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裁判員制度コミュの平成21年5月21日,裁判員制度が始まりました

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裁判員制度が始まりました。
このトピックでは、裁判員制度に関する『事実』を記録します。

信頼性の低いソースや著者の主張が述べられている書籍からの引用、
コミュニティー・メンバーの意見、議論を目的としたコメントはご遠慮下さい。

コメント(447)

同居女性殺害の男に実刑=「動機酌むべき点ない」―横浜地裁
(時事通信社 - 05月13日 19:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1600742&media_id=4
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 同居女性を殺害したとして、殺人罪などに問われた無職松本直也被告(23)の裁判員裁判で、横浜地裁(大島隆明裁判長)は13日、「被害者に借金をするなど自ら関係を悪化させ、動機に酌むべき点はない」として、懲役17年(求刑懲役18年)の実刑を言い渡した。

 判決は、被告が被害者に借金をし、被害者の親族のキャッシュカードから現金を引き出した点に触れ、「返済について口論になり、殺害に及んだ可能性は大きい」と指摘。自首した点は考慮したものの、「深く反省・ざんげしたものとは言い難い」と非難した。

 言い渡し後、大島裁判長は「自分のどういうところに問題があったのか真剣に考えてほしい」と説諭した。 
元司法書士刺殺、元後藤組系組員に懲役13年
(読売新聞 - 05月13日 20:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1600821&media_id=20
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 東京・北青山の路上で2006年3月、元司法書士野崎和興さん(当時58歳)が刺殺された事件で、殺人罪に問われた元指定暴力団山口組後藤組(現・良知(らち)組)系組員で無職山本将之被告(28)の裁判員裁判の判決が13日、東京地裁であった。

 近藤宏子裁判長は「暴力団組織とトラブルになった一般人を殺害した理不尽な犯行」と述べ、求刑通り懲役13年を言い渡した。

 判決によると、山本被告は、同組元幹部の近藤毅容疑者(43)(国際手配)と共謀し、同月5日夜、都内のビルの所有権を巡って同組側とトラブルになっていた管理会社の顧問だった野崎さんを包丁で刺殺した。

 被告は殺意を否認したが、判決は「犯行前に包丁を研ぐ近藤容疑者の姿を見ており、被害者が死亡する可能性は認識していた」として退けた。
デンソー社員を強盗殺人、男に無期懲役判決
(読売新聞 - 05月17日 10:46)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1604116&media_id=20
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 愛知県岡崎市で同県幸田町菱池、自動車部品メーカー「デンソー」社員関一道さん(当時45歳)が刺殺された事件で、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職遠藤正巳被告(53)の裁判員裁判の判決が16日、名古屋地裁岡崎支部であった。

 久保豊裁判長は、「逮捕を免れるために犯行に及んでおり、動機や経緯に同情の余地はない。刃物で刺した態様も非常に危険で悪質」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 判決によると、遠藤被告は2009年9月9日夜、岡崎市土井町の書店駐車場に停車していた関さんの乗用車の窓ガラスを割り、手提げカバンを盗んだうえ、気付いて追いかけてきた関さんの左わき下をナイフで刺し、出血性ショックで死亡させた。公判では殺意の有無が争点となったが、久保裁判長は刺した時の状況などから、「被告の意図に反し、ナイフがたまたま深く刺さったとは考えられない」として殺意を認定した。
<地裁職員強姦判決>1審通り無期懲役 札幌高裁
(毎日新聞 - 05月17日 13:04)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1604219&media_id=2
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 女性8人に対する強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われた元旭川地裁事務官、小林稔被告(25)に対し、札幌高裁(小川育央裁判長)は17日、無期懲役を言い渡した1審・旭川地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。小川裁判長は「裁判員を含めた評議の結果は基本的に尊重すべきで、量刑判断は重すぎて不当であるとはいえない」と述べた。

