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Entre Nousコミュの一生逸品

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本トピックは、70年代〜現在に至るまで長きに亘るプログレッシヴ・ロックの歴史に於いて、“名作”“名盤”“名演”といった幾数多もの誉れ高き称賛を得ながらも、僅かたった一枚のみの作品を遺して表舞台から去っていった、栄光と背中合わせに名も無き孤高の天才として悲運を辿ったアーティストとその作品に焦点を当てた唯一無比のコーナーである。
 
 「一生逸品」とそれに携わった楽師達よ永遠なれ!

コメント(106)

 梅雨時の不安定な空模様の下、何かと憂鬱気味になりがちな昨今ですが皆様如何お過ごしでしょうか…。
 本格的な夏の到来までにはもう暫く時間と日数がかかりそうですが、そんな陰鬱な梅雨空を忘れて「一生逸品」で暫し気分転換をして頂けたら幸いです。
 今回はユーロ・ロックファン垂涎のメロトロンとリリシズム溢れるヴァイオリンを大々的にフィーチャーし、時季を問わないセピアな暮色を音楽にしたと言っても過言では無い、抒情的で感傷にも似たヴィジュアルを聴く者の脳裏に織り成す、フレンチ・シンフォニック屈指の伝説にして唯一無比の存在として、その名を現在に至るまで刻銘に留めている“テルパンドル”に、今再び光を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201506/article_1.html
 厳しい猛酷暑の8月が終わりを迎えつつあり、日に々々澄み切った秋の青空と涼やかな秋風が感じられる様になりました。
 いよいよ本格的なプログレッシヴの秋到来といった感を全身で受け止めている今日この頃です。
 今回の「一生逸品」は、そんなプログレッシヴの秋到来に相応しい、ハイクオリティーなプログレッシヴの名作を多数世に送り出しているスイスから、隠れた名作・傑作の名を欲しいままにしている…まさに知る人ぞ知る、ジェネシス影響下ながらも突出した音楽性を誇る個性派集団でもある“エロイテロン”に今再び焦点を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201508/article_1.html
 感傷的な抒情性を感じさせる秋真っ只中の時節柄、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 日に々々寒さが強くなって、あたかも冬の足音が近付きつつある今日この頃ですが、今回の「一生逸品」は秋から冬へと季節の移り変わりに相応しく、晩秋の曇天と陰影を帯びた冬空の真下をも彷彿とさせる70年代ブリティッシュ・ロックから、当時のアンダーグラウンド・シーンの深淵と真髄をも垣間見せる隠れた名盤・傑作の称号を欲しいままにダークサイドの申し子として未だ揺るぎ無い位置に君臨し続けている、サイケ・ヘヴィプログレッシヴの寵児“ツァール”に、今再び焦点を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201510/article_1.html
 2015年、今年最後の「一生逸品」をお届けします。
 年の瀬の慌しいさ中皆様如何お過ごしでしょうか?
 『幻想神秘音楽館』もお陰様で今年一年、一度たりとも休載したり穴を空ける事無く(苦笑)無事に乗り切ることが出来ました。
 これも単に陰ながら支援して下さる皆様あってのお陰だと思います、2015年の今年もいろいろと有難うございました。
 年末のラストスパートに向けて今年最後の「Monthly Prog Notes」、そして年内最後にして最大の大仕事でもある「Progressive Award 2015」と、残すところあと6日間2015年の総決算に一生懸命尽力したい次第です。
 今月の「一生逸品」は、改めて今再びイタリアン・ロックの原点回帰に立ち返ってみようと思い歴史を振り返るという意味合いを含めて、70年代初期のイタリアン・ロック黎明期の一時代を飾った“パンナ・フレッダ”に焦点を当てて2015年を締め括りたいと思います…。

