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暦、二十四節気を定期配信コミュの二十四節気「立夏」です。

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■二十四節気「立夏」りっか━━━━━━━━━━■

5月5日12時03分「立夏」です。旧暦4月、巳(み)の月の正節で、新暦5月5日〜6日頃。天文学的には太陽が黄経45度の点を通過するときをいいます。

春ようやく褪せて、山野に新緑が目立ち始め、吹く風は爽やかになり、いよいよ夏の気配を感じられる頃。蛙が鳴き始め、ミミズが地上に這い出て、竹の子が生えてきます。

一般に4月の風は光り、5月の風は薫風(くんぷう)と呼びます。薫るような南寄りのそよ風のことです。また5月の風は南から雨季になり南風が雨の匂いを運んでくることがあります。この湿気の多い風を「流し」といいます。伊豆地方ではこの時期筍(竹の子)の採れる季節で「たけのこ流し」と呼びます。

また、梅雨の時に吹く風を「南風(はえ)」といいます。梅雨になる合図の風を「黒南風(くろはえ)」反対に梅雨が明ける合図の風を「白南風(しろはえ)」などと同じ風でも時期で意味を持たせていました。

ゴールデンウィークの終わりの頃。暦や歳時記の上では立夏といっても、気象的にはいまだ春の感が強い。「夏立つ」「夏来る」などとともに夏の代表的な季語になっています。

※余談※「一枚が二枚、二枚が四枚、四枚が八枚、八枚が十六枚…」の口上で知られる「ガマの油売り」。和紙を半折りして徐々に小さく切っていき、刀の切れ味を客に見せ、小さくなった紙片を紙吹雪のように吹き飛ばして、切れ味ととも華やかさを演出した後、自らの二の腕に刃を当てて傷を付け、血が出ることを見せます。その切り口に「ガマの油」を塗ることで止血の作用をするという効能があることを演じるもの。

「ガマの油」は、江戸時代に傷薬として売られていた軟膏剤で、蝋などを原料に「ニホンヒキガエル」や「ムカデ」などを煮詰めて作られたものだとか。実際の主成分は馬の脂肪から抽出した油「馬油」です。中でも「四六のガマ」と呼ばれるガマガエルは特異とされ、周囲に鏡を張った箱に入れた後、自らの姿を見たガマガエルが脂汗を出し始め、その脂汗を収集して一定期間煮つめて膏薬油をとるのだとか。「ガマの霊力」を口上で売るという面白い実演販売です。

「四六のガマ」とは、前足が4本指で後足が6本指のニホンヒキガエルのことなのだそう。通常は前後足とも5本指。ガマの油は落語の題材にもなっています。

■━「七十二候」━━━━━━━━━━━━━━━■

◆初候「蛙始鳴」かえるはじめてなく:蛙が鳴き始める◇雨蛙が鳴き、産卵を始める時節。

◆次候「蚯蚓出」きゅういんいずる:蚯蚓が地上に這出る◇蚯蚓が地上に這い出る時節。蚯蚓(きゅういん)=ミミズ。目もなく手足もない紐状の動物。名の由来は「目見ず」から。多くは陸上の土壌中に生息。

◆末候「竹笋生」ちくかんしょうず: 筍が生えて来る◇タケノコが生えて来る時節。タケノコ=若い竹の幹の部分。食用としては、日に当たったものほどアクが強いため、土から顔を出す前に掘るのが望ましい。

■━「5月の花」━━━━━━━━━━━━━━━■

◆「文目」(あやめ) あやめ科 アヤメ属 ギリシャ語で「虹」の意。開花時期:5月1日〜5月20日頃。

◆「杜若」(かきつばた) あやめ科 アヤメ属5月5日〜月末頃

◆「菖蒲」(しょうぶ) 里芋科 ショウブ属
学名:Acorus calamus var. angustatus。「美しくない花」の意。漢名の「菖蒲」を音読みしたもの。

端午の節句(5月5日)に菖蒲の葉を風呂に入れる習慣があります。薬効と香りによって邪気を祓います。

****編集後記****
早くも5月です。昨日まで土用の期間でした。トラブルや解決出来ない問題が、今日以後解決の方向に向かいます。
また、社会が不安定です。この日を境に風に乗るように爽やかな結末を迎えます。何かに期待する望みの時期を迎えます。ウキウキした気分で過ごしていることでしょう。この時期、紫外線と食あたりに注意です。

皆様お体ご自愛の程 筆者敬白

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