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推薦図書リストコミュの林トモアキ著 『お・り・が・み』(スニーカー文庫)

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ここ半年以内に読んだ本で一番面白かったかな〜と思えるライトノベルです。

1巻の表紙がメイドさんですが・・・一応出てきますが、メイドな話ではないので(笑)
魔人と人外のもはや人間いないじゃん!な方々によるファンタジーで、ギャグがこでれでもか!というくらいに話の展開に無理なく入ってます・・・もう読んでて、「くすっ!(笑)・・・ぶっ!(笑)」の連続です。
シリアスな展開もあり、話も終盤に向かって大きく面白くなってきて、もはや人間ではどうしようもないじゃん?になってきます・・・まあ純粋に人間の方が少ない話ですから(笑)


■とりあえず天の門(1巻)のあらすじっぽいもの
主人公の鈴蘭が、親・親戚・孤児院の園長にも見捨てられ、親等から押し付けられた借金を苦に自殺しようかと思っていると、伊織魔殺商会に借金の形に拉致られ、メイドさせられたり、何か変な仕事させられたりします笑) ギャグ一直線の話かと思っていると・・・
東京に出現した<ヘブンズゲート>と言われる外側の世界を繋ぐ門が現れます、その門の鍵となり魔王の魔力を持つ鈴蘭を巡って、その力を聖女として使い門から神を降臨させようとする神の使い<神殿協会>の枢機卿・司祭・勇者・殺し屋?と、魔王として覚醒させようとする神殺しの一族の<伊織魔殺商会の>対決が主な内容となりますす。

・もうちょっと細かくあらずじをばらすと
(・背景説明:世界には表世界と裏世界があり・・・第1世界(人が生きている俗世)、第二世界(暗殺者・スパイなどの裏世界)、第三世界(魔力をもった人外の闇の世界)、第四世界(魔物が溢れかえる澱) となりますが、教会が鈴蘭を使って神を降臨させる事により、この世界バランスが崩れてしまうのです。

・話のオチ?
伊織魔殺商会へ第十一騎士団の攻撃で、神殿協会に連れてこられた鈴蘭を取り戻そうと乗り込む伊織魔殺商会の面々でありましたが・・・実は魔人の集団(ゼピルム)の策略の踊らされた協会側のランディル枢機卿の魔王鈴蘭の力を得て神になろうとして、協会側と伊織魔殺商会の人外が止めに入って戦闘になります。 世界のバランスを壊す云々な話は・・・話の伏線の外側で動いていたこのランディル枢機卿や周りの人外の作戦と思いください。


■ギャグ(・お・り・が・み 天の門 150P)
ステンレス製の水筒だった。鈴蘭は手にとってちゃぷちゃぷ鳴らしてみる。
『お酒かなんかですか?』
「ただの砂糖水だ」
『砂糖水?』
「かなり濃く溶かしてあるから、間違っても君は飲むな」
ちゃぷちゃぷ。
『砂糖水ですか?』
「空を飛ぶぞ」
『イエス。イエスですマイマスター・・・・・・』
(白い粉のような?)全てを悟った鈴蘭は、そぉっとそれを机に戻した。
「伊織高瀬」&『吾川鈴蘭』


■2巻以降
魔王並みの力を持つ鈴蘭を巡って、魔王として目覚めさせようとする魔人側と、聖女にしてしまおうとする神殿協会、対魔組織+人外(魔人)な伊織魔殺商会が入り乱れて、いろいろやります。 (この小説世界では、力をもった人外な者たちは、魔人であり天使・神であったりするみたいです、明確な色分けはないような感じです。)

徐々にアウターと呼ばれる第三世界(人間の住む第一世界の外側の外側の世界)や第四世界の魔人・神の企みが伏線として出て来て、話がもう大きくなってきます・・・6巻あたりでどう落とすのか?と思ったりしますが、魔王鈴蘭の活躍?によってしっかり無難に落ちます。

コメント(1)

7巻シリーズです。タイトルに通し番号が付いてないので、ちょっとわかりずらいですが。

お・り・が・み 天の門
お・り・が・み 龍の火
お・り・が・み 外の姫
お・り・が・み 獄の弓
お・り・が・み 正の闇
お・り・が・み 光の徒
お・り・が・み 澱の神
(http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_search.php?ss=disp_title&s=%A4%AA%A1%A6%A4%EA%A1%A6%A4%AC%A1%A6%A4%DF&SUBMIT=%B8%A1%BA%F7)

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