ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

日本語の乱れが気になる会コミュの07年度「国語に関する世論調査」

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
たびたび失礼します。

「煮詰まる」の意味 世代で差
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=557453&media_id=2

朝日新聞のほうが圧倒的にくわしかったので、朝日新聞の記事を転載します。
http://www.asahi.com/culture/update/0724/TKY200807240403.html

=====================================
【言葉のしつけは母親から 若い世代ほど顕著 文化庁調査】

2008年7月25日1時5分
 子供の時に家庭で言葉遣いを注意してくれたのは父親より母親の方が多く、若い世代ほどその傾向が強いことが、文化庁が24日に発表した07年度「国語に関する世論調査」でわかった。また言葉の意味で「憮然(ぶぜん)」「檄(げき)を飛ばす」は、本来と違う意味で使う人が7割を超えていた。

 国語施策の参考にするため、3月に全国で16歳以上の1975人に面接調査した。

 子供の時に家庭で言葉遣いを注意された人は全体の59.7%。注意したのは母親が63.4%で、父親の25.6%を引き離した。世代別では60歳以上が母親52.7%、父親32.1%に対して、16〜19歳は母親77.8%、父親16.7%。若い世代の父親ほど、言葉のしつけで影が薄い。

 日常でカタカナ語が多いと感じる人は86.1%にのぼり、好ましくないとする人(39.8%)が好ましいとする人(14.5%)を上回った。

 カタカナ語60語について理解度を尋ねると、「ウェブサイト」が02年度の31.9%から59.4%に、「ログイン」が28.9%から55.4%に増えるなど、IT関連の語の普及が目立った。「ストレス」は社会状況を反映しているのか、02年度に続き認知度・理解度・使用度とも1位だった。

 よく聞く言い方に関する質問では部下が上司に「休まさせていただきます」と言うのが気にならない人が49.1%もいた。「休ませていただきます」が正しい。

 慣用句では「論陣を張る」より「論戦を張る」、「足をすくわれる」より「足下をすくわれる」を使う人が多かった。「憮然」は「腹を立てている様子」、「檄を飛ばす」は「元気のない者に刺激を与えて、活気づける」ことと思っている人が多かった。「煮詰まる」も30代以下の世代では7割が「結論が出せない状態になる」と思っていた。(編集委員・白石明彦)
     ◇
【どちらの言い方を使うか?】

(1)「全力で物事に取り組むこと」を
  心血を注ぐ(64.6%)
  心血を傾ける(13.3%)

(2)「論理を組み立てて、議論を展開すること」を
  論陣を張る(25.3%)
  論戦を張る(35.0%)

(3)「何かがきっかけになって、急に物事の本質がわかるようになること」を
  「目から鱗(うろこ)が落ちる」(80.6%)
  「目から鱗が取れる」(8.7%)

(4)「卑劣なやり方で失敗させられること」を
  「足をすくわれる」(16.7%)
  「足下をすくわれる」(74.1%)

(5)「胸のつかえがなくなり、気が晴れること」を
  「溜飲(りゅういん)を下げる」(39.8%)
  「溜飲を晴らす」(26.1%)


【どちらの意味だと思うか?】

(1)話のさわりだけ聞かせる。
  話などの要点のこと(35.1%)
  話などの最初の部分のこと(55.0%)

(2)7日間に及ぶ議論で計画が煮詰まった。
  (意見が出尽くして)結論の出る状態になること(56.7%)
  (議論が行き詰まり)結論が出せない状態になること(37.3%)

(3)憮然(ぶぜん)として立ち去った。
  失望してぼんやりとしている様子(17.1%)
  腹を立てている様子(70.8%)

(4)檄(げき)を飛ばす。
  自分の主張や考えを広く人々に知らせて、同意を求めること(19.3%)
  元気のない者に刺激を与えて、活気づけること(72.9%)

(5)琴線に触れる。

  感動や共鳴を与えること(37.8%)
  怒りを買ってしまうこと(35.6%)

(いずれも上の方の選択肢が本来の言い方や意味)
=====================================

  こういう記事を朝日新聞がヌケヌケと書く神経がわからない。
 当方がチェックしている限りでは、朝日新聞ではここであげている言葉を頻繁に誤用している。
「足をすくわれる」より「足下をすくわれる」の使用例のほうが圧倒的に多い。
「憮然(ぶぜん)」も誤用の意味で頻出している。
「檄(げき)を飛ばす」は長らく定番だったけど、アチコチでたたかれて、最近はあまり見かけなくなった。

 もうひとつの疑問。「論陣を張る」と「論陣を敷く」はどっちが一般的なんでしょう。どっちもアリでしょうけど、「背水の陣」は「敷く」ですよね。

 朝日新聞で見かけた誤用の例に関しては、長くなるので日記のリンクを張っておきます。
 興味のある方はどうどお越しください。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=881031344&owner_id=5019671&org_id=881992194

コメント(4)

どうど?

ちなみに当方は、
【言い方】(1)(2)はちょっと迷いました。
【意味】はなんとかクリア。
(2)に関してはずいぶん前に上司にあたる人に間違って使い、怒鳴られたことがあります。人間、長く生きていると、いろいろ学ぶ機会はあるもんです。

 このテのことをやるとたいていイヤな汗を流すもんですが、今回はかろうじて無傷ですんだようです。
 全10問として、皆さんはいかがですか。
>(1)話のさわりだけ聞かせる。
  話などの要点のこと(35.1%)
  話などの最初の部分のこと(55.0%)

これ、勘違いしている人本当に多いですよね。
友人とある曲の話をしている時に、『それってどんな曲だったっけ?サワリだけ唄ってみて?』というので、ノリノリでサビを唄ったら、『サワリって出だしのことでしょ?何サビなんか唄ってんの?』と突っ込まれました。
番組のインタビューなんかでも唄いだしを唄いだす人の多いこと…

残念な話です。
なんだか、しっくり来ない『正解』が多くて唖然とします。
ストレスについては、単に精神的な負荷と理解されているでしょうか。
ハゲや胃痛の原因になる気苦労と思われてないでしょうか。

多くの人を対象にしているので、正確さにはある程度までしか期待してはいけないんでしょうか。
>2
>秋桜(あきら)さん

 勘違いしている人のほうが圧倒的に多いと思います。少なくとも当方が観察する限りでは、明確に「正用」と思われるものはほとんどありません。「正用ととれなくもない」という曖昧なことが多い気がします。
 曲の場合は「はじめ」とか「歌い出し」という言葉がありますが、一般の話の場合、落語のマクラに相当する言葉がないことも、サワリの誤用が広まった一因でしょう。
 何かいい言葉ありますかね。

>3
>鼓腹さん

 文化庁のホームページを確認してみました。
「要点」があるなら、当然「詳細」なりがあると思いましたが、見つかりませんorz。

http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/yoronchousa/h19/yoten.html

 それとは別の話で、ここで過去の「国語に関する世論調査」の結果を読むと、いろいろおもしろいことがありそうなことに気づきました。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

日本語の乱れが気になる会 更新情報

日本語の乱れが気になる会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング