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Chris Rea / クリス・レアコミュのDancing Down The Stony Road (2002)

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Disk 1:
1. Easy Rider
2. Stony Road
3. Dancing The Blues Away
4. Catfish Girl*
5. Burning Feet
6. Slow Dance
7. Segway*
8. Mississippi
9. So Lonely
10.Heading For The City

Disk 2:
1. Ride On*
2. When The Good Lord Talked To Jesus
3. Qualified*
4. Sun Is Rising*
5. Someday My Peace Will Come
6. Got To Be Moving On*
7. Ain't Going Down This Way*
8. Changing Times
9. The Hustler
10.Give That Girl A Diamond

参加ミュージシャン
クリス・レア:スライド・ギターほか
ロバート・アーワイ:ギター
シルヴィン・マーク:ベース
マーティン・ディッチャム:ドラム
エド・ハリスン:アコーディオン
ジェリー・オコナー:バンジョー

プロデュース
クリス・レア

※ *印は日本盤未収録

コメント(1)

2002年に突如として発表した全編ブルースの2枚組アルバムで、クリス・レア自ら旗揚げした Jazzee Blue レーベルからの初の作品でもあります。
いきなりの2枚組であることもさることながら、ブックレットのアートワークまでも自らのペインティングという気合い入りまくりの一作です。

2000年から2001年にかけて再び持病の糖尿病を悪化させ、生死の境をさまよった彼が選んだ選択は、自らの出発点に立ち返って、ブルースの作品を作ることでした。
ところが Magnet レーベルはブルース・アルバムのリリースを許可しようとはしません。それどころか、かねてからブルースを演りたいという意思を表明していた彼の希望を、長年にわたって無視し続けてきたようなのです。
しかし、厳しい闘病を経た彼の意思は今度こそ石のように固く、ここに至って、長年にわたって在籍した Magnet レーベルを離れることとなったのです。

とにかくこの作品、1曲1曲からクリス・レアの情熱がにじみ出てくるような感じで、ボクにとっては気楽に聴き流す、ということができません。まさに、積年の想いをたたきつけた「入魂」の一作といえましょう。
そして、収められている各曲は全編ブルースながら、安直に過去の名曲のカバーを演ってみせるということはしておらず、全曲が彼の書き下ろしによるオリジナル曲で占められています。
それぞれが、これまでの作品で見せてきたサウンドキャラクターとあまりに異なることにびっくりしたファンは多かったと思います。
でもよく聴き込んでみると、突然趣向をひっくり返してきたというものではなく、結構これまでの作品上にあるテイストからそんなに外れていないことに気がつくと思います。
むしろ、彼の持ち味とされてきた多くの部分が、実はというか、やはりというか、ブルースに根ざしていたということが、この作品によって明らかになったというべきだと思います。
早いハナシが、本当のファンならこの作品が「まごうかたなきクリス・レアのアルバム」であることがわかるはずなのです。

なお、日本盤は原作のダイジェストを集めたCD1枚のバージョンですが、オリジナルの2枚組の方が絶対にオススメです。

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