http://14526789.at.webry.info/201512/article_1.html
 2016年、今年最初の「一生逸品」は前回の「夢幻の楽師達」で予告した通り初のリンクコラボ企画としてアイズ・オブ・ブルー(EYES OF BLUE)から音楽的発展を遂げ、心機一転し改名後アンダーグラウンドな範疇ながらもその独特な個性と世界観で70年代ブリティッシュ・プログレッシヴムーヴメントを彩った、唯一無比の隠れた傑作と誉れ高い“ビッグ・スリープ”が遺した唯一作に今再び焦点を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201602/article_1.html
 桜舞い散る春霞の4月から風薫る初夏の兆しを思わせる5月へと季節が移り変わり、GWが間近に迫った今日この頃ですが如何お過ごしでしょうか…。
 今月の「一生逸品」は久々に北米大陸から、70年代アメリカン・プログレッシヴの胎動期にその名を轟かせた眠れる巨獣でもあり孤高にして唯一無比の伝説的存在と言っても過言では無い、ブリティッシュ・ロックスピリッツを継承したアメリカン・ヘヴィプログレッシヴの雄“リヴァイアサン”を今再び取り挙げてみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201604/article_1.html
 梅雨時の不安定な空模様に鬱陶しくも重々しい雨雲の下皆様如何お過ごしでしょうか…。
 今回の「一生逸品」はそんな憂鬱で気だるい雰囲気の梅雨空に相応しい、70年代ブリティッシュ・ロックの持つプログレ前夜のサイケでアートロックなフィーリングに、フレンチ・ロックのアンニュイなエスプリと気概が違和感無く融合した、一見して異端のポジションに位置しながらもフレンチ・ロック黎明期の一端をも担い、その生ける伝説の軌跡と称号に相応しく後々のフランスのシーンに於いて、その多方面で広範囲に及ぶ系譜と根幹に一役買ったと言っても過言では無い、個性派の中の更なる個性派集団“クルシフェリウス”に今一度スポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201606/article_1.html
 2016年8月、熱狂と興奮と感動の渦に包まれ無事閉幕した、南米大陸初のオリンピック…ブラジル、リオデジャネイロ五輪。
 その熱気の余韻が冷めやらぬまま、8月も終盤を迎え季節は猛酷暑な夏から抒情的で感傷的な秋の到来へと移行しつつあります。
 今月の「一生逸品」、そして「Monthly Prog Notes」はリオ・オリンピックそして来たるリオ・パラリンピック開催を記念してブラジリアン・プログレッシヴオンリー月間でお届けしていきたい意向です…。
 「一生逸品」を飾るは、ブラジリアン・プログレッシヴ黎明期だった1970年に、その独特で且つ唯一無比な音世界観と、斜に構えてアイロニカルな毒気をも含んだサイケデリック、ヘヴィロック、スペース&アートロックといった多彩な側面を内包した、21世紀の今日までもなおそのカリスマ性を湛えつつカルト的な神々しさを放ち続ける、ブラジリアン・プログレッシヴ随一の伝説的存在と言っても過言では無い“モドゥロ1000(ミル)”に今再び焦点を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201608/article_1.html
 深まる秋から日に々々近付く冬将軍の足音すら感じられつつある昨今、皆様如何お過ごしでしょうか。
 10月21日に川崎クラブチッタで開催されたイタリアン・ロックフェス“ラッテ・エ・ミエーレ&デ・スカルツィ兄弟”による圧倒的なライヴ・パフォーマンスに際し、熱気と感動と興奮が未だ冷め遣らぬ私自身でありますが、目を瞑って思い返す度に甦るラッテ・エ・ミエーレの主要な名曲始め、ニュー・トロルス(名作『アトミックシステム』や『FS』)、そしてピッキオ・ダル・ポッツオといった選りすぐりなチョイスナンバーを、頭の中で何度も繰り返し反芻しては感動以外の何物でも無い…言葉では言い尽くし難い深い余韻に浸っております。
 今回の「一生逸品」はそんなイタリアン・ロックフェス繋がりで、ニュー・トロルス関連を含め10年間に亘り今回で4度目の来日を果たしているヴィットリオとアルドのデ・スカルツィ兄弟による栄光と軌跡の賜物と言っても過言では無い…マグマそしてグロッグの2大レーベルを運営していた2人の時代に着目し、中でもチェレステやピッキオ・ダル・ポッツオと並ぶ存在でありながらも唯一無比な音楽世界に加え非凡にして抜きん出ていた個性が突出していた、まさに決定打にして秘蔵級ともいえる“コルテ・デイ・ミラコリ”に今再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201610/article_1.html
 2016年もいよいよ終盤に差し掛かり今年も残すところあと数日ですが、『幻想神秘音楽館』も今年一年何とか無事に完走する事が出来、あとは毎月の「Monthly Prog Notes」、そして…2016年のプログレッシヴを締め括る「Progressive Award 2016」というビッグイヴェントを残すだけとなりました。
 私自身今年も一生懸命頑張る事が出来、これも単に皆様からの温かい御支援と叱咤激励あってこそとひしひしと痛感しております…。
 本当に心から感謝の念に堪えません、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 2016年を締め括るに当たり、今年最後の「一生逸品」は北欧プログレッシヴ界きっての最強なる孤高の個性派集団にして、80年代というプログレッシヴ冬の時代に拮抗し…北欧らしいトラディッショナル、チェンバー、アヴァンギャルド、リリシズムといったキーワードとスキルを内包した自らの音楽を武器に闘いを挑んでいった、唯一無比のカリスマと言っても過言では無い“カルティヴェイター”に今再び焦点を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201612/article_1.html
 2017年、今年最初の「一生逸品」をお届けします。
 ここ連日過熱というか過激なまでに報道が繰り返されるトランプ新大統領政権による、何かと物議を醸している理不尽な大統領令に振り回されているかの様な混迷に瀕した昨今の世界情勢ではありますが、私の『幻想神秘音楽館』は感動的で素晴らしい音楽と文化に国境と壁は無いという旗印の下で、これからもアーティストと作品に真摯に向き合って思いの丈を綴っていきたい意向です。
 今年も…そしてこれからも皆様何卒宜しくお願い申し上げます。
 さて2017年最初の「一生逸品」、今回はトランプ新大統領の就任で国民同士が分断された感の自由の国アメリカに憂いの眼差しで見つめながら、偶然とは思いつつも…以前から是非取り挙げねばと思っていた、アメリカン・プログレッシヴ黎明期の輝かしき栄光の一枚にして、決して幻だとか伝説で終わらせてはならない類稀なる奇跡の象徴でもある“アフター・オール”に、今再び一筋の光明を当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201702/article_1.html
 桜舞い散る4月も終わりを迎え、風薫る初夏の5月が今年もまた再び巡ってきました…。
 2017年の今夏、日本にまたプログレッシヴの旋風が吹きイタリアン・ロックの夢と魔法が再び訪れようとしています…。
 チェルベッロ、デリリウム、セミラミス…等といった70年代イタリアン・ロックの一時代を飾った寵児達がこぞって来日し、前世紀に果たせなかったであろう彼等の思いと希望が21世紀の今こうしてライヴで体現出来るという…私を含め多くのプログレッシヴ・リスナーの方々の喜びと至福の気持ちは隠せない事でしょう。
 今月から6月までの3ヶ月間『幻想神秘音楽館』でも呼応する形でイタリアン・ロックの特集期間として綴っていきたい意向です。
 今月の「一生逸品」はその先陣を切って、今もなお熱狂的にしてカリスマ的な支持と根強い人気を誇る邪悪なるイタリアンダークサイドとカオスを謳い戦慄(旋律)を奏で、麻薬の如き妖しき音色で聴衆を魅了する“ラコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ”に、今再び眩い栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201704/article_1.html
 梅雨時の寒暖の温度差が激しくて身も心も憂鬱気味な昨今ではありますが、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 4月から今月にかけての3ヶ月間、8月に川崎クラブチッタで開催のイタリアン・ロックフェスに呼応した連動企画でRRR、そしてデリリウムを取り挙げてきましたが、最終月の今回最後を飾るのは…幻のトリデントレーベルが世に送り出したビリエット・ペル・リンフェルノと共に人気を二分してきたもう一つの雄にして、あたかもカリスマ級に神格化され混沌と邪悪のエナジーを帯びた闇の饗宴を謳い奏でる、イタリアン・ヘヴィシンフォニック秘蔵の申し子と言っても過言では無い、古代バビロニア女王の名の下に君臨する“セミラミス”に今再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201706/article_1.html
 2017年の今夏はお世辞にもあまりにも夏らしくない夏としか形容出来ない、些か寂しい印象しか残らなかったそんな気がします…。
 天変地異を思わせる様な不安定で一種の恐怖感すら覚えた空模様の8月も終盤を迎え、日に々々秋めいた雰囲気すら肌で感じられる様になりました。
 それでもまだまだ残暑厳しい今日この頃、ひと雨降る毎に涼しくなってくれる事を願いつつ、初秋の到来…プログレッシヴの秋到来に思いを馳せたいと思います。
 今回の「一生逸品」は少しばかり視点を変えて、一人の音楽家として…ミュージシャン…キーボード奏者といった多方面の顔を持つ不世出のアーティストでもあるパトリック・モラーツに着目し、彼が青春時代に初めてロックバンドとして世に躍り出た、栄えある伝説の名バンドとして21世紀の今もなお賞賛・支持されている“メインホース”に、今ひと度輝かしき栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201708/article_1.html
 深まる秋を肌で感じつつも季節外れの台風の襲来やら、不安定で気まぐれな空模様の繰り返しに憂鬱気味な寂寥感にも似た思いで、冬将軍の到来間近と残り少なくなった2017年にいつの間にか知らず々々々溜め息が漏れそうな今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 プログレッシヴの秋本番に相応しく、今回の「一生逸品」はそんな枯葉舞い散る心象風景と、人間誰しもが青春期に直面する焦燥感や内面の閉塞感といった感傷的で壊れやすく傷付きやすい繊細な心の機微を、時に激しく時に優しく高らかに謳い上げた、日本のロック史上類稀なる異色の存在として今もなお伝説にして神格化されている感をも抱かせる、70年代のスーパーグループでもあった“ピッグ”に今再び輝かしき栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201710/article_1.html
 寒さ厳しい折、年の瀬の慌しいさ中皆様如何お過ごしでしょうか…。
 2017年も残り僅か、今年も何かといろいろありましたが、こうして一年を無事に終え来たるべき新しい一年に向けて、決して慢心する事無く気を引き締めて心新たに備えねばならないと自らに言い聞かせている次第です。
 今年最後の「一生逸品」、今夏大挙来日ラッシュの続いた70s'イタリアン・ロック・リヴァイバルでしたが、一年間の総括にして以前より12月はこれでいこうと決めていた、オザンナ一派の中でも特異中の特異にして混沌と闇の迷宮の申し子と言っても過言ではない、唯一無比にしてその極みと絶対的な存在でもあり神々しく漆黒のオーラを現在(いま)もなお放ち続けている“チェルヴェッロ”。
 孤高なる彼等が辿った道程を2017年の締め括りに今再び取り挙げてみようと思います。

