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本が好き!コミュの実験小説。

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だんだん使用する文字が制限されていく。

読む時間と話が進む時間が同じになっている。

二回読むことで初めて一つの話になる。


等々、実験的な手法を用いている小説を探しています!「コレは斬新!」というのがあれば教えてください!

ちなみに私はタイトルまんまですが、浅暮三文「実験小説 ぬ」がオススメです!

コメント(29)

筒井康隆の「残像に口紅を」「虚人たち」
同じく筒井康隆の『フルネルソン』(『国境線は遠かった』に収録)。
『アクロイド殺し』(アガサ・クリスティ)
泡坂妻夫の『生者と死者』。
消える短編小説つき。
泡坂さんのって、細かく袋閉じになってて、読み終わったらそれを開くとまた違う話になるやつでしたっけ?

で、実験小説。
ニコルソン・ベイカー(だったと思う)『中二階』。
一階から階段登るだけで一冊の本w
筒井康隆「朝のガスパール」
朝日新聞の朝刊に連載されていました。連載中に読者の投稿が作品に反映されています。朝刊の連載らしくなさも、後半部分の破綻ぶりも筒井康隆らしいです。
同じく筒井康隆「虚航船団」
乗組員が全員文房具。しかも気がふれているという。
高畑先生の『Wキャスト』はいかがでしょうか
これは絶対に「小説でしか」できないお話だと思います。
ごく短い短編だけど、
平野啓一郎『滴る時計たちの波紋』収録の「閉じ込められた少年」
回文構造になってる。
まだ10レスほどですが、筒井康隆はおそらく殿堂入りですね。
マーク・Z・ダニエレブスキーの『紙葉の家』
迷路のような小説です。
著者としては既出ですが、筒井康隆で3つほど。
「虚人たち」ぱんさんが例にあげてる小説?
「残像に口紅を」言葉が世界を構築している、ってことを強く意識させられました。
「ロートレック荘事件」実験ミステリ。小説の表現のお約束の裏をかく怪作!?


カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』とか、浅暮三文の『ぬ』とかおもしろかったです。
 「虚構船団」と「虚人たち」に関しての補足です。

 「虚構船団」は3部構成です。
 第1部・とある星に侵略に行く文房具と、その狂いっぷりに関する話。
 第2部・イタチが文明を開いているその星の年譜。
 第3部・文房具とイタチによる星を舞台にした戦争。
 第3部の後半部分はかなり破綻しています。

 「虚人たち」はぱんさんの例に加えて、登場人物が自分が虚構の中の人物だと言う事を自覚しています。
 
漱石が好んだという『トリストラム・シャンディ』。
昔、岩波文庫から出ていましたが・・・・・・
ミヒャエル・エンデの「鏡の中の迷宮」はどうでしょうか。

ちなみに、エンデと言っても、児童書ではありませんので…
やはり筒井康隆優勢ですね!(笑)筒井さんの「天狗の落とし文」なんかも実験的な本ですよね。小説ではないですが、実験的なアイデアだけをツラツラと紹介するという。

どの本も面白そうでどれ買おうか迷います…。みなさんありがとうございます!ネットで「実験小説」って調べてもあんまり出てこないのでめっちゃ参考になります!わーい(嬉しい顔)
清涼院流水は色々と実験的な小説を書いてますよexclamation ×2
「とくまでやる」「とくまつ」「とく。」
「秘密室ボン」
なんかが実験的かと思いますぴかぴか(新しい)
ニューヨーカー短編集1〜3 早川書房

洒落た短篇集です。
その中には、実験的な小説も数多く収められています。
本文対脚注の戦いとか
本棚の奥に埋もれて現物を確認できませんが、その奇妙な味わいは印象に残っています。
筒井御大だと「デマ」や「ビタミン」なんかもそうですね。

夢枕獏先生は、デビュー当時は「猫弾きのオルオラネ」とか「カエルの死」といった、タイポグラフィックを多様したジュニア小説を書いてましたね。

ミステリだと辻真先先生。(実験小説とはちょっと違いますが)
「仮題・中学殺人事件」では「読者=犯人」という離れ業をやってのけ、続いて「盗作・高校殺人事件」では「読者=犯人、読者=被害者、読者=探偵」っていう設定でドギモを抜き、更に「改訂・受験殺人事件」では思いもよらない人物を犯人に仕立て上げました。(ネタバレになるので言えませんが)
ドナルド・バーセルミ「死父」

クロード・シモン「フランドルへの道」

ロレンス・ダレル「アレキサンドリア四重奏」
古川日出男「ルート350」

色んな実験小説が読める短篇集。物凄く好きな本なのに語れる仲間がいない…orz
上の方でよんさんも挙げておられる、
マーク・Z・ダニエレブスキーの『紙葉の家』 にもう一票!

異様な構成の本ですよ。ごっついページ数やけど、一読の価値ありです!
ミロラド・パヴィチの「ハザール事典」

かつて実在し、その後歴史上から姿を消したパザール族。この謎の民族に関する事典(1691年)の新版という形をとった前代未聞の事典小説。読者は最初から最後まで通して読むこともできるし、また、まるで事典を引くように、見出しから項目を引いて読むこともできる。男性版と女性版がある。
スタニスワフ・レム
「完全な真空」
「虚数」

いずれも実在しない本の書評集

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