ｽﾍﾟｸﾄﾙﾏ〜ﾝ ｽﾍﾟｸﾄﾙﾏ〜ﾝ ｺﾞｰｺﾞｰｺﾞｰｺﾞｰｺﾞｺﾞ〜
★「宇宙猿人ゴリ」→「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」→「スペクトルマン」
と２度もタイトルが変わった異色作。
●「最初から"スペクトルマン"にしとけよ」と誰もがツッコんだことと思いますが、
異色なのはタイトルだけじゃなかった！
なんとこの番組、 放送決定から第一回の放送までが”一ヶ月弱！！”
一般ドラマならいざしらず、手間暇かかる特撮ものでは普通、絶対無理。
ま、事前に「パイロット（試作）版」の用意があったとはいえ、
この記録を破った作品は無いのでは？なんせ、なんとか間に合ったと
胸をなでおろしても、 番組は毎週放映されるんですから。
●この快挙を成し遂げたのは漫画家、 うしおそうじでありピー・プロ社長の鷺巣富雄氏。
そんなドタバタの放送開始でも番組は 一年三ヶ月近くのロング・ランとなりました。エライ！
●さて内容はというと、昭和46年当時の世相を反映して登場怪獣も 「公害怪獣」のヘドロンとか
ダストマン、その他、まんまゴキブリの怪獣、ゴキノザウルス、地震怪獣、モグネチュードン、
交通事故を憎むクルマニクラスと、ネーミングも笑えました。
ゴキノザウルスのときは番組内で本物のゴキブリを使うため、
事前に視聴者に「ゴキブリを送ってください」とテロップを流した所、
テレビ局の広報の机の上に毎日ゴキブリ入り封筒が山積みになり、
担当者が編成局長に怒鳴りつけられたそうです。・・
●肝心のスペクトルマンはどうも地味なカラーリングだったなあ。
ゴリとラーの迷コンビが好きだった。
●一部を除き、怪獣造形は名人、 高山良策氏がさすが、の仕事をしてますねえ。
ユニオンレコード
☆★ 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン ☆★
ＫＵ−６１３
２つ折りハードジャケット＋４ページ
歌はサニー・メイツが歌ってます。
オリジナルはハニーナイツが歌ってますが、オリジナルの歌唱に非常に似ているためそれほど違和感はないです。
作曲は前出の「ウルトラマン」でも有名な宮内国郎。
昭和３９年の「ウルトラＱ」に始まる怪獣ブームは「ウルトラマン」で最高潮に達し、「キャプテンウルトラ」や「ウルトラセブン」などの作品も生まれましたが、怪獣ブームを維持するだけの決定的な人気を博することが出来ず、残念ながら昭和４３年後半には完全に沈黙しました。
子供向けの番組は「ゲゲゲの鬼太郎」や「河童の三平 妖怪大作戦」、少しアダルトな番組としては「バンパイヤ」「怪奇大作戦」をはじめとする怪奇もの・妖怪ものや、「巨人の星」や「タイガーマスク」を始めとするスポ根ものが主流になってきてました。
また、社会では高度経済成長にともなう急激な経済発展により公害が深刻化し、社会問題となっていました。
そんな中、突如現れた怪獣特撮番組。
一度、「ウルトラマン」を始めとする怪獣番組に熱中した子供たちが久しぶりに見る怪獣番組に狂喜乱舞したことは言うまでもありません。
しかも初放送は昭和46年1月2日という正月のど・ど真ん中！
第１次怪獣ブームの洗礼を受け、怪獣番組に飢えていた子供たちには何よりのお年玉だったに違いないと思います。
なにかの研究本にもかかれてありましたが、第１次怪獣ブームの火付け役となる「ウルトラＱ」の初放送も１月２日、どちらの主題歌（曲）の作曲も宮内国郎というのも奇遇なめぐり合わせです。
ピープロとしては日本初のカラー特撮ヒーロー番組である「マグマ大使」に次ぐ本格特撮番組。
「宇宙猿人ゴリ」から「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」「スペクトルマン」と２度もタイトルを変更した作品としても有名ですな。
ちなみに、このレコードは１度目のタイトル変更「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」が決定してからリリースされたもののようです。
