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出版美術業営業会議コミュの漫画のweb配信

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皆様、ご無沙汰しています。

さて、久しぶりにこのコミュを起動しますが
漫画のweb配信について語らせていただきます。

私事で恐縮ですが
現在
http://www.bbmf.co.jp/content/book.html
ケータイ漫画王国にて
拙作を電子配信しています。


既にwebコミックに関わってる
作家さんも増えてまいりました。

今後電子配信が主流と為るのか
慎重に見極めたい所ですが
皆様のご意見を承りたく存じ上げます。

お手数ながらご意見、書き込みいただければ
幸いで御座います。

それでは宜しくお願い申し上げます。

コメント(6)

先日、シード・プランニングの調査レポートが出てました。

「コミック配信ビジネスに関する市場動向の調査研究レポート」というもので、調査は2007年3月から5月まで、コミック配信サービス提供企業やコミック出版社などのコンテンツホルダー、通信キャリア、ビューワ開発企業など、関連企業合計11社を対象に直接面接および電話取材、オープンデータ調査で実施したそうです。

それによれば、電子書籍の市場は2006年には、2005年の100億円から3倍弱の280億円に急増しており、中でもコミック配信が急成長。2005年の40億円から5倍弱拡大して190億円となったとしています。

その勢いは、主にコミック配信については携帯電話向けの配信が市場を牽引しているということです。
PC向け/電子書籍端末向けの配信も2005年から2006年にかけて、15億円から25億円に拡大しているそうですが、携帯電話向け配信は、2005年の25億円が2006年には165億円となったそうです。
これはコミック配信市場の87%らしいです。
2006年にコミック配信は電子書籍全体の68%を占めるようになったらしいですが、2007年以降も成長を続けると考えると、2012年には電子書籍全体の市場は930億円にもなり、その74%の710億円はコミック配信で占められると予測されると分析されていました。
また、雑誌などを含めたコミック出版市場は5000億円規模と予測され、その14%をコミック配信が占めることになるという予測だそうです。

去年の調査発表ですが、インプレスR&Dによる「電子書籍ビジネスの市場動向に関する調査」では、携帯向け電子書籍市場の伸び率は、2004年度に12億円だった市場規模が、2005年度には3.8倍に急成長したとし、これは携帯電話の機能が向上し、2004年からは、携帯で電子書籍を一冊まるごとダウンロードして閲覧できるようになり、携帯向け電子書籍市場が本格的に立ち上がったことに起因するとされると分析していました。

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ちなみに、インフォプラントの調査では、「電子書籍・コミックをダウンロードしたことがある」ユーザーは40.2%が最多。
そのダウンロード経験者のダウンロード頻度は、「月に1〜2回位」が17.8%で最多。
男女別では、「月に1回以上」と回答した利用者は、男性が29.5%、女性が41.9%と、男性よりも女性の方が多いそうです。
ダウンロードジャンルは、男性では「男性向けコミック」が70.1%と突出していて、以下、「小説」25.3%、「趣味・生活・実用」が16.5%と続くらしいです。
女性では、「女性向けコミック」が80.5%と突出、続いて「小説」が36.0%、「男性向けコミック」が23.0%だそうです。
そして、電子書籍・コミックの閲覧時間帯は、「就寝前」が62.3%と最多。以下、「帰宅後」の21.4%、「通勤・通学中」16.8%と続くそうで、男女別では、「通勤・通学中」「昼食時」「帰宅後」は、女性に比べて男性の方が多く、「就寝前」は男性に比べて女性の方が多いらしいです。
もうひとつ。
KLabの調査では、利用した理由で最も多かったのは、「懐かしい作品を読みたかった」が41%で最多。次いで「新しい作品を読みたかった」32%、「ボーイズラブや萌え系などのHな作品を読みたかった」が22%だったそうです。
こちらの調査が分類したジャンル別では、男性は「アクション、歴史、時代劇」42%、女性は「恋愛(ティーンズラブ含む)」が75%で最多だったようです。
そして、配信サイトへのアクセス方法は、「バナーやメールマガジンなどから」が最も多く、利用帯は、男女ともに「暇なときに利用する」が6割以上で、KLabでは「目的を持って電子コミックサイトを訪れるケースは少なく、イラストを多用したバナーを思わずクリックしてしまうユーザーが多い」と分析しています。
ちなみに、1カ月当たり携帯向け電子コミックに支払う金額は、「1円〜315円」が34%で最も多く、無料分しか読まないユーザーも32%と、3割いるという調査結果だったそうです。

