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公正で持続可能な社会コミュのアベノミクスで公共工事増加、しかし昔ほど景気浮揚に繋がらない実情が

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アベノミクスで公共工事増加、しかし昔ほど景気浮揚に繋がらない実情が

おはようございます。今朝の新聞1面に、建設業の人手不足が取り上げられている。ピーク時から半減、年齢構成も上昇していること、バブル崩壊後、景気浮揚に公共工事が増やされて来たが、構造的な不況と「3K」と言われる現場から、若者が他業種へ移って行き、職人不足が深刻になっている。

建設現場は、価格破壊、低賃金、休日も少ない、等々で若者の就業状況が改善していない。これは、低価格の住宅を売りに販売を広げてきた大手メーカーの影響が大きい。消費者は、低価格住宅を求めるにはわかるが、作る側は何処かでしわ寄せが来る。それは、メーカーではなく、職人や技術者です。「辛く、賃金の安い建設業より他業種へ」。

中山間地域の建設事業者は、業態転換して介護施設運営に変わるところも増えた。ダムの町は、戦後に栄えて来たが、自然保護、民主党の「コンクリートから人へ」スローガンもあり、建設離れが顕著になった。かつて、景気浮揚に公共工事(地方へ金のバラマキ)は有効だったが、社会変化の中で、そうそう効果が出ない事情がある。

私の友人に、5代続く大工の棟梁がいる。彼は、「大工は、1200年前から続く職業、この世界ならどうにか食える(生活)だろう」と語っている。事実、現代に通用する工夫をし、地域密着の事業展開を続けている。たまには、寺や寺院の仕事もしていると聞きます。

人の商売は、よく見えるが、実情はそれぞれに厳しい状況にあると思います。大儲けしている分野には、かならず新しい発想で参入者が出てくる。利益は、平準化して行くにが、歴史上からもわかります。投資(一儲け)の考えは、2000年以上前の時代からあるようで、人間の生業は時代が変われど、あまり違いはない。

昨日、建築設計を生業とする友人と語ったのですが、2020年の東京オリンピックまで、東北地方の震災復興資金は継続的に行われ、アベノミクスの公共投資が続けば、再度建設業へ復帰する人たちも増えることになるにでは、と意見が出ました。

「隣の庭はきれいに見える」と誘惑されず、地道に建設現場でがんばって来た方々に、今大きな期待がかかっている。できれば、低い賃金でがんばって来た職人や技術者の収入増に、アベノミクスの効果が出ることを願いたい。

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