 判決によると、小林被告は08年8月〜10年5月、北海道旭川市内の女性方などに侵入し、女性計8人に暴行を加えて現金などを奪ったほか、勤務先の庁舎内から性犯罪事件などに関する書類581枚をコピーして持ち出した。被告側は1審について、勤務していた地裁で審理するのは不公平な裁判をする恐れがあったなどと主張したが、小川裁判長は「そうした事情は認められない」と退けた。
コメント407の判決の続報です。
被告は控訴しました。

アレフ信者の元妻殺害の71歳被告が控訴
(読売新聞 - 05月19日 01:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1606442&media_id=20
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 オウム真理教主流派の団体「アレフ」の出家信者だった元妻(当時63歳)を刺殺したとして、殺人罪と銃刀法違反に問われ、さいたま地裁の13日の裁判員裁判で懲役13年の判決を受けた住所不定、無職西村三郎被告(71)が16日付で、判決を不服として東京高裁に控訴した。

 公判で、検察側が懲役15年を求刑したのに対し、弁護側は「元妻が宗教にのめり込み、やむなく手を上げたこともあった。殺害だけを考えていたわけではない」などとして、懲役5年を求めていた。
<<裁判員制度2年>>

死刑5人、無罪は8人=2100人超に判決―性犯罪量刑重め・裁判員制度2年
(時事通信社 - 05月20日 16:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1608676&media_id=4
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 国民が刑事裁判に参加する裁判員制度は、21日でスタートから2年。時事通信の集計によると、裁判員裁判の判決を受けた被告は4月末現在で2120人を超えた。施行1年目はいずれもゼロだった死刑判決と無罪判決は、争いのある事件の審理が本格化した2年目に相次ぎ、5人に死刑が、8人に無罪が言い渡された。

 4月末までの集計によると、検察側は計7人に対し死刑を求刑した。このうち、マージャン店経営者ら殺害・遺体切断事件(横浜地裁)や、少年による元交際相手の姉らの殺害事件(仙台地裁)などで、5人が死刑とされた。1人は無期懲役とされ、鹿児島地裁の高齢夫婦殺害事件では無罪が言い渡された。

 同事件を含む無罪判決の内訳は、全面無罪とされたのが5人、起訴内容の一部のみ無罪が3人。8人中5人については控訴され、これまでに控訴審判決が出た2被告は、いずれも一審判決が破棄された。一審千葉地裁の覚せい剤密輸事件では、東京高裁で逆転有罪が言い渡された。

 検察官求刑に対する判決の量刑割合は、全体の平均で76.8%。強制わいせつ致傷や強姦(ごうかん)致傷などの性犯罪は80.9%、殺人は79.6%と、やや重めだった。

 求刑を上回る判決は8人に言い渡され、うち2人が性犯罪、2人が殺人の被告だった。少年事件で検察側が懲役5年以上10年以下の不定期刑を求めたのに対し、懲役10年とした例もあった。

 裁判員判決を不服として検察側が控訴したのは、無罪とされた4人と、量刑不当などを理由にした2人の計6人だった。

 施行から3年となる来年は、裁判員制度見直しの年に当たり、法務省の検討会が法改正を議論している。
<<裁判員制度2年>>

裁判員制度2年 重要性が増す控訴審の役割
(読売新聞 - 05月21日 01:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1609259&media_id=20
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 裁判員制度がスタートして丸2年がたった。

 「裁判員の高い資質のおかげで、比較的順調に運用されている」。竹崎博允最高裁長官の言葉通り、裁判員が重責を着実に果たしていることが制度定着に大きく寄与していると言える。

 これまでに1万6000人以上が裁判員や補充裁判員を経験し、14日現在で計2144人の被告に判決が言い渡された。

 この1年をみると、被告が犯行を否認したり、検察が死刑を求刑するなど、裁判員が難しい判断を迫られる事件が増えている。死刑判決は5件を数える。

 強盗殺人罪などに問われ、死刑を求刑された被告に無罪を言い渡したケースもあった。昨年12月の鹿児島地裁判決だ。「捜査が十分に行われたのか疑問が残る」と検察側の立証の甘さを批判した。

