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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの勇者エクスカイザー (勇者シリーズ?)

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1990年(平成2年)2月3日から1991年(平成3年)1月26日まで名古屋テレビ・テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 - 18:00、毎週土曜日17:00 - 17:30に全48話が放送された、サンライズ製作のSFロボットアニメ作品。およびその主役ロボットの名前。1990年代を代表するロボットアニメシリーズである「勇者シリーズ」の第1作。

ストーリー
時は西暦2001年。無数の星々を荒らし回った「宇宙海賊ガイスター」は、新たな「宝」を狙い地球へと侵入した。彼らを追い、地球へとやって来たのは「宇宙警察カイザーズ」のリーダー、「エクスカイザー」。

偶然彼と出合った「星川コウタ」はカイザーズの秘密を共有する友人となる。エクスカイザーと仲間たちは地球の乗り物と融合し巨大ロボへと変化、ガイスターの野望に立ち向かっていく。
「君ん家にも宇宙人、いる!?」


概要
勇者シリーズの記念すべき第一作にして、所謂「谷田部勇者三部作」の一作目でもある本作品は、これまで同枠で続いてきた「リアルロボット路線」から大きく方向転換し、低年齢層をメインターゲットとした「スーパーロボット路線」の作品として企画された。同枠では1981年の『最強ロボダイオージャ』以来となる。


特徴
純粋な子供向け番組を目指して製作された本作品は、リアルロボット作品の影響が未だ残っていた当時としては珍しく単純明快な展開を基本とした作品作りを一貫して行っている。その為、地球の宝を奪おうとするガイスターに対し、彼らを追ってきたカイザーズがそれを阻止すべく立ち向かうという、一話完結の勧善懲悪が大きな特徴である。

メインスポンサーであるタカラ(現・タカラトミー)が手がけていた『トランスフォーマーシリーズ』の「敵対する地球の外からやってきた宇宙人(今回はエネルギー生命体)が地球の乗り物に姿を変える」という要素を受け継ぎつつも、描写としてはそれまでのサンライズ製作のロボットアニメで培われたノウハウがふんだんに活かされている。特に各ロボットの変形や合体、必殺技を始めとする描写は、本放送から実に20年近く経った現在においても見劣りしないクオリティの高さを誇るものとしてファンの間でも高い評価を得ている。

また、勇者シリーズの重要なファクターの一つと言える「主人公である少年と勇者ロボが「対等の友人関係」である」という雰囲気を最も色濃く出している。この集大成とも言える最終回のラストシーンは、本作品のみならずシリーズ中でも屈指の名シーンとして今もって語り継がれている。


メインテーマ
本作は同枠で長年続いていたリアルロボット路線からの方針転換により、特に皆殺しと形容された富野喜幸監督時代とは対照的に、最終回のダイノガイスト以外死者を出さない作品となった。

本作では宝物とは何かという、幼い子どもでも理解しうる単純明快なテーマが扱われている。前述の一話完結の基本フォーマットを通じて毎週異なる「宝物」が設定されており、主題歌2番の歌詞でも語られているように、失いかけてはじめて分かる大切なものを視聴者に訴える作りとなっている。

このテーマは最終回のサブタイトルにもなり、ダイノガイストの壮絶な最期をもってある宝が示されることになる。このとき語られた本作最後の宝物、それは後の歴代の勇者達も最重要視する基本的な概念となり、以降のシリーズに受け継がれていった。


作品への評価
元々は単発の作品であり次回作についての構想は無かったことがサンライズアニメ史にて書かれていた。しかし、次回作の製作が決定し、勇者シリーズの基礎を固め、「第一作にして最高傑作」と評するファンは多い。リアルロボットのような機械的デザインフォルムから、トランスフォーマーシリーズから受け継がれ更に洗練されたシンプルなデザインも評価が高く、(俗にいう「勇者顔」)それまで少数派だったより人に近いシンプルな顔付きのロボットデザインが広まるきっかけとなる。

また、それまでリアルロボット全盛だった時代において、ロボットアニメとしての原点回帰を果たしたという事も含め、翌91年よりスタートした『エルドランシリーズ』と並び1990年代を代表するロボットアニメとの呼び声も高い。玩具の売り上げも同年のアニメや特撮番組の中でもヒットし、タカラによると「今までで一番良かった」としている。この結果、勇者シリーズの基盤を築くことになった記念碑的な作品と言える。