http://14526789.at.webry.info/201712/article_2.html
 2月も終盤に差し掛かり、凍てつく様な厳冬の寒さも峠を越え漸く春めいた雰囲気が近付きつつあるさ中如何お過ごしでしょうか。
 今年最初の「一生逸品」は前月の「夢幻の楽師達」で取り挙げたウェブを前篇に、その発展形ともいえるプログレッシヴ・スタイルの孤高なるバンドとして生まれ変わった“サムライ”を取り挙げた後篇として、大英帝国のロック黄金時代の幕開けにしてブリティッシュ・アンダーグラウンドという名の混沌と暗中模索に彩られた大いなる渦に果敢なる闘いを挑んだ、時代の中でのほんのひと握りの栄光を夢見た誇り高き士(もののふ)達の生き様に、私達は今一度輝かしいスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201802/article_1.html
 桜満開の時節から早いもので、季節の移り変わりと共に薫風と初夏の兆しすら感じられる五月の青空が鮮やかな時節がまた再び巡ってきました。
 皆様如何お過ごしでしょうか…。
 今回の「一生逸品」は、そんな汗ばむ初夏の陽気すらも一服の清涼剤の如く優しく穏やかに包み込み、抒情美と癒しの旋律が高らかに木霊する、あたかも英国の森に宿る精霊達のハーモニーすら想起させるであろう、文字通りブリティッシュ・プログレッシヴフォークのレジェンドという誇り高き称号に相応しい“メロウ・キャンドル”の純粋無垢な夢が込められた、かけがえの無い一枚に再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201804/article_1.html
 6月も終盤に差しかかり、鬱陶しくも蒸し暑い梅雨時の重く垂れ込めた曇天の空の下如何お過ごしでしょうか…。
 2018年もいよいよ折り返しを迎え、夏本番に向け梅雨明けと共に今年もまたあの猛酷暑が再び巡ってきそうな予感すら覚えますが、猛酷暑の熱波に負けない位にホットでクールでインテリジェントなプログレッシヴは今夏も決して揺らぐ事無く健在そのものです。
 今回の「一生逸品」は、洋楽とプログレッシヴの方法論を用いながらも日本の風土と宗教観、アイデンティティーを違和感無く見事に融合させ、唯一無比なる音楽と精神世界を遺し来世に飛翔した感をも抱かせる、孤高にして清廉なる求道者の感をも抱かせる、ジャパニーズ・プログレッシヴ史に伝説の一頁を刻みマインドミュージックの祖とも言わしめる“ファーラウト”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

http://14526789.at.webry.info/201806/article_1.html
 8月終盤にかけて相も変わらず不安定な空模様や猛酷暑にも匹敵する残暑が繰り返し続いたりと、秋の訪れは当分まだまだ望めそうもない昨今、皆様如何お過ごしでしょうか?
 晩夏の暑さにめげる事無く、プログレの秋到来を待ち侘びながらお送りする今回の「一生逸品」は、名作・名盤大多数を誇るイタリアから、まさに知る人ぞ知る存在にして、ジャケットの奇異で珍妙な意匠で今までに正当な評価を得る事無く、音楽性とその完成度、作品の内容の素晴らしさが見過ごされてきた…まさしく伝説的でもあり悲劇的な存在にして名匠の称号を欲しいままにしてきた“カンポ・ディ・マルテ”が70年代イタリアン・ロック黄金期に遺した唯一作に、改めて今一度輝かしき光明を当ててみたいと思います。

https://14526789.at.webry.info/201808/article_1.html
 深まる秋の気配と共に、日に々々少しずつ初冬の訪れの足音すら感じられる様になった今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか。
 芸術の秋、そしてプログレッシヴ・ロックの秋真っ只中でお届けする今回の「一生逸品」は、多数もの秘蔵且つ至宝級の名作名盤が息づいている栄光のブリティッシュ・プログレッシヴアンダーグラウンドから久々に取り挙げるであろう…満を持して真打登場の如く名実共に栄光と伝説との背中合わせで語り草にもなっていた、長年に亘って根強いファンと支持者達からの声援とラヴコールを得て今日まで地道に生き長らえ、真の英国プログレッシヴ・スピリッツたるものを頑なに守り続け、21世紀の今日に至るまで名匠たる所以と風格こそ彼等自身の身上(信条)とライフワークそのものであると言っても過言では無い、伝説クラスの中の伝説“サーカス”に今再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。
 2018年もいよいよ終盤に差しかかり、日に々々年の瀬の慌しさが感じられる様になった今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか…。
 来たるべき新たな年…そして来春には新たなる元号が巡ってくる2019年ではありますが、感慨深さを肌で感じると共に、巡ってくる新たな一年に際し心身の引き締まる思いながらも、『幻想神秘音楽館』12年目に突入という意義を改めて噛みしめながら、来年も変わる事無く地道且つ堅実に我が道を邁進し、プログレッシヴ・ライフを心から謳歌しつつ自らの言葉で綴りながら次なる一年も歩み続けていきたい所存です。
 
 2018年、今年最後の「一生逸品」を飾るのはサンタクロース生誕の地でもあるフィンランドより、自国のロックシーンを長きに亘り彩ってきた名うてのヴェテラン・プレイヤーの猛者達が集結した、北欧プログレッシヴ・ジャズロックの頂点にして至高の極みすら窺わせる、70年代後期のスカンジナビアン・ムーヴメントを飾る名作・名盤として誉れ高い、神髄にして真髄の唯一無比なる存在と言えるであろう“ザ・グループ”に、2018年の締め括りという意味合いを込めて今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います

https://14526789.at.webry.info/201812/article_1.html
 2019年も早いもので、先月新年を迎えたばかりにも拘らずもう2ヶ月が経とうとしています。
 寒暖の差が激しく、豪雪に見舞われている地域もあれば立春さながらの陽光の空の下で春の兆しを感じ満喫しているところと多々差異はありますが、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 今年最初の「一生逸品」は、先月の「夢幻の楽師達」で綴った時にある程度の予感すら抱いていたものの、果たして上手く伝える事が出来るのだろうかと正直迷いと不安こそありましたが、今回ここで綴らなければ次に綴る機会は暫く失ってしまうと思い、私自身も勇気を振り絞って拙い文章力を頼りに、精一杯文章として形にした次第です。
 70年代中期〜後期にかけてイタリアン・ロック隆盛期の一時代を駆け抜けて、自らが思い描く純粋無垢で清廉潔白なる音楽世界に情熱と青春を捧げつつ、さながら白馬に乗った王子の様に夢幻(無限)の地平線を目指して21世紀の今もなお歩み続ける、イタリアン・ロックシーンが生んだ純粋で稀有な創意の象徴と言っても過言では無い“チェレステ”に今再び栄光と軌跡のスポットライトを当ててみたいと思います。

https://14526789.at.webry.info/201902/article_1.html
 桜舞い散る4月が終わりを告げ、風薫る5月の初夏へと季節が移り変わると共に、激動の30年だった平成という元号が終焉を迎え、“令和”という新たなる元号時代と世代交代が間近になりつつある今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
 2007年にプログレッシヴ・ロックを綴るというだけの私的で極単純明快なブログを立ち上げてから、今年で早12年目に入った私自身ですらも、振り返ってみれば何とも感慨深くひと言では言い尽くせない思いが去来します。
 地道にコツコツと歩みながらも、2011年の3.11で気持ち的にブログを半年近く休止せざるを得ない状態(同時期に心疾患の闘病生活が重なったり)になったり、私的な諸問題で数ヶ月間休止せざるを得ない状態に陥ったりと様々な紆余曲折がありましたが、こうして何とか平成時代最後の執筆を迎えられる事は決して奇跡などではなく、プログレッシヴ・ロックと真摯に向き合ってきた綴り手でもある私自身の人生の積み重ねに他ならないと思えてなりません…。
 来るべき新たなる令和という時代、そして決して終わる事のないプログレッシヴ・ロックとの更なる対話に向けて、これからも何一つ変わる事無く今まで通りの『幻想神秘音楽館』を全うしていきたい所存ですので、平成時代に引き続き令和という新時代でもどうか御愛顧頂きます様宜しくお願い申し上げます。

 平成時代最後の「一生逸品」を飾るのは、70年代イタリアン・ロックに負けず劣らず…たった一枚きりというワンオフ的な珠玉の名作・名盤を数多く輩出してきたフレンチ・ロックより、時代の終わりそして時代の始まりという繋ぎを厳粛かつ静謐に奏で彩るという意味合いを込めて、意味深で且つ何とも昨今の時代観をも予見していたかの様なアートワークに包まれたリリシズムと夢想の申し子と言っても過言では無い“パンタクル”の唯一作に焦点を当て、平成時代の最後を締め括りたいと思います。

https://14526789.at.webry.info/201904/article_1.html
 令和という新元号が幕を開けてから早いものでもう2ヶ月が経とうとしてますが皆様如何お過ごしでしょうか…。
 今年は例年に無い位遅く牛歩的な梅雨の到来やら、あたかも天変地異をも思わせる自然災害の頻発やらで様々な不穏な空気に満ちて気の滅入る様な6月でしたが、時季的にはいよいよ夏本番の到来が再び巡りつつあり、今までの鬱陶しい空模様と気分から抜け出して爽天の青空を希求したくなる…そんな清々しい気持ちに早く変わって欲しいものと願わんばかりです。
 生憎の空模様の下、陽光が燦々と降り注ぐ様な情熱の中に知的なクールさを兼ね備えたであろう、昨今の時節柄に相応しい70年代イタリアン・ロックの隠れた至高と至宝にして唯一無比の存在と言っても過言ではない、テクニカル・シンフォニックの代名詞として今もなお語り草となっている“フェスタ・モビーレ”に今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

https://14526789.at.webry.info/201906/article_1.html
 先月の「夢幻の楽師達」に引き続き、月イチペースでの連載再開となった「一生逸品」。
 2020年久々の新たな書下ろしであると同時に、コロナ禍に見舞われた激動の一年を締め括る(であろう)今年最後にお届けする今回の「一生逸品」は、御拝読頂いている閲覧者皆様からの熱烈なリクエストが届いていた、70年代ブリティッシュ・アンダーグラウンドのみならずカンタベリーシーンに於いて一石を投じ、たった一枚ながらもその大いなる軌跡と足跡を遺し、21世紀の今もなお熱狂的にして絶大なる支持を得ている…唯一無比の音楽世界観を構築したSteve HillageそしてDave Stewartという2人の両巨頭共々がターニングポイントになったと言っても過言では無い“カーン”が遺した一時代の奇跡に焦点を当ててみたいと思います。

https://zenkouprogrock.blog.fc2.com/blog-entry-147.html
 心なしかコロナ禍の収束に向けて少しずつではありますが漸く明るい兆しが見られつつある昨今、皆様如何お過ごしでしょうか…。 
 暗澹たる御時世さながらに凍てつく様な厳冬も日に々々薄らいで、あたかも春の訪れの喜びにも似通った温かさと雰囲気が朧気ながらも仄かに感じられる様になりました。
 今年最初の「一生逸品」は、そんな季節の移り変わりに相応しい北欧スウェーデンより、かねてから70年代中期〜後期にかけて登場したカイパ始めダイス、そしてアトラスと並んで高い評価を得ながらも、惜しむらくは短命に終わってしまったスウェディッシュ抒情派シンフォニックの隠れた逸材として、まさに知る人ぞ知るであろう…21世紀の今なお数多くの賛辞を得ている“ブラキュラ”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

https://zenkouprogrock.blog.fc2.com/blog-entry-152.html
 春霞と桜吹雪舞い散る4月もいよいよ終盤を迎え、季節はいつしか汗ばむ陽気の風薫る初夏が再び巡ってきました。
 相も変わらず新型コロナの猛威やら変異株の蔓延、片や一方で待望と不安の隣り合わせの如くワクチン接種の開始やらと、一喜一憂と共にまだまだ収束の見通しすら経たない長いトンネルの真っ只中のさ中、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 今月の「一生逸品」は先月の「夢幻の楽師達」にて予告していた通り、2ヶ月間限定企画“春のブリティッシュ・ハードロック祭り”と銘打って、英国の翳りと陰影を帯びたハードロックにしてプログレッシヴな一枚物の傑作をお届けいたします。
 …とは言いつつも、ブリティッシュ・ハードロック系でいざ一枚物の最高作を選ぶともなると迷いが生じるのはさもありなん(苦笑)。
 伝説的名盤のT2始め、クォーターマス、ファジーダック…etc、etc、枚挙に暇が無いとはこの事で、我ながら自問自答しつつもなかなか収拾が付かなくなるものだから世話は無い(ちなみに余談というかネタバレみたいで恐縮であるが、前述に列挙したバンドは今後「一生逸品」に登場予定なので乞う御期待願いたい)。
 そんな折、昨年初秋まで「夢幻の楽師達」と「一生逸品」を週2の掲載スタイルという加筆と修正を施したセルフリメイクで綴ってきたのだが、実を言うと「一生逸品」にあってはまだ再登場・紹介しきれてなかったバンドが3〜4バンド残していた事をふと思い出し、機会あらばいつかまた再編集して取り挙げようと考えていたもので、運良くというか今企画のタイミングが合致したお陰で今回めでたく御登場頂く事となった…大英帝国が醸し出す一種独特の湿った空気感に加え、70年代の光と影を象徴する唯一無比の存在と言っても過言では無い、ブリティッシュ・ロック黎明期の申し子にして伝説的名バンドの称号を欲しいままにしている“アードバーク”に今再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

https://zenkouprogrock.blog.fc2.com/blog-entry-156.html
 季節の移り変わりとは早いもので…いつしか晩夏の寂寥感から日に々々初秋の空気感へと変わりつつあるものの、未だ厳しい残暑の続く今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか?
 予想に反して多くの感動と熱気を巻き起こした東京五輪、そして昨今の東京パラ五輪…様々な意見や賛否両論こそあれど、世界中に蔓延するコロナ禍の現代(いま)に於いて、目に見えないウイルス感染の恐怖と不安に抗いつつも、大なり小なり着実に復活と復興に向けて人類が立ち向かう狼煙にも似た…一筋の希望の光明すら思い起こさせる、そんな8月であったと思えてなりません。
 まだまだ前途多難ではありますが、今は兎に角止まない雨は無いの言葉を胸に、ただひたすら収束を信じて前向きに歩み続けたい所存です。
 5月と6月の休載期間を経て、先月の「夢幻の楽師達」に引き続き、今月久々に再開の「一生逸品」は去り行く今夏に別れを告げ、初秋の足音が近付きつつある昨今の時節柄に相応しい…数多くもの名作・傑作を世に送り出したイタリアン・ロックシーンから、ある意味…かつて本当に極々一部の通好みというかコアなマニアにしか注目されてなかったであろう、知る人ぞ知るマイナー級な逸材ながらも隠れた名匠として、21世紀の今なお現役ベテランに位置しつつ、その名声を後世にまで刻み続け、名は体を表すの言葉通りペンギンの意を持つ“ムルプレ”に、今一度スポットライトを当ててみたいと思います。

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 10月も終盤を迎え、いよいよ待望の芸術の秋…プログレッシヴの秋が迎えられるのかと思いきや、いきなり予期せぬ寒波に見舞われ、あたかも晩秋或いは初冬を思わせる曇天の冬空に見舞われてしまい、とんだ想定外で時期外れな冬支度に右往左往しているさ中、皆様如何お過ごしでしょうか。
 そんな冬将軍の足音が日に々々感じられつつある今月お送りする「一生逸品」は、昨今大いに話題を呼んだオリオン座流星群に呼応するかの如く、偶然というかあまりにタイムリーな出来事に引き寄せられる様に、70年代のオランダが生んだ=通称ダッチ・プログレッシヴがまさに熱気を帯びていた時代、かのギリシャ神話に登場のオリオンをモチーフにした唯一作を遺し、その独創性溢れるオリジナリティーと音楽性で今なお伝説的神格で称賛されている“パンテオン”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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 2021年12月、昨年と同様コロナ禍に翻弄された激動の一年がもうじき終わりを迎えようとしています。
 日に々々少しずつ来たるべき新たな時代に寄せる期待と不安が入り混じった、いつの間にかそんな心の声すら感じられる様になった今日この頃。
 今年最後にお送りする「一生逸品」は、そんな2021年のフィナーレを飾るに相応しい、名実共に大多数もの秘蔵且つ至宝級の名作名盤が息づいている栄光のブリティッシュ(プログレッシヴ)・アンダーグラウンドから、昨年末に取り挙げたカーンと並んで、いよいよ満を持しての真打登場の如く名実共に栄光と伝説との背中合わせで語り草にもなっていた、真の英国プログレッシヴ・スピリッツたるものを頑なに守り続けつつ、21世紀の今日に至るまで名匠たる所以と風格こそ彼等自身の身上(信条)とライフワークそのものであると言っても過言では無い、伝説級の伝説“サーカス”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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 2022年、今年最初の「一生逸品」をお届けします。
 つい先月新年を迎えたばかりなのに、いつの間にかもう2ヶ月経ち、気が付けば冬の北京オリンピックも終わり2月も終盤に差し掛かった今日この頃です。
 今回は先月の「夢幻の楽師達」で取り挙げたサン・ジュストに引き続き、久々に70年代イタリアン・ロック繋がりが勢い付いているところで、いつかはピックアップせねばと思いあぐねていた、正真正銘まさしく幻と伝説的な存在にして、僅かたった一枚という珠玉の唯一作を遺し時代の表舞台から静かに去っていった、燻し銀の如き光沢と輝きを未来永劫放ち続ける稀代のキーボードトリオとして名高い“トリアーデ”に、今一度焦点を当ててみたいと思います。