 「疑わしきは被告の利益に」という刑事裁判の原則に重きを置いた判断を示したといえる。検察側が控訴しており、2審はプロの裁判官のみで審理される。

 裁判員裁判による1審判決を控訴審はどの程度重視すべきか、という問題を投げかけたのが、3月に出された東京高裁判決だ。

 チョコレート缶に覚醒剤を隠して密輸したとして起訴された被告に、1審の千葉地裁は無罪を言い渡した。「缶に覚醒剤が入っているとの認識はなかった、とする被告の弁解は、虚偽とは言い切れない」という理由からだった。

 東京高裁はこれを破棄し、逆転有罪とした。被告の供述が二転三転したことを重視し、「弁解が通用しなくなる度に嘘(うそ)の話を作った」と判断した。「1審は証拠の評価を誤った」とも指摘した。

 この高裁判決に対し、「裁判員制度の意義が損なわれる」といった批判があった。確かに、市民の良識を判決に反映させるという制度の目的を考えれば、控訴審は裁判員裁判の結論を十分に尊重するのが原則であろう。

 だが、高裁が1審判決をチェックし、事実認定などに疑問があれば結論を見直すのは、3審制の趣旨から言っても妥当なことだ。

 読売新聞の調査でも、裁判員経験者の8割が、控訴審の役割について「必要な場合は独自の判断をすべき」と回答している。

 1審に差し戻し、別の裁判員に審理をやり直してもらうという選択肢もあるだろう。

 大切なのは、なぜ1審の結論を支持できないのか、高裁が判決で分かりやすく示すことだ。控訴審の重要性は、より増している。
<<裁判員制度2年>>

性犯罪など量刑重くなる傾向…「裁判員」2年
(読売新聞 - 05月21日 06:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1609316&media_id=20
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 21日で施行2年となる裁判員裁判で、性犯罪や傷害致死事件などの量刑が、プロの裁判官のみによる裁判(裁判官裁判)に比べて重くなる傾向にあることが、最高裁が20日に公表した資料でわかった。

 最高裁は、殺人や傷害致死など八つの罪を対象に、今年3月末までに判決があった裁判員裁判1629件と、法施行前に起訴された裁判官裁判(2008年4月〜今年3月)2749件の量刑を比較した。

 その結果、傷害致死事件の量刑は、裁判官裁判(306件)では「懲役3年超〜5年以下」が40%と最も多かったが、裁判員裁判(165件)では「同5年超〜7年以下」が28%で最多だった。強姦(ごうかん)致傷事件や強盗致傷事件でも、最も多かった量刑が「同3年超〜5年以下」から、「同5年超〜7年以下」に移った。殺人事件でも、刑がやや重くなる傾向がみられた。
「極めて残忍」強盗殺人の75歳被告に無期懲役
(読売新聞 - 06月07日 20:59)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1629035&media_id=20
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 知人男性を殺害し、兵庫県淡路市の山中に遺体を遺棄したとして、強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われた神戸市北区の無職清水邦三被告(75)の裁判員裁判が7日、神戸地裁であった。

 細井正弘裁判長は「極めて残忍で非人間的な犯行。残りの全生涯をかけ罪を償わせるのが相当」と述べ、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 判決によると、清水被告は、知り合いの同区、無職藤田泰一さん(当時71歳)から約58万円の借金返済を迫られ、2009年11月5日、自宅で藤田さんを絞殺し、22万円を奪って遺体を切断、遺棄した。

 清水被告は公判で「共犯の暴力団組員が2人いる」などと主張したが、細井裁判長は「証拠はなく、支離滅裂で信用できない」と退けた。
兵庫の女児死亡事件、継母に懲役5年の実刑
(読売新聞 - 06月09日 20:19)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1631814&media_id=20
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 兵庫県三田市の保育園児、寺本夏美ちゃん(当時5歳)に暴行し、死亡させたなどとして傷害と傷害致死の罪に問われた継母、寺本浩子被告(28)に対する裁判員裁判の判決が9日、神戸地裁であった。

 奥田哲也裁判長は、懲役5年(求刑・懲役8年)を言い渡した。寺本被告は即日控訴した。

 判決によると、寺本被告は2009年6月24日、自宅マンションで、夏美ちゃんの腕をハサミで切り付けるなどして約1週間のけがをさせ、同年11月24日には頭を揺さぶるなどし、5日後に脳機能障害で死亡させた。

 寺本被告は「意識を失った夏美ちゃんを助けようと頭を揺さぶっただけ」と無罪を主張していたが、奥田裁判長は、寺本被告は救命措置の知識があったとして、「(揺さぶりは)意識がない者への救命行為として非常識。当時の具体的な状況に関する供述もあいまいで信用できない」と指摘した。
<傷害致死>ベビーシッターに懲役9年判決…さいたま地裁
(毎日新聞 - 06月10日 20:55)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1633270&media_id=2
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 埼玉県東松山市で昨年11月、ベビーシッターとして面倒を見ていた5歳女児に暴行を加え死亡させたとして、傷害致死罪に問われた同県熊谷市新堀新田、無職、竜崎(旧姓・柳瀬)純子被告(34)の裁判員裁判で、さいたま地裁は10日、懲役9年(求刑・同10年)を言い渡した。田村真裁判長は「卑劣かつ粗暴な犯行。女児の苦痛や恐怖感、絶望感を思うと、ふびんとしかいいようがない」と述べた。

 弁護側は「ベビーシッターを依頼した女児の父親に対するいら立ちがあった」と主張したが、判決は「いら立ちを女児にぶつけることは筋違いで、八つ当たりというほかない。身勝手極まりない理不尽な動機で酌量の余地がない」と述べた。

 判決によると、竜崎被告は昨年11月24日、宮沢愛(まな)ちゃん(当時5歳)の尻を蹴り、頭を玄関のドアに打ち付けるなどして低酸素脳症で死亡させた。
性犯罪、求刑超え懲役9年=「傾向根深い」と裁判員―徳島
(時事通信社 - 06月16日 18:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1639688&media_id=4
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 路上で女性を車に押し込み、わいせつ行為をしたとして、強制わいせつ致傷などの罪に問われた無職岡本真一被告(30)の裁判員裁判で、徳島地裁(佐藤晋一郎裁判長)は16日、求刑懲役8年を上回る懲役9年の判決を言い渡した。

 判決は、岡本被告が強盗強姦(ごうかん)未遂などの罪で約6年間服役し、カウンセリングを受けたのに、仮出所の約7カ月後に事件を起こしたと批判。「性犯罪への傾向は根深いものがあり、更生に相当長い期間が必要で、求刑はやや軽い」とした。
交際相手の夫を殺害、元専門学校生に懲役20年
(読売新聞 - 06月17日 11:28)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640486&media_id=20
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 香川県さぬき市で、交際相手の女と共謀し、女の夫を自殺を装って殺害したとして殺人罪などに問われた同市、元専門学校生高橋淳希被告(22)の裁判員裁判の判決が17日、高松地裁であった。

 幅田勝行裁判長は懲役20年(求刑・懲役25年)の実刑を言い渡した。

 判決では、高橋被告は昨年10月31日未明、同市内の展望台で、城寿人さん(当時39歳)の頭などをバットで約20回殴打。さらに、焼身自殺に見せかけるため、車内に灯油をかけ、ライターで火をつけるなどして殺害した。

 城さんは女(当時28歳)=勾留中に自殺し、公訴棄却=から睡眠薬入りのチョコレートを食べさせられ、車で連れ出された。
コメント269,322,323,324,336,337の死刑判決の続報です。


裁判員裁判初の死刑確定=被告が控訴取り下げ―2人殺害切断・東京高裁
(時事通信社 - 06月17日 16:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640880&media_id=4
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 マージャン店経営者ら男性2人を殺害し遺体を切断、遺棄したなどとして、強盗殺人などの罪に問われ、一審横浜地裁の裁判員裁判で死刑とされた無職池田容之被告(33)が17日までに、弁護人による東京高裁への控訴を取り下げた。死刑が確定した。裁判員裁判による死刑判決の確定は初めて。取り下げは16日付。