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そういえば、今年に入って「パピレス」が、コミックを1冊100円(税込み105円)でレンタルするPC向けの「電子貸本Renta!」というサービスを始めましたね。
全コンテンツを無料で試し読み出来るそうで、なんだか凄そうです。
発表された時には、「1年で3000冊に拡大する計画」となってました。
ダウンロード方式の電子コミックが、1冊あたり300〜500円のものが多いのに比べると、このレンタル方式はかなり手軽に利用出来そうです。
ただ、やはりレンタルなので閲覧期限があるようですが。

この場合の貸与権はどうなるのでしょうかね?
益々、時代の移り変わり流れに出版業界のシステムが付いて行けなくなってるように思えるのですが…。
ま、それでも、そんなこんなを考えつつも、自分自身は手元の原稿を上げるので手一杯なのですがね(苦笑)

え〜っと、大佐の作品の感想は直接会った時にでも、ということで!
otasamakan 様

詳細なレポート有難う御座います。

現在、携帯漫画の配信会社が
30数社あるみたいなので
それなりの市場は期待できるのでしょうね!

>男女別では、「月に1回以上」と回答した利用者は、
>男性が29.5%、女性が41.9%と、男性よりも女性の方が多いそうです。

これは意外でしたが
担当者がレディース漫画を物色してたのが
頷ける結果ですね、、

ユーザーの利用金額は
ほぼ書籍漫画を購入する額に匹敵しますね。
(若干少なめでしょうが、、)

パピレスの貸与権については
不明ですが書籍のそれより
きちっとしてあれば良いのですが、、
出版界特有の口約束で泣かされた経験が有りますので
電子配信の際にはきちんとした契約を交わせるような
体制に生まれ代わって欲しい物です。

>え〜っと、大佐の作品の感想は直接会った時にでも、ということで!

ちょっと怖いですね(汗

連載初期の手探り状態の作品ですからお手柔らかに(笑
>大佐

>これは意外でしたが
>担当者がレディース漫画を物色してたのが
>頷ける結果ですね、、

意外でしたか?
携帯コミックは、女性が書店で手に取り難い漫画(表紙などの絵柄も含めて)を、誰にも知られることなくダウンロードして読める点が女性にとってはメリットだそうです。
女性に限らず、若年層の男子も携帯コミックなら、年齢制限があるジャンルでも手軽に購入出来るのと、紙媒体のように保管場所に困らないため親にもバレなくて良いそうです。
そういうことで、出版社は女性を意識したターゲットを設定しがちなんでしょうね。

私は、「懐かしい作品を読みたかった」が41%で最多というのは、大いに喜ばしいことだと思いました。
絶版になったコミックなどが電子コミックとして復活して読むことが出来るという環境は良いものですしね。
男性は「アクション、歴史、時代劇」42%で多いというのが、私にとっては意外でしたね。
もっと手軽に読めるライトテンポなものがウケるのかと思ってましたが、歴史や時代劇といったシッカリしたものも好まれるんですね。


貸与権に関しては、施行された法案は「パピルス」のケースにも当てはまるように整備されてるのでしょうかね?
一応、自分自身は某出版社との出版契約を通して、「出版物貸与権管理センター」に委託することに同意してあるはずなんですが。
でも、契約関係って小難しくて本当のところ理解してはいないのですがね。
そういえば、先日「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」の総会があったそうで、そこで「貸与権の運用状況の報告」と「マンガ喫茶問題」について話し合われたそうです。
「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」てどうなんだろ?
本来の目的を成すだけの機能はしてるのでしょうかね?
otasamakan 様

携帯コミックの意外な需要を
垣間見ました。

書籍の持つデメリットを
克服した点では
携帯コミックはそれなりの
将来性を感じますね!

過去の名作が
アーカイブとして閲覧できる事も
喜ばしい物です。

そのような需要も踏まえ
何度でも読める作品造りも
課題となるでしょう、、、、

>一応、自分自身は某出版社との出版契約を通して、
>「出版物貸与権管理センター」に委託することに
>同意してあるはずなんですが。

「出版物貸与権管理センター」が
機能してれば問題は有りませんが
不明な所も有りますね。

何か有ったら作家さんが
動く必要性も有りうる話です。

僕個人の見解ですが
漫画家が漫画だけ描いてれば
良かった時代が
終わろうとしているのかもしれません。

企画立案や市場調査など
編集さんがやってきた事にも
積極的に関与する必要も有り得るでしょう。

現在の僕の仕事は
それに近い状況です、、、
追記です

目を通したと思われますが
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=19&id=351049
こちらもご参照ください。

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