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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのバトルフィーバーJ

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1979年(昭和54年)2月3日から1980年(昭和55年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:30に全52話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第3作であり、番組中に登場するヒーローの呼称である。昭和から平成にかけての数年間、シリーズの第1作として扱われていたが、これは『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』が本作以降と原作者が異なる都合で戦隊シリーズから外されていたためである。




概要 ストーリー
世界各地に様々な怪奇現象が起こり、謎のこうもり傘の美女による国防省の重要人物が次々と殺されていった。それを知った倉間鉄山将軍は、世界各地から4人の若者を結集した。4人は、捜査途中に謎のこうもり傘の美女そっくりの女性捜査官ダイアンと出会い、メンバー5人戦士が集結した。父を殺されたダイアンは、鉄山将軍の指揮の下5人に各自にバトルスーツを与え、バトルフィーバー隊を結成。巨大ロボット・バトルフィーバーロボの設計図の争奪戦が繰り広げられる中、エゴスも悪魔ロボットを完成させる。その第1号・バッファローロボをバトルフィーバー隊は完成したばかりのバトルフィーバーロボで迎え撃ち、勝利した。戦士たちの戦いは、始まったばかりである。



特徴
東映がマーベル・コミックとの提携のもと、前年に制作した日本版『スパイダーマン』のヒットを受けて企画された作品である。同時に「宇宙からのメッセージ・銀河大戦」まで放送されていた東映実写放送枠を19:30分から移動し、前番組の「闘将ダイモス」を放送してきた東映アニメ枠を転換した形となっている。

放映当時は『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』とリンクした長期シリーズとして意識されていなかった。しかし、五人組のグループヒーローという骨子に加えて、巨大ロボット「バトルフィーバーロボ」、ロボを輸送する巨大母艦「バトルシャーク」の登場など、のちのスーパー戦隊シリーズの基本的なスタイルは本作で確立された。そして、それらを引き継いだ後発の『電子戦隊デンジマン』『太陽戦隊サンバルカン』によってスーパー戦隊シリーズの流れが定着したため、本作もシリーズに組み込まれ第3作として扱われるようになった。なお、1990年前後の数年間、石ノ森章太郎原作の『ゴレンジャー』『ジャッカー』がスーパー戦隊シリーズとは別に商品展開されていた時期があり、その間のみ本作がシリーズ第1作として扱われていた。

今作に登場するキャラクターは、ミスアメリカをのぞいて、すべて東映のオリジナルキャラクターである点が、日本版『スパイダーマン』とは異なる。マーベル作品に登場するミス・アメリカ (Miss America) を参考にデザインが行われ、各キャラクターの胸に国旗がデザインされるという形で反映されているという。

『スパイダーマン』で好評であった、日本独自設定の巨大ロボットが引き続き採用された。スーパー戦隊の流れが意識されていなかったため、デザインも他の戦隊とはかなり趣が異なっている。マスクはその後のスーパー戦隊シリーズで一般的なゴーグル調のデザインとは異なり、アメリカン・コミックスのヒーローのような「目」を持つデザインである。『ジャッカー電撃隊』までのマントに代わり、全員が白いマフラーをなびかせている。また、放映時は「五色の戦士」というパターンも前面に出てはいなかったが、後年になって他のスーパー戦隊と設定を揃える意味で各員の「色」が設定されている。当時はそのデザインからか3〜6歳児がバトルフィーバーを見て怖がったという話もある(各キャラクターの説明を参照)。

今作の作品タイトルのネーミングは、前年の1978年に公開されたアメリカ映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が大ヒットし、1979年日本で「フィーバー」が流行語となっていたことの反映である。

また、今作に登場するバトルジャパンはキャプテン・アメリカ (Captain America) を日本風にアレンジしたものであるという説があるが、これは誤りであるという。




キャスティング
当初、潮建志が敵幹部、ヘッダー指揮官を演じていたが、覚醒剤所持容疑により逮捕されたため番組初期で降板。石橋雅史へと途中でキャスティングが変更された。なお、潮の降板は番組初期であったことから、後の再放送やビデオ等での販売を考慮して、潮が演じた部分を極力石橋で撮りなおすといった作業が行われている。

