/index.html
MSC認証も独立後十周年になりました。業界紙に掲載された関連記事はこちらをごらんください。


【090710水産経済新聞】世界的に広がりをみせるMSC 今後、日本での広報活動に力を
【090716みなと新聞】MSC「海のエコラベル」 責任ある漁業推進 持続可能性を確保
【090722みなと新聞_1】「悪夢のような事態に」 米チャールズ皇太子 水産資源枯渇で警鐘
http://blog.livedoor.jp/kamewa/archives/2009-07.html#20090725
【MSC NEWS】11月20日(日)、フジテレビでMSC認証の京都の漁業が紹介されます!


2011年11月18日

京都府機船底曳網漁業連合会のズワイガニとアカガレイ漁業は、2008年に日本の漁業による初めての
MSC漁業認証を取得しました。
日本のみならずアジアで最初のMSC認証を取得したこの京都府機船底曳網漁業連合会が、持続可能な
漁業への貢献への評価にによって、今年2月に、地球温暖化の防止や環境保全活動に熱心に取り組む
企業や団体を表彰する第20回「地球環境大賞」(主催・フジサンケイグループ)の第20回記念特別大賞を
受賞しました。

11月20日 日曜日に、この第20回「地球環境大賞」についての番組が放送されます。
京都府機船底曳網漁業連合会の取り組みや、MSCとはどんなものか、について、他の受賞企業ととも
に番組内で紹介される予定です。
ぜひご覧ください!

放送内容:
<フジテレビ>
【地球環境大賞2011〜いま、私たちにできること〜】

【放送日時】
<地上波 ※関東ローカル>
11月20日(日)14時〜(一時間番組)

【内容】
省電力電子ペーパーや地熱冷暖房システム等環境に配慮した先進事例を表彰する地球環境大賞。
受賞企業や団体の技術等を西山喜久恵率いるアナウンサー陣が多角検証。

その他の放送日:
<BSフジ> 12月4日(日)12時〜(一時間番組)


■地球環境大賞の授賞式に関しては、以下をご参照ください。
http://www.fbi-award.jp/eco/news/index.html


■京都府機船底曳網漁業連合会のMSC認証漁業に関しては以下をご参照ください。
http://www.msc.org/track-a-fishery-ja/certified-fisheries-in-japan/4eac90fd5e9c6a5f82395e9566f37db26f01696d902354084f1a-4eac90fd5e9c5e959023-306e30ef30a430cb306830a230ab30ec30a46f01696d

お問い合わせ先:
MSC日本事務所 
TEL 03-6861-7515
Email japan@msc.org<mailto:japan@msc.org>


MSC日本事務所
東京都中央区日本橋兜町5-1 MetLife兜町ビル3階 103-0026 
TEL 03-6861-7515
Email japan@msc.org<mailto:japan@msc.org>
http://www.msc.org/

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