 横浜地裁は昨年11月、被害者の1人に対し生きたまま首を切断した殺害方法を、「およそ想像できる殺害方法のうちでも最も残虐だ」と非難。「酌むべき事情を最大限考慮しても、極刑を回避する事情は見いだせなかった」と述べ、裁判員裁判で初の死刑判決を言い渡した。

 判決言い渡し後、朝山芳史裁判長は「控訴することを勧めます」と異例の付言をしていた。裁判員経験者も判決後の記者会見で、「控訴してください」と被告に呼び掛けていた。 
読み比べ? 読売新聞

アパートの大家ら3人刺殺事件、被告に死刑判決
(読売新聞 - 06月17日 16:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640910&media_id=20
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 川崎市幸区のアパートで2009年5月、大家ら3人を刺殺したとして、殺人罪に問われたアパート住人の無職津田寿美年被告(59)の裁判員裁判の判決が17日、横浜地裁であった。

 秋山敬裁判長は「3人の命が奪われた結果は重大」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は6例目。

 判決によると、津田被告は09年5月30日朝、アパートの隣室に住んでいた無職柴田嘉晃さん(当時71歳)の胸や腹を自宅から持ち出した包丁で刺して殺害。その後、別の部屋にいた嘉晃さんの妻敏子さん(同68歳)と、アパート敷地内の自宅から駆けつけた、大家で嘉晃さんの兄昭仁さん(同73歳)も相次いで殺害した。

 判決では、犯行動機について、嘉晃さんが大きな音を立ててドアを開閉することなどに悪感情を抱いたとする被告側の主張を認めつつも、「殺害されるほど悪質なものだったとはいえない。主たる要因は、粗暴で人命を軽視するような身勝手な被告の人格にある」と指摘。敏子さんと昭仁さんの殺害についても「動機らしい動機もない。殺害経緯に酌むべき余地はない」と断じた。


読み比べ? 毎日新聞

<裁判員裁判>夫婦ら3人殺害、6例目の死刑判決…横浜地裁
(毎日新聞 - 06月17日 16:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640921&media_id=2
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 川崎市幸区で09年5月、同じアパートに住む夫婦ら3人を殺害したとして殺人罪に問われた無職、津田寿美年(すみとし)被告(59)の裁判員裁判で、横浜地裁(秋山敬裁判長)は17日、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は6例目。

 起訴状などによると、津田被告は09年5月30日早朝、同区中幸町のアパートで隣室の柴田嘉晃(よしあき)さん(当時71歳)の部屋の戸の開け閉めの音に不満を抱いていたことから、包丁で殺害。妻敏子さん(同68歳)と、アパートの大家で嘉晃さんの兄昭仁さん(同73歳)も刺殺した。


読み比べ? 時事通信社

大家ら3人殺害、男に死刑=騒音動機「甚だ身勝手」―横浜地裁
(時事通信社 - 06月17日 17:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1640949&media_id=4
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 川崎市のアパートで2009年、大家の柴田昭仁さん=当時(73)=とその弟嘉晃さん=同(71)=夫妻を殺害したとして、殺人罪に問われた無職津田寿美年被告(59)の裁判員裁判で、横浜地裁(秋山敬裁判長)は17日、「3人の尊い命が奪われた重大性を考えれば、極刑はやむを得ない」とし、求刑通り死刑判決を言い渡した。

 裁判員裁判の死刑判決は6例目。弁護側は控訴するか検討中としている。

 判決は、被告はアパートの隣室に住む嘉晃さんが開け閉めするドアの音に一方的な不満を募らせ、悪感情を爆発させ殺害したと認定。音自体悪質ではなく、どこにでもある騒音トラブルとし、「人命を甚だ軽視し、身勝手だ」と批判した。