バトルケニア・曙四郎役にはJACの大葉健二が起用された。彼はそれまでスタントマンとして活躍してきたアクション面(生身のアクションだけでなく、大葉はバトルケニアのスーツアクターも務めていた)だけでなく、四郎の明るく楽しいキャラクターを特徴付けるコミカルな演技が視聴者にも人気を集め(大葉は「母親層からまでファンレターが来た」と回想している)、後楽園ゆうえんちで行われていたショーにもスーツアクター兼任ならではの「マスクのみを外したバトルケニア」として特別出演したこともある。実力を認められた大葉は翌年の『電子戦隊デンジマン』でもレギュラー、そして単独主人公を務める『宇宙刑事ギャバン』へと繋がって行く。

倉間鉄山将軍を演じる東映チャンバラ時代の名優・東千代之介の存在感ある演技も印象的。



バトルフィーバー隊 狂信的秘密結社「エゴス」に対抗するため、国防省や FBI などの構成員から選りすぐりの精鋭を集めて結成されたのがバトルフィーバー隊である。メンバーの5人は、世界各地のダンスを基礎とした戦闘術を習得している。

通信機である「バトルシーバー」の内部より強化服が射出されるという設定だが、それが劇中で描写されているのは24話での2代目ミスアメリカの変身シーン(初代のダイアン・マーチンが射出した強化服を2代目の汀マリアが手にし、着用する)のみ。通常は「フィーバー!」の掛け声と共に、ダンスのようにくるっとターンすることで変身する(本作では変身の描写がさほど重視されておらず、場合によっては掛け声やターンも省略されることがある)。決め技は5人の武器を組み合わせて放つ「ペンタフォース」。なお、戦隊シリーズでメンバーが2人交代しているのは、2006年8月現在、本作のみである。

伝 正夫(でん まさお)/バトルジャパン
アジア代表の戦士。バトルフィーバー隊のリーダー。性格は真面目で一直線であるが、大人のユーモアも解す粋な男。空手や功夫などの格闘技を身に付けており、戦闘時にはそれらを駆使した「カンフーダンス」を取り入れている。時には単身でバトルフィーバーロボを操縦したこともあった。後年の公式設定ではレッド戦士扱いとなっている。専用武器は槍。
白石 謙作(しらいし けんさく)/バトルコサック(初代)
ユーラシア代表の戦士。バトルフィーバー隊の初代サブリーダー。中央アジアで生まれた孤児であったが、鉄山将軍に拾われ育てられた。科学が得意な若き科学者である。性格は心優しく、パチンコが大好きで、結構無茶をし過ぎるのが欠点である。戦闘時には帝政ロシア時代の勇敢な騎兵「コサック」の流れを組むパワフルな戦法「コサックダンス」で敵を蹴散らす。33話で、エゴスに父を殺され戦いを憎む少女の心を開くため、「血の臭いがする」と言われた戦闘服を持たずに外出したところをエゴスの凶弾に倒れ戦死した。
なお、バトルコサックの交代劇は白石謙作役の伊藤武史が結婚(一部では谷岡との不仲説あり)を理由に降板したためで、当初は予定されていなかった。(交代劇に関する特記事項は後述参照)
神 誠(じん まこと)/バトルコサック(二代目)
白石の国防省における先輩で射撃の名手。白石の戦死により後任としてバトルコサックとなり、サブリーダーも引き継いだ。伝正夫の遥か上を行く冷静さを誇り、その性格故か、当初は個性的な他のメンバーと距離を置く場面も見られた。公式設定では、イエロー系戦士扱いとなっている。なお、イエロー系かつサブリーダーという隊員は戦隊シリーズでは珍しい(本作以外では『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオイエローが挙げられる)。この役を急遽演じる事となった伴直弥の年齢も考慮され、レギュラー戦士では最年長の設定(32歳)となった。
白石・神の両者とも変身後の専用武器は釵という、沖縄伝来の三つ又の、剣状の武器。
45話では「キカイダー01」・イチローのトランペットテーマでの登場シーンを再現してみせたが、伴がかつて演じていたのは、「キカイダー01」・イチローではなく「キカイダー」・ジロー(ギターで登場)の方である。
志田 京介(しだ きょうすけ)/バトルフランス
ヨーロッパ代表の戦士。性格はキザで、それを直すために国防省に入った。魚の生臭さが嫌いでオシャレにも気を遣っている。美容師でもありヘアデザイナーとしての腕前は超一流。戦闘技術としては得意のフェンシングと、フラメンコを基本とした「スパニッシュダンス」を用いて敵を一蹴する。名乗りの際は手拍子(カスタネットの音?)がけたたましく鳴る。ただし、女性にはめっぽう弱い。温厚ではあるが意地っ張りな性格でもある。公式設定では、ブルー戦士扱いとなっている。専用武器はサーベル。
曙 四郎(あけぼの しろう)/バトルケニア
アフリカ代表の戦士。やや日本人離れした風貌のたくましい野生児で、非常に明るく楽しい性格、かつ図太い神経の持ち主。何でも食べる大食漢だが、決して太らない体質の持ち主。動物と会話が出来る特殊技能を持つ。26話ではホウタイ怪人に「若いうちに禿げる」と宣告されてしまったこともある。戦闘時には俊敏な動きを得意とした「トロピカルダンス」で敵を翻弄し、蹴散らす。崖を駆け上り、身軽に回転しながら敵を倒す「アニマルアクション」も得意。悪魔ロボットが登場するたびに「また出やがった!」という決まり文句を叫ぶこともあった。また、スーツアクター兼任の大葉が演じただけに生身でのアクションシーンも他メンバーより激しいものが多い。専用武器は鞭。公式設定ではブラック系戦士として扱われている。
ダイアン・マーチン/ミスアメリカ(初代)
アメリカ・オセアニア代表の戦士。バトルフィーバー隊の紅一点で、FBI秘密捜査官のアメリカ人。日本語も達者で相当な潔癖症でもある。性格は冷静沈着だが、気が強い。戦闘時には「ディスコダンス」で敵を蹴散らす。専用武器は手裏剣。24話で、来日していた妹のキャサリンをエゴスの手から救い出すもドラキュラ怪人の吸血牙攻撃により傷つき、妹の護衛役である汀マリアにスーツを託した。その後体調は回復するが、妹の誘拐時に妹のペンダントに写っていた自身の写真によりエゴスに正体が露見したこともあり、妹と安全に暮らすためバトルフィーバー隊を脱退しアメリカへ帰国した。
初代ミスアメリカを演じた役名そのままのダイアン・マーチン(映像では「D.マーチン」と表記)は当時の人気モデル。それがためにスケジュールの都合が次第につかなくなり、交代を余儀なくされた。なお、彼女は英語しか話せないため、制作にあたっては変身後のスーツアクトレスであり、『秘密戦隊ゴレンジャー』のペギー松山役だった小牧リサがアフレコを担当していた。
汀 マリア(なぎさ マリア)/ミスアメリカ(二代目)
ダイアンの代わりに二代目ミスアメリカとなった元FBI捜査官。24話より登場。ダイアンの妹・キャサリンの護衛役として来日した縁でバトルフィーバー隊と知り合い、戦闘中に負傷したダイアンからスーツを託された。アクティブな性格でバトルフィーバー隊のムードメーカーとなり、ダイアン以上の戦闘能力でチームの戦力を引き上げた。水泳と新体操を中心としたスポーツが得意で、変身後も水中戦と柔軟な体を生かした身体能力を武器にしている。47話では剣道を応用したバッティング技「唐竹割り打ち」を身につけ、ヒダリテ怪人の時速200キロの剛速球をコマンドバットで打ち返した。公式設定では、後年ピンク戦士扱いとなっている。
倉間 鉄山(くらま てつざん)将軍
バトルフィーバー隊の最高司令官。国防省の重鎮であり、バトルフィーバー隊の創設者。藤波白雲斎の許で剣術・一光流を学んだ剣術の達人。その腕前は、バトルフィーバー隊の必殺技「ペンタフォース」が効かないエゴス怪人「四面怪人」を一刀両断し、またヘッダー司令官との一騎打ちに勝ってしまう程。厳格かつ冷静な思考回路の持ち主で、その優れた思考力と行動力については敵の立場であるサタンエゴスでさえ高く評価した程である。初期はマイペースで緊張感のないバトルフィーバー隊を怒る事もしばしば見られた。
中原 ケイコ(なかはら けいこ)
基地や要人の護衛、5人のサポートなどを行う隊員。実は隊員たちは自ら志願して改造強化されたサイボーグで、エゴス怪人によって透視されてしまったことがある。
上野 トモコ(うえの ともこ)
中原 マサル(なかはら まさる)
ケイコの弟
青葉 ミドリ(あおば みどり)
上野 ユキ(うえの ゆき)
浜村 昭夫(はまむら あきお)
ケイコが「表向きの職業」として勤めているレンタカー会社の主任。彼女の正体には気付いていない。
青木 茂雄(あおき しげお)
スナック「ケニヤ」のマスター。自分の店のトイレにバトルフィーバー隊の秘密の連絡通路があることを知らず、四郎がトイレから出てこないことを不思議に思うことがあった。
逗子マリーナの会員券を所有しているが、28話でそれを四郎に無断使用されてしまった。
九太郎(きゅうたろう)
鉄山将軍が作ったロボット九官鳥。名目上はマスコットだが、実質的にはお目付け役。初期のバトルフィーバー隊は仕事とは無関係の方向に暴走することが多かったため、頻繁に叱責を繰り返していた。口が悪く、何かにつけてメンバーの神経を逆撫でしている。そのためメンバー(特に謙作)との折り合いは悪く、激怒した謙作に一刀両断にされた事が一度ある。




武器・装備・能力
コマンドバット
5人の標準武器で5つの個人武器に変形する万能棒である。単体で投擲し「バトルファイアー」として爆発させることが可能。合体させて「ペンタフォース」として威力を発揮する。敵の光線を反射するアークミラー(ドグウ怪人の光線を跳ね返した)、ロープ、ヌンチャク(36話と45話で使用)にも変形可能。
バトルファイヤー
コマンドバットをクロスさせて高エネルギーを発生させる。
バトルショット5
5人が持つ、ナイフ付きの銃。変身前に使用することもある。
ジェットオン
ジェットシューズ(ブーツ)からのジェット噴射で大きくジャンプする。主にロボ搭乗時に使用する。
バトルシーバー
5人が左手に装着している通信機。
熱戦銃
51話でコサックが使用した、熱線を発射する銃。ビッグベイザーに進入して自爆しようとしたヘッダー怪人を、九太郎の吐いた冷凍ガスで凍らせた後、この銃で焼き尽くした。
精神統一
ゴースト怪人の分身攻撃を見破った。



必殺技
ペンタフォース
コマンドバットを合体させた必殺武器。五角形状に合体させて敵に向かって飛ばすブーメランタイプと、砲台状に合体させて破壊ミサイルを発射するバズーカタイプがある。いずれの場合も、頭上に投げられたコマンドバットが空中で自動的に合体する(5人は正面を向いたまま、放り投げるような形でコマンドバットを投げている)。
バズーカタイプは主に初期で使用された。4話までは、5人がジャンプして空中で「BF」の人文字を作ってからコマンドバットを合体させていた。
ブーメランタイプは15話から使用された。空中で合体したコマンドバットがそのまま怪人に向かって飛んでゆく。なお、5人が一定の範囲内にいれば必ずしも集合する必要は無いらしく、ジャパンがバトルフィーバーロボの操縦席から、他の4人が地上からコマンドバットを投げるという描写も見られる。