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 桜舞い散る4月も終わりを迎え、季節はいつしか新緑が色濃く映える薫風の初夏へと移り変わりつつあるさ中、皆様如何お過ごしでしょうか…。
 ウクライナ情勢を余波に世界各国が不穏な空気に見舞われている昨今ではありますが、悲しいかな…それでも人も世界も前を向いて日々を生き続けていかねばならないというのが現実です。
 自分自身でさえも、こんな混迷に満ちた世の中なのに安穏と『幻想神秘音楽館』を綴って果たして良いのだろうか…本当に意味があるのだろうか…と何度自問自答に駆られた事でしょう。
 ですが、やはり現代(いま)がこんな時代だからこそ、ほんの束の間だけで良い、嫌な事…辛い事…それこそ思わず目を背けたくなる様な現実から暫し遊離して夢想に浸り、皆誰しもが大なり小なりの幸福と平穏を感じるのは唯一許された特権です。
 夢だの希望だのと敢えて大仰に語るつもりはありませんが、暗く重々しい現実を理解認識しつつも、せめて好きな事や安らぎを得るのは罪では無いと思えてなりません。
 だからこそ…『幻想神秘音楽館』の休止やら休載とか、安易に断筆宣言する事無く、敢えて辛く悲しい現実に立ち向かいながら困難な道を選んで、エヴァのシンジ君の“逃げちゃだめだ!”の言葉の如く、ただひたすら己を信じて前に歩み続けようと決めた次第です。
 例によってまたも前置きが長くなりましたが(苦笑)、今回お送りする「一生逸品」はそんな不穏な雰囲気をも吹き消すかの如く、サイケデリックで夢見心地ながらもクラシカルでシンフォニック、70年代フレンチ・プログレッシヴ前夜の曙にも似たアートロックの感触を持った、かのフレンチ・ロック黎明期の名作にして傑作でもあるサンドローズにも匹敵するであろう…まさに知る人ぞ知る稀有な存在ながらも、決して伝説や幻の存在で語るには惜しまれる位の音楽性と才気に満ち溢れた、唯一無比にして万人に愛されるべき夢想空間の匠の称号に相応しい“アイリス”が遺した唯一作に、今一度スポットライトを当ててみたいと思います。

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 2022年も早いもので、もう折り返しの後半に差し掛かろうとしています。
 蒸し暑くて鰻上りな不快指数に加え、鬱陶しくも忌々しい今時の変わりやすい空模様という梅雨時も徐々に明け、夏本番を告げるであろう各地での記録的猛酷暑の到来に、なかなか心身ともに追いついていけないといった今日この頃です (苦笑)。
 夏には夏の楽しみ方があると同様、プログレッシヴ・ロックも夏なら夏向きに相応しい吟味と聴き方で涼やかに乗り切りたいものです。
 今夏はどんなプログレッシヴとの出会いがあるのか?そんな苦手な季節との付き合い方もまた風流でもあり一興というもの…。
 先月の「夢幻の楽師達」で取り挙げたモールス・コードに引き続き、今回「一生逸品」で紹介するは70年代カナディアン・プログレッシヴ黄金期に於いて、ライヴ・パフォーマンスの素晴らしさでカナダ全土にその名が広く知れ渡りつつ、デヴュー作の収録とマスターテープが完成されながらも、時代の波に乗れず世に出る事無く…あたかも幻の存在のまま暫し長き眠りについたまま、1990年のCD隆盛期に漸く正式な形として陽の目を見る事となったものの、皮肉な事にそのCD唯一作も、21世紀の今やレアアイテム級の入手困難盤へと移行してしまった感すら窺える、名実共に文字通り70年代カナディアン・シンフォニック最後の砦と言っても過言では無い、至高にして極みとも言わしめた伝承そのものの贈り物“ナイトウインズ”に、今一度栄光の眩いスポットライトを当ててみたいと思います。

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 今年も例年の如く…というか毎年恒例とも言える(苦笑)、全国的規模で猛酷暑と異常気象に見舞われた2022年の夏。
 8月も終盤に差しかかり、気付いたらいつしか朝晩とも9月の初秋を思わせる空気と雰囲気が感じられる様になりました。
 狂おしい様な炎熱の夏を経て、いよいよ文化と芸術そしてプログレッシヴの秋本番の到来に喜びと期待は隠せないと共に、2022年の残る数ヶ月間…また更に新たなプログレッシヴ・ロックとの出会いが待っているのか、真摯に襟を正す気持ちで真っ向から受けて立とうと思います。
 今月の「一生逸品」は去りゆく晩夏の余韻に浸りつつも、再び巡ってくるプログレッシヴの初秋に思いを馳せながら、1970年のブリティッシュ・プログレッシヴ黎明期に於いて、栄光こそ掴めなかったものの不世出の才能集団として認知され、プログレッシヴとハードロックの両方面から今なお絶大なる支持を得ている唯一無比なるロックトリオの金字塔“クォーターマス”が遺した一枚に焦点を当ててみたいと思います。