 弁護側は嘉晃さんへの殺意を否認したが、判決は「刃物を胸に向けた時に殺意があったのは明らか」とした。

 現場にいた柴田さんと嘉晃さんの妻敏子さん=当時(68)=の殺害については「動機らしい動機もなく、経緯に酌むべき余地はない。無防備な人を次々と突き刺し、執拗(しつよう)かつ残虐」と厳しく非難した。

 裁判員を務めた学生の20代男性は、記者会見で「被告は控訴せず、判決を真摯(しんし)に受け止めてほしい」と述べた。被告に控訴しないよう訴える声は判決を終えた裁判員・補充裁判員の経験者から複数聞かれた。

 遺族の代理人弁護士は「遺族は裁判員が長い時間審理し、死刑という重い判断を下したことに感謝している」と述べた。

 判決によると、津田被告は09年5月30日、川崎市幸区のアパートで、柴田さんと嘉晃さん夫妻を刺殺した。
裁判員裁判で最高齢、妻絞殺の95歳に実刑判決
(読売新聞 - 06月17日 17:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1641041&media_id=20
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 妻を絞殺したとして、殺人罪に問われた高知市百石町、無職池春雄被告(95)の裁判員裁判の判決が17日、高知地裁であった。

 平出喜一裁判長は「妻が入院すれば自分が不自由になって困ると考えた動機は身勝手だが、95歳の被告にとって服役による苦痛は通常より大きい」として、懲役4年(求刑・懲役8年)の実刑判決を言い渡した。最高検によると、4月末までに起訴された全国の裁判員裁判で最高齢。

 判決によると、池被告は、妻(当時88歳)の目の病気や自身の体力の衰えなどを理由に将来を悲観。1月31日夜、自宅で妻の首をロープで絞めるなどして殺害した。

 平出裁判長は実刑にした理由について「妻に相談せず、気持ちを考えずに犯行に及んだ」とする一方、「高齢により判断能力が低下していた」などと指摘した。弁護側は「高齢の被告が精神的に追いつめられた」として執行猶予付き判決を求めていた。

 裁判員を務めた30歳代の女性は「被告が自分の祖母と重なり、情が入ってしまった部分もある。周囲がもっと気にかけていれば、ひょっとしたら(犯行は)防げたのかも知れないと思う」と話した。
覚醒剤密輸事件、被告男性に無罪判決…千葉地裁
(読売新聞 - 06月17日 20:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1641244&media_id=20
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 アフリカ・ベナンからスーツケースに隠した覚醒剤を密輸したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)などに問われたイギリス国籍の住所不定、地質学者ロバート・ジョフリー・ソウヤー被告(54)の裁判員裁判の判決が17日、千葉地裁であった。

 後藤真理子裁判長は「スーツケースに違法薬物が入っていることを被告が認識していたとは言えない」として、無罪(求刑・懲役13年、罰金700万円)を言い渡した。

 ソウヤー被告は昨年6月2日、氏名不詳者と共謀し、ベナンの空港から覚醒剤約2・5キロを隠したスーツケースを手荷物として航空機に積み込み、成田空港に密輸したとして起訴された。ソウヤー被告は「スーツケースは家政婦が用意したもので覚醒剤が入っているとは知らなかった」と主張。検察側は、ソウヤー被告の渡航経路や税関検査での言動が不自然であるとして、覚醒剤が入っていると認識していたと主張していた。
読み比べ?−毎日新聞

<女性2人殺害>被告に死刑判決 地裁沼津支部の裁判員裁判
(毎日新聞 - 06月21日 16:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1644869&media_id=2
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 交際相手と妻の女性2人を殺害したとして強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職、桑田一也被告(44)の裁判員裁判で、静岡地裁沼津支部は21日、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は7件目。片山隆夫裁判長は「強固な殺意に基づく残虐な犯行。結果は重大で極刑をもって臨むほかない」と理由を述べた。弁護側は即日控訴した。

 弁護側は起訴内容