メカニック
バトルシャーク
万能戦闘母艦。バトルフィーバーロボを戦地まで輸送する。ロボの各種武器を収納しており、必要に応じて射出してもいる。ナバロン砲、爆雷、後部・側面ミサイル、マジックハンド等を装備。全長150メートル、重量はロボ収納時に8千トン、最高速度マッハ5。
ビッグベイザー
海底移動基地。バトルシャークを収容して海底に潜む巨大要塞である。
バトルフィーバーカー
バトルジャパン、ミスアメリカ専用のスーパーカーである。最高時速400km。ベースはマツダ・RX-7 (SA22C)。普段は浜村のレンタカー会社に置かれているため、正夫は浜村から「車をツケで乗り回している」と思われている。
スリーマシーン
バトルフランス、バトルコサック、バトルケニア専用のスーパーバイクである。ミサイルにも耐えられる装甲を誇る。最高時速350km。



バトルフィーバーロボ
倉間鉄山将軍の指揮の元建造された。武者のような姿をしたISO合金製の巨大ロボット。変形・合体などの機能は持っていない。身長58メートル、重量3千トン、出力500万馬力。マッハ10で飛行する。5話で初登場(バトルフィーバーロボがなぜ1話から登場しなかったかはデザイン決定に時間がかかったため。そこであらかじめロボットの登場しない展開を1〜4話で作ることにして、5話で大々的に売り出そうという考えから、1〜4話には各1カットずつロボット建造中のカットが挿入されていた)。バトルフィーバー隊全員が乗り込むが、操縦だけならば1人でもよいらしく、バトルジャパン1人で操縦したこともあった。当初はシートベルトがなかったため、バトルフィーバーロボが転んだりすると中のバトルフィーバー隊がシートから投げ出されるなどの描写があったが、後に4点式シートベルトが装備される。コクピットは腰のバックルに相当する箇所にあり、各員は「ジェットオン!」の掛け声と共にジャンプして乗り込む。

前述のように「スーパー戦隊シリーズ」で初のロボットバトルが登場した本作であるが、初めてゆえのノウハウ不足か、それとも時間枠の制約からか、ロボットバトルの展開には多少の淡泊さが見られ、あまりにも唐突に「電光剣」でケリをつけてしまう印象が否めない。

以下に挙げるような多数の武装を持ち、その武装の殆どはバトルシャークに搭載され、使用の度に射出されている。

バトルフィーバーロボの武器
ソードフィーバー
両足の脇に装備されているダガー。必殺技「クロスフィーバー」の際に使用する。
電光剣
刀身に「電光剣」と刻まれた日本刀。当初から斬り合いの際に使用されていたが、第2クールからは必殺技に使用されるようになった。当初使用されていたものは刀身が真っ直ぐで、文字が刻まれていない。
フィーバーアックス
巨大な斧。投げて使う事も多い。
スティックアタッカー
オーソドックスな槍。柄の端にトゲ付きの円環が付いている。必殺武器以外では最も多用された武器。
チェーンクラッシャー
両手首から出す、ISO合金製の鎖。
アタックランサー
三つ又の槍。厚さ12メートルの鉄板も貫く。チェーンクラッシャーにつなげて振り回すことも可能。
バトルシールド
バトルフィーバー隊のロゴと赤い円が描かれた盾。ISO合金製で2万8千度の耐熱温度を誇る。
ケーンノッカー
先端にリングの付いた錫杖。ドラキュラロボに使用。
ナックルパンチャー(本編未使用)
両手に装備する、突起のついたメリケンサック。
クロスターン(本編未使用)
角をブーメランのように飛ばす攻撃。
バトルフィーバーロボの必殺技
クロスフィーバー
ソードフィーバーを交差して敵に投げつける必殺技。第1クールではこの技がフィニッシュとなっていた。
電光剣・唐竹割り
第2クールになってから登場。電光剣を眠狂四郎の円月殺法ばりに回転させて宇宙エネルギーを集め、上段から敵を一刀両断にするバトルフィーバーロボの必殺技。鉄山将軍の得意技を基にしたもの。
バトルフィーバーパワー
ロボの全エネルギーを電光剣に集め、敵の胴体を斬る。電光剣唐竹割りが効かないヘッダー怪人を倒した。
電光剣ロケッター
大気中の宇宙エネルギーを電光剣に集め、ロケット噴射で加速し敵めがけて投げつける文字通りの必殺技。サタンエゴスを倒した最後の技である。



