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♡ビールの恋人♡コミュのサーバー☆

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 最近、いろいろなところで、簡単な生ビールサーバーをみかけますね。アサヒとキリンがホームサーバーをプレゼントしたところから、「家でも生ビール」気分を楽しみたいということなのでしょう。
 販売されているものは2〜3千円のものから2万円近いものまで多種多様ですね。それを選ぶポイントと、それがお店で飲む生ビールとどう違うのか、を酒屋の目から考察してみたいと思います。

1.ビール自体の違い
 「お店で飲む生ビール(以後業務用生ビールという)」と「缶ビール(2リットル3リットルも含む)」とは工場出荷時おいて、「中身が違う」というメーカーと「同じ」と言うメーカーとあります。(営業担当レベルですが)
 違うと言うのは、殺菌方法が同じフィルター方式(目の細かいフィルターで酵母をこしてしまう方法)ですが、缶ビール用は何度もろ過をくりかえし酵母を徹底的にとりのぞき、業務用はフィルターはかけるものの、回数が少なく、酵母も若干残った状態で出荷されるとの話です。
 同じという場合は、出荷後は鮮度と流通状態(工場から店頭に並ぶまでの保管の状態)の違いにより、業務用ビールのほうが劣化が少ないと通常はいわれています。


2.温度の違い
 業務用生ビールは、大抵氷の張った機械の中をとおり、0度まで冷やされ、飲む時には2〜5度とおもわれます。片や簡易サーバーは冷蔵庫の温度ですし、「保冷機能」のついていない場合はどんどん温度が上がっていきますので、早めに飲むとか、保冷剤を巻くとかした方がいいと思います。
 温度が上がると、苦みがでるとともに、泡が立ちやすくなって、泡が多い分気の抜けたビールになりがちなので気をつけましょう。


3.圧力の違い
 サーバーはなんらかの圧力によって、樽や缶の中のビールを押し出さねばなりません。押し出すには圧力が必要です。圧力の種類には、A.炭酸ガス B.電池式空気圧 C.手動式空気圧 があります。
 しかし生ビールの一番の問題点といえば、圧力かもしれません。業務用生ビールでもガス圧はとてもデリケートです。おいしい生ビールを飲みたいと思えばこれははずせません。

 一番良いのは「炭酸ガス」+「減圧弁」です。やはりビール自体に炭酸ガスが溶け込んでいるのですから、炭酸ガスで圧力をかけるのが理想的です。
 そして、炭酸ガスの圧力も大切です。ビールの中に溶けている炭酸ガスは常にビールから飛び出そうとします。それがビール自体のガス圧です。それは温度によってちがいます。そのビール自体のガス圧と同じ圧力をかけて押し出してやることが、おいしいビールの飲み方なのです。
 もしガス圧が低いと、ビールからガスが抜けてしまい、泡の多い、気の抜けた味になりますし、逆に高すぎると、抽出の勢いが良すぎて泡がたってしまったり、過剰にガスがとけこんだ辛いビールになってしまったりします。
 よって、炭酸ガスを用い、圧力を適正に保つことが、お店の生ビールにもっとも近づく方法なのです。
 しかしながら、問題があります。「減圧弁は高い」ということです。減圧弁は精密機械ですから、それだけで1万円くらいします。よって減圧弁のついたサーバーは高くなってしまうのです。

 電動空気圧式は、圧力が一定ではありますが、安いモーターを使っていると、その振動でビールがあわ立ってしまうので、注意が必要です。
 手動のポンプ式は下手に圧力をかけすぎると、勢い余ってあわ立ってしまうので注意しましょう。かといって、ビールを注ぐたびにポンプを上下しているくらいなら、そのままついだほうがマシのような気がしますが…


4.コック(注ぎ口)の違い
 キリンやアサヒのホームサーバーや、酒屋で売られているものは大抵「業務用コック」がついていると思います。「業務用」とはなにを指すかといえば、「泡立て器」がついていることです。
 業務用の生ビールの特徴は、細かい泡にあるといって過言ではありません。あのクリーミーな泡が、コーヒーのクリームのように苦みを包み込み、まろやかな味わいをだすのです。その「泡立て器」がなければ、缶からそのまま継いだのと大した違いはありません。


5.洗浄に注意!
 生ビールは醸造酒ですから低アルコールであり、腐敗します。サーバーの中の管に常温でビールが残っていると腐りますし、腐らなくても管内にバクテリアが発生し、その死骸がこびりついたり、カスがでたりします。
 よってサーバーをつかったら、その都度水を通して洗浄することが望ましいのです。


結論 ホームサーバーを選ぶ時の注意点(重要度順)
1.業務用コックがついているか
2.炭酸ガスと減圧弁がついているか
3.保冷機能がついているか

補足 安いホームサーバーで業務用に近い生ビールを楽しむ方法
1.樽は氷水できっちり冷やす。
2.振動をあたえず、ビールの中の炭酸ガスを少しでも逃さない。
3.手動式でもいいので、泡をたてず、そーっとグラスの8分目までそそぐ。
4.泡立て器を使い、クリーミーな泡をビールに乗せる

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