しかし同年の年末に『スーパーファミコン』が発売され、年末は不振に陥った。タカラはこのことを予想して生産数量を絞ったが、それにも関わらず大量の在庫が発生した。(ちなみに同じ時期に放送されていた『地球戦隊ファイブマン』も同様の状況に陥った)。この結果を受けてタカラは「ドラマ設定が大切になってくる。カッコいい、迫力がある、デザインが良いだけではもう追い付けない」という『勇者シリーズ』の行く末を見通したかのような発言をしている。


スタッフ
企画:サンライズ
原作:矢立肇
シリーズ構成:平野靖士
脚本:平野靖士・園田英樹・渡辺麻実・まるおけいこ・伊藤康隆・岩崎しゅういち・たかばたけし・鹿島典夫・大庭圭司・志茂文彦
絵コンテ:ふくだみつお・川瀬敏文・石踊宏・大雷太・高松信司・森田風太・杉島邦久・大庭秀昭・大畑清隆
演出:ふくだみつお・川瀬敏文・石踊宏・大雷太・高松信司・大庭秀昭・大畑清隆
キャラクターデザイン:平岡正幸
メカニックデザイン:大河原邦男
ゲストメカニックデザイン:石垣純哉
デザイン協力:デザインメイト
作画チーフ:服部憲知
美術:岡田有章
撮影:鳥越一志
編集:杉山幸夫
音楽:田中公平
音響:千葉耕市
音楽制作:キングレコード
プロデューサー:今井慎(名古屋テレビ)・本名洋一(東急エージェンシー)・吉井孝幸(サンライズ)
チーフ演出:福田満夫
監督:谷田部勝義
製作:名古屋テレビ・東急エージェンシー・サンライズ

主題歌
OP
「Gather way」(作詞:Azusa、作曲:井上ヨシマサ、編曲:山本健司、歌:三浦秀美)
ED
「これからのあなたへ」(作詞:Azusa、作曲:井上ヨシマサ、編曲:山本健司、歌:三浦秀美)
勇者シリーズ全作品中、本作のみ音楽制作および主題歌の発売元がキングレコードとなっている(以降の作品ではビクターエンタテインメント)。そのため1997年に発売された勇者シリーズの主題歌集CDには、当時放送中だった『勇者王ガオガイガー』を除いて唯一本作のみ未収録となっている。
このほか、年月の経過のため入手困難な状況となっている事情もあり、シングルCDは中古市場では五千円以上の高値で取引されている。


関連商品
当作品は、勇者シリーズ1作目ということもあり知名度も決して高くなく[7]、放映当時もサウンドトラックCDやビデオの販売は行われたものの、CDは未収録BGMがあったり、ビデオ販売は途中で停止するなど、現在のアニメの様にメディア展開に恵まれた作品とは言えなかった。故にLD-BOX(DVD-BOX)や完全版サウンドトラックは、エクスカイザーファンの長年の悲願であったが、その願いは放映終了から13年後の2004年にようやく成就されることになった。なお、2008年1月からは勇者シリーズとしては初めてのDVDレンタルも始まる。

DVD
勇者エクスカイザー DVD-BOX(2004年7月23日、ジェネオンエンタテインメント)全48話収録、8枚組。

CD
勇者エクスカイザー 総音楽集(2004年7月22日、キングレコード)現存する音源を総て収録したサウンドトラック、2枚組。

脚注
^ エクスカイザー役を務めた速水奨は、本作のDVDボックス解説書に寄せたコメントにおいてコウタを「年の離れた友人」と評している。
^ トイジャーナル1991年2月号
^ 年齢は公式設定によると、ドリルマックス→エクスカイザー・スカイマックス・ダッシュマックス→ブルーレイカー・グリーンレイカーの順で若い
^ 放映当時のアニメディアより。
^ ただし、作中で人間の食料を食べて味を批評するという行為を行っており、生態的・生活的にはエクスカイザーよりも後発作のファイバードに近い
^ ブレイブサーガにおける『悪』との協力を望まないこと、活動理念が他の勇者シリーズの敵組織と異なることなど。
^ 当然ながら当時は勇者シリーズという概念が無く、ビデオリリース時にはガンダムと同系列のシリーズの最新作という触れ込みで宣伝されていた。


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