秘密結社エゴス サタンエゴスを神とみなすエゴス教を母体とした秘密結社。首領であるサタンエゴスの言葉は、神官を務めるヘッダー指揮官を通して一般構成員に伝えられる。現代科学の枠組みを超えた「原始科学」を使い、様々な怪人を生み出す。 


首領・幹部
サタンエゴス
神として崇められる正体不明の人物で、エゴスの首領。黒い頭巾とローブで、手も顔も見えない。怪人製造カプセルに遺伝子伝達光線を発することで怪人を誕生させる。
最終回では巨大化してバトルフィーバーロボと闘ったが敗れた。
ヘッダー指揮官
サタンエゴスに絶対の忠誠を誓う神官にして剣術「邪神流」の達人。「邪神流」は、倉間鉄山将軍の「一光流」と対立関係にある流派。
サロメ
ヘッダー指揮官の弟子で、レスリングを主体とした格闘術で戦う。変装の名手で、ペンタフォースに耐える強靭な身体の持ち主。「世界最強の美女」の異名を持つ。

その他
エゴス怪人
コウモリ怪人、スポーツ怪人など。サタンエゴスが作り出す彼らはその子供として扱われ、ヘッダー達から「御子(みこ)」と呼ばれる。つまり、ヘッダーやサロメより地位が高いことになっている。 ※怪人バラリンカはスーツではなく衣装を着た女性が演じており、ロボも同様だったために必殺技が決まる部分が存在しない。

悪魔ロボ
怪人の弟や妹(それぞれの性別と同一)と称される、基本的に怪人と同型の巨大ロボットで、頭部にエゴスのシンボルが付加されている。怪人が死ぬ時「弟(或いは妹)よー!」と絶叫して呼び寄せられることもあるが、怪人が悪魔ロボを呼んだ後にバトルフィーバー隊が怪人を倒すという展開も多い。また、ジャパンが単独でバトルフィーバーロボに搭乗し、怪人を倒す前に悪魔ロボとの戦闘を開始することもあった。
カットマン
一般戦闘員。黒とグレーに彩られた覆面と服を着ている。主な武器は剣とマシンガン。
エゴス戦闘機
一人乗りの小型戦闘機。機体色は黒。武器は機体側面の2門の機銃。三機編成で攻撃を行なう。





キャスト


レギュラー
谷岡弘規:伝正夫
新堀和男:バトルジャパン(スーツアクター)
伊藤武史:白石謙作
渥美博:初代バトルコサック(1話〜6話)
古賀弘文、柴原孝典:初代・2代目バトルコサック(スーツアクター)
伴直弥:神誠
倉地雄平:志田京介
橋本春彦、益田哲夫、伊藤久二康:バトルフランス(スーツアクター)
大葉健二:曙四郎、バトルケニア(スーツアクター)
喜多川務:バトルケニア(スーツアクター)
ダイアン・マーチン:ダイアン・マーチン
小牧リサ:ダイアン・マーチン(声)、初代ミスアメリカ(スーツアクター)
横沢啓子:ダイアン・マーチン(声)
萩奈穂美:汀マリア
小野寺えい子:2代目ミスアメリカ(主なスーツアクター)
東千代之介:倉間鉄山将軍
伊東範子(現・)日高のり子:中原 ケイコ
菅野啓子:上野 トモコ
佐藤たくみ:中原 マサル
司ゆり:青葉 ミドリ
佐藤三千代:上野 ユキ
吉宮慎一:浜村 昭夫
鈴木誠司:青木 茂雄
京田尚子:九太郎(声)
飯塚昭三:サタンエゴス(声)
潮建志:ヘッダー指揮官(※7話まで)
石橋雅史:ヘッダー指揮官(※8話以降、及び7話までの差し替え分)、ネンリキ怪人(声&人間体)、ヘッダー怪人(声)
マキ上田:サロメ
鈴木弘道:バトルフィーバーロボ(スーツアクター)