地球に攻めてくる「宇宙猿人ゴリ」はＩＱ３００という天才マッドサイエンティスト。
「宇宙猿人ゴリ」を始めとするキャラクターの造形は「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」でも造形を担当した高山良策。
映画では「大魔神」のスーツ製作もこの方です。
写真をみれば分かると思いますが、敵役の「宇宙猿人ゴリ」や部下のラーは１９６８年に公開された「猿の惑星」の影響を強く受けています。
莫大な制作費が使えるハリウッドの大作とは技術的には及ぶべくもありませんが、造形的には今見ても決して見劣りすることなく単なるモノマネになってない大変素晴らしい造形ですね。
後年、ハリウッドの特殊メイクアーティストが氏の製作したマスクを見て、そのレベルの高さに驚愕したという逸話も残ってます。
ジャケットは最もスペクトルマンらしさのあるスチール写真。
後で着色したような色合いの写真が味のあるジャケットで、私が所持している「スペクトルマン」のジャケットの中では最もお気に入りの１枚です。
収録曲
１. 宇宙猿人ゴリなのだ
２. スペクトルマン・ゴーゴー
オープニング
http://
３種類のOP
http://
海外版オープニング
http://
と２度もタイトルが変わった異色作。
●「最初から"スペクトルマン"にしとけよ」と誰もがツッコんだことと思いますが、
異色なのはタイトルだけじゃなかった！
なんとこの番組、 放送決定から第一回の放送までが”一ヶ月弱！！”
一般ドラマならいざしらず、手間暇かかる特撮ものでは普通、絶対無理。
ま、事前に「パイロット（試作）版」の用意があったとはいえ、
この記録を破った作品は無いのでは？なんせ、なんとか間に合ったと
胸をなでおろしても、 番組は毎週放映されるんですから。
●この快挙を成し遂げたのは漫画家、 うしおそうじでありピー・プロ社長の鷺巣富雄氏。
そんなドタバタの放送開始でも番組は 一年三ヶ月近くのロング・ランとなりました。エライ！
●さて内容はというと、昭和46年当時の世相を反映して登場怪獣も 「公害怪獣」のヘドロンとか
ダストマン、その他、まんまゴキブリの怪獣、ゴキノザウルス、地震怪獣、モグネチュードン、
交通事故を憎むクルマニクラスと、ネーミングも笑えました。
ゴキノザウルスのときは番組内で本物のゴキブリを使うため、
事前に視聴者に「ゴキブリを送ってください」とテロップを流した所、
テレビ局の広報の机の上に毎日ゴキブリ入り封筒が山積みになり、
担当者が編成局長に怒鳴りつけられたそうです。・・
●肝心のスペクトルマンはどうも地味なカラーリングだったなあ。
ゴリとラーの迷コンビが好きだった。
●一部を除き、怪獣造形は名人、 高山良策氏がさすが、の仕事をしてますねえ。
ユニオンレコード
☆★ 宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン ☆★
ＫＵ−６１３
２つ折りハードジャケット＋４ページ
歌はサニー・メイツが歌ってます。
オリジナルはハニーナイツが歌ってますが、オリジナルの歌唱に非常に似ているためそれほど違和感はないです。
作曲は前出の「ウルトラマン」でも有名な宮内国郎。
昭和３９年の「ウルトラＱ」に始まる怪獣ブームは「ウルトラマン」で最高潮に達し、「キャプテンウルトラ」や「ウルトラセブン」などの作品も生まれましたが、怪獣ブームを維持するだけの決定的な人気を博することが出来ず、残念ながら昭和４３年後半には完全に沈黙しました。
子供向けの番組は「ゲゲゲの鬼太郎」や「河童の三平 妖怪大作戦」、少しアダルトな番組としては「バンパイヤ」「怪奇大作戦」をはじめとする怪奇もの・妖怪ものや、「巨人の星」や「タイガーマスク」を始めとするスポ根ものが主流になってきてました。
また、社会では高度経済成長にともなう急激な経済発展により公害が深刻化し、社会問題となっていました。
そんな中、突如現れた怪獣特撮番組。
