しかし、制作スタッフ側はこの結末を何らかの形で公表する事が可能であると信じ、密かに制作を続行。原画は作画監修の湖川が一人で殆どをこなすという熱の入れようであり、当時のアニメーションにおいては、群を抜くクオリティの作画と演出である。番組終了後、ファンたちの要望に応える形で、1982年にTV版の総集編『接触篇 A CONTACT』と真の終劇に当たる新作映画『発動篇 Be Invoked』が同時公開、併映された。当初は『機動戦士ガンダム』と同様に複数に分けての公開も考えられていたが、不入りにより結末が描かれずに終わりTV版の二の舞になってしまう可能性を考慮して、全編一挙公開となった。そのために総上映時間は3時間を越えていた。また、『接触篇 A CONTACT』はTVシリーズ前半部の総集編でしかなかったため(地球編は丸々カットされ、キッチンとギジェの死は発動篇序盤に短く挿入された)、前半の総集編と最終回完全版の組合せという全く不完全な形の映画となってしまった。