セミレギュラー/ゲスト
大宮悌二:コウモリ怪人(声)、キバジシ怪人(声)、タマゴ怪人(声)、ギンガ怪人(声)、青スジ怪人(声)、マグネット怪人(声)、ミミズ怪人(声)、イーグル怪人(声)、バクダン怪人(声)、四面怪人(声)
坂井すみ江:ツララ怪人(声)、口裂け怪人(声)、ゲンソウ怪人(声)
渡部猛:バッファロー怪人(声)、ドグウ怪人(声)、カタツムリ怪人(声)、恐竜怪人(声)、コダイギョ怪人(声)、ハイド怪人(声)
依田英助:ナウマン怪人(声)、ドラキュラ怪人(声)、セミキラー怪人(声)、オニヒゲ怪人(声)
青森伸:コブラ怪人(声)、ギザ歯怪人(声)、ノロイ怪人(声)
政宗一成:ゴースト怪人(声)、クラゲウニ怪人(声)、ドクロキノコ怪人(声)、ゴロンゴ怪人(声)、大盗賊怪人(声)
丸山詠二:魔術怪人(声)、ゼニゲバ怪人(声)
滝雅也:ベンキョウ怪人(声)、ハエジゴク怪人(声)
鹿沼エリ:コウモリ怪人の人間体
曽我町子:デスマスク怪人(声)
清川元夢:火の玉怪人(声)
杉義一スポーツ怪人(声)
潤真理子:怪人バラリンカ(声)
大前均:格闘技怪人(声)
柄沢英二:青スジ怪人(人間体)
香山浩介:ハイド怪人(人間体)
細井雅男:カラクリ怪人(声)
島田彰:デンキ怪人(声)
今西正男:シンゾウ怪人(声)
増岡弘:ヒダリテ怪人(声)
花巻五郎:ハエジゴク(人間体)





スタッフ 原作:八手三郎
プロデューサー:(東映)吉川進、折田至、(テレビ朝日)落合兼武、菅野哲夫
脚本:高久進、上原正三、江連卓、曽田博久
監督:竹本弘一、広田茂穂、山田稔、平山公夫
特撮監督:矢島信男、佐川和夫
撮影:加藤弘章、相原義晴、いのくままさお、石橋英敏
助監督:稲垣信明、坂本太郎、服部和史、青木弘司
アクション監督:(ビッグアクション)高橋一俊、(ジャパンアクションクラブ)金田治、山岡淳二
音楽:渡辺宙明
演奏:マジカル・スペース・オーケストラ(コロムビア CX-7183)※初期は「コロムビア・オーケストラ」と表記
ヒーローデザイン原案:開田裕治(ジャパン、ケニア、アメリカ)、久保宗雄(フランス、コサック)
バトルフィーバーベルトデザイン&メカニックアイテムデザイン:村上克司
造型:エキスプロダクション 前澤範
怪人デザイン:久保宗雄、野口竜、板橋しゅうほう、増尾隆之
ナレーター:大平透



音楽 本作の楽曲は、シリーズでは初めてレコード化が前提となり、ステレオで録音された。楽曲は複数の曲を繋いで1トラックとする組曲形式で録音され、「組曲バトルフィーバーJ」のタイトルで発売された。映像では各トラックを曲ごとにトラックダウンし直し(曲がクロスフェードしている箇所もあるため、単純に曲ごとに切り離しただけでは不都合が生じてしまう)、モノラルに変換したものを使用している。