一度、「ウルトラマン」を始めとする怪獣番組に熱中した子供たちが久しぶりに見る怪獣番組に狂喜乱舞したことは言うまでもありません。
しかも初放送は昭和46年1月2日という正月のど・ど真ん中！
第１次怪獣ブームの洗礼を受け、怪獣番組に飢えていた子供たちには何よりのお年玉だったに違いないと思います。
なにかの研究本にもかかれてありましたが、第１次怪獣ブームの火付け役となる「ウルトラＱ」の初放送も１月２日、どちらの主題歌（曲）の作曲も宮内国郎というのも奇遇なめぐり合わせです。
ピープロとしては日本初のカラー特撮ヒーロー番組である「マグマ大使」に次ぐ本格特撮番組。
「宇宙猿人ゴリ」から「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」「スペクトルマン」と２度もタイトルを変更した作品としても有名ですな。
ちなみに、このレコードは１度目のタイトル変更「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」が決定してからリリースされたもののようです。
地球に攻めてくる「宇宙猿人ゴリ」はＩＱ３００という天才マッドサイエンティスト。
「宇宙猿人ゴリ」を始めとするキャラクターの造形は「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」でも造形を担当した高山良策。
映画では「大魔神」のスーツ製作もこの方です。
写真をみれば分かると思いますが、敵役の「宇宙猿人ゴリ」や部下のラーは１９６８年に公開された「猿の惑星」の影響を強く受けています。
莫大な制作費が使えるハリウッドの大作とは技術的には及ぶべくもありませんが、造形的には今見ても決して見劣りすることなく単なるモノマネになってない大変素晴らしい造形ですね。
後年、ハリウッドの特殊メイクアーティストが氏の製作したマスクを見て、そのレベルの高さに驚愕したという逸話も残ってます。
ジャケットは最もスペクトルマンらしさのあるスチール写真。
後で着色したような色合いの写真が味のあるジャケットで、私が所持している「スペクトルマン」のジャケットの中では最もお気に入りの１枚です。
収録曲
１. 宇宙猿人ゴリなのだ
２. スペクトルマン・ゴーゴー
オープニング
http://
３種類のOP
http://
海外版オープニング
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コメント(28)
HGスペクトルマン全４種をコンプリートできた時は
本当に うれしかった。
モグネチュードンは子どもの頃からの憧れの怪獣だ。
初めてモグネチュードンを観た時は その斬新な形態に驚いたものだ。
そのモグネチュードンがまさかフィギュア化されるとは！
そしてモグネチュードンをゲットできるとは思ってもいなかった。
モグネチュードンのフィギュアは思ってたよりも大きい。
そしてズシリと重い。存在感がある。
ゴキノザウルスも見るたびに愛着が湧いてくる。
ノーマン は これから自分の中で
ドンドン「マイブーム」になっていく怪獣だ。
将来的には最も好きな怪獣になりそうな予感がしている。
今回ゲットしたスペクトルマンはゴールドの光沢が素晴らしい！
本当に うれしかった。
モグネチュードンは子どもの頃からの憧れの怪獣だ。
初めてモグネチュードンを観た時は その斬新な形態に驚いたものだ。
そのモグネチュードンがまさかフィギュア化されるとは！
そしてモグネチュードンをゲットできるとは思ってもいなかった。
モグネチュードンのフィギュアは思ってたよりも大きい。
そしてズシリと重い。存在感がある。
ゴキノザウルスも見るたびに愛着が湧いてくる。
ノーマン は これから自分の中で
ドンドン「マイブーム」になっていく怪獣だ。
将来的には最も好きな怪獣になりそうな予感がしている。
今回ゲットしたスペクトルマンはゴールドの光沢が素晴らしい！
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