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 10月終盤を迎え、樹木の緑がいつしか紅葉に染まり、路上には落葉がちらほらと見受けられる様になりました。
 朝晩と日に々々冬の足音が近付きつつある…そんな肌寒さすら感じられ、改めて深まる秋の様相がひしひしと五感で伝わり、これから先…晩秋から初冬へ季節の移り変わりといった様変わりを目の当たりにする機会が多くなる事でしょう。
 激動の2022年も残すところあと2ヶ月少々、素晴らしい音楽と芸術作品に国境は無いと思いつつも、心のどこかで何とも割り切れないもどかしさと、やるせない憤りにも似た引っ掛かりを今もなお抱いている今日この頃というのが正直なところです。
 芸術の秋、文化の秋にしてプログレッシヴの秋真っ只中、今回お届けする「一生逸品」は先回の「夢幻の楽師達」に引き続き、70年代ジャーマン・ロック=クラウトロックから、当時オーディエンスや各方面から絶大なる称賛と賛辞を得ながらも、たった一枚きりの唯一作を世に遺しシーンの表舞台から去っていった、文字通り不世出の逸材でありながらも運とツキに恵まれる事無く決してドイツのシーンとカラーに染まり切らない、あくまでブリティッシュ寄りな作風と気概で、独自の孤高なる個性を貫き一時代を駆け巡っていった、クラシカル・ジャーマンオルガンロックの雄として呼び声が高く…まさに知る人ぞ知る存在として今なお燻し銀の如き光彩を放っている“テトラゴン”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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 予想だにしなかった年末の大寒波に見舞われた師走のさ中、皆様如何お過ごしでしょうか。
 良し悪しを抜きに“激動の一年”と言っても過言ではなかった2022年も間もなく終わりを迎えつつあります。
 ロシアのウクライナ侵攻で世界があたかも二つに分かれてしまいそうな脆さと危うさをも露呈してしまった…人心が疑心暗鬼に捉われ緊張と不安に包まれ大きく揺れ動いたこの一年間、新型コロナ禍収束の出口が未だ見通せず暗雲と混迷が更に加速しつつある昨今ではありますが、それでも一歩々々少しづつ日々の日常が戻り、世界各国との交流が再開するという明るい兆しが顕著に見られたのも紛れも無い事実であります。
 2022年は悲しみと喜びとの背中合わせの年であったと同時に、新たに迎える次なる2023年をどう歩んで行くかを見極める上での布石或いは分岐点ではないかと思えてなりません…。
 今は兎にも角にも、来たるべき新たな年に向けて改めて自らを冷静に見つめ直し心穏やかに過ごしていけたらと願わんばかりです。
 2022年、今年最後の「一生逸品」でお届けするは、古き良きあの頃の時代に懐旧と憧憬の念を抱きつつ、まさしく温故知新の志でGSブーム以降の真(シン)の日本のロックミュージックを改めて振り返りたいという思いで、70年代夜明け前のジャパニーズ・ロックの祖と言っても過言ではあるまい、後年の日本のポピュラーミュージック界の立役者を輩出した、21世紀の今もなおカリスマ的にして伝説的存在として神々しさを漂わせている“エイプリル・フール”に、今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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 2月も終盤に差し掛かり、それこそ毎冬訪れる決まり文句みたいな言い方で恐縮ですが…凍てつく様な厳冬も日に々々弱まって、少しづつ春めいた兆しと雰囲気が肌で感じられる様になりました。
 今年最初の「一生逸品」は、70年代初期のブリティッシュ・アンダーグラウンドより、昨年末51年振りにリマスターが施されCDリイシュー化された、まさに知る人ぞ知る“幻”的存在でそのバンド名と唯一作でもある音源がYouTubeでしか触れられなかった、名実共に大英帝国の気品と伝統に裏打ちされたポップでサイケでシンフォニックな隠れた逸品、クレシダの2nd並びサーカスの『One』、果てはビッグ・スリープ…等にも匹敵する決定版とも言っても過言では無い、長らく栄光無き才能集団として言われなきレッテルを貼られながらも、遂に満を持しての名誉を挽回したブリティッシュシーンの至宝級“ロードストーン”に、今ここに再び栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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 4月終盤に差し掛かり、あれだけ咲き乱れていた桜花もいつの間にか…というかあっという間に散ってしまい、気が付けばツバメが宙を舞い、薫る風と色鮮やかな新緑の映える初夏へと、言わずもがな季節の移り変わりの早さに身も心も付いて行けないといった感の今日この頃です。
 今月の「一生逸品」は漸くというか…遂に待ってましたと言わんばかりな真打登場の言葉通り、デヴューから21世紀の今もなおイタリアン・ホラームービーを彩る立役者と言っても過言では無い名匠ゴブリンの前身バンドとして知名度を誇りつつも、ブリティッシュ・プログレッシヴスピリッツにイタリアン・ロックの熱いパッションを兼ね備えた、徹頭徹尾その比類無き完成度で絶大なる人気と支持を得ているもう一つの名匠“チェリー・ファイヴ”に今一度栄光のスポットライトを当ててみたいと思います。

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