そのため、楽曲の完成度は高くなっているが、組曲形式で録音する都合、楽曲がトラックごとに一つの流れを作る形で作曲しなければならず、そのため楽曲の絶対数が不足してしまうという事態が発生した。主題歌のインスト版(カラオケへのメロ被せ)やブリッジ(短い曲)など組曲に含めない曲もある程度用意していたが、曲数の不足を補いきれるものではなかった。また、ステレオ録音が予算を圧迫し、不足分を新たに録音して補うことは難しくなってしまった。

そのため、渡辺宙明が過去に作曲した楽曲を流用することで不足分を補っている。こうしたことは当時は珍しくなかったが、本作ではペンタフォースやクロスフィーバー、電光剣・唐竹割りといった必殺技のテーマ曲がことごとく過去作品からの流用である点が大きな特徴になっている。当時の作品が音楽面の予算で苦労していたことを窺わせる出来事である。


主題歌
オープニングテーマ:『バトルフィーバーJ』
作詞:山川啓介/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:MOJO、コロムビアゆりかご会、フィーリングフリー
当初録音されたものがNGとなり、フィーリングフリーによるスキャットを減らす形で再録音された。但し、NGバージョンは一部のエピソードで挿入歌として使用されたほか、初期の予告編音楽としても使用されている。NGバージョンは音源が行方不明になっていた時期があったが、1997年に音源が発見され商品化された。

エンディングテーマ:『勇者が行く』
作詞:八手三郎/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:MOJO
当初予定されていた歌『明日の戦士たち』がNGになったため、急遽作られた歌。『明日の戦士たち』が明るい曲なのに対して、本曲は戦いの非情さを象徴するハードな演歌調の曲になっている。


挿入歌
『バトルフィーバー大出撃』
http://www.youtube.com/watch?v=IuStGxoGNKA
作詞:保富康午/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
間奏の台詞が無いバージョンも存在し、劇中で使用されている。
『バトルフィーバー讃歌』
作詞:保富康午/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:水木一郎、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
『明日の戦士たち』
作詞:山川啓介/作曲・編曲:渡辺宙明/歌:MOJO、こおろぎ'73
上記のように、本来はエンディングテーマとして用意された歌。劇中では挿入歌として使用されたが、放送当時は発売されず、1996年にようやく商品化された。



逸話
バトルコサックの交代劇について
33話劇中におけるバトルコサックの交代劇は、戦いで心に傷を負った少女を気遣ったコサック(白石)が、「血の臭いがする」と言われた戦闘服を持たずに少女に会いに行ったところを襲撃され、変身できないまま少女をかばい敵の凶弾に倒れるという悲劇色の強いものであった。しかし、2003年にTBS系で放映されたバラエティ番組『USO!?ジャパン』でこのエピソードが紹介された際に、「強化服はクリーニングセンターに出した」という白石の台詞(実際は、強化服を持たないことについて仲間にとぼけた台詞)を強調した編集がなされ、「強化服をクリーニングに出した隙に殺されたヒーロー」として揶揄的に語られた。その編集意図は不明であるが、この番組をきっかけとした誤情報が主にインターネット上で広まり、本作自体が再放送やソフト化の機会にめぐまれないという状況もあって、多くのファンが初代バトルコサックの退場劇をコメディ色の強い話と誤解している。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
DVD化の遅れについて
ゴレンジャーからオーレンジャーまでの全作品の劇場版を収録したDVD「スーパー戦隊 THE MOVIE」には、テレビシリーズで放送されたエピソードのブローアップ版も収録されている。しかし、本作は5話のブローアップ版が劇場公開されたにもかかわらず収録されていない。これについては「マーベル・コミック社との間のキャラクターデザインを巡る著作権問題のため」と言われることが多いが、関連書籍には以前から必ずといっていいほど写真が掲載されていた。映像自体も1999年には全話収録のLDが発売され、さらに2006年6月5日から東映チャンネルでの再放送も行われている。これらの事実から、特に封印されているというわけではなく、真相は不明である。2007年2月21日にDVDが発売予定である


ミス・アメリカって変身前は黒髪なんだよね〜(´・ω・`)
それに千対もの初の髪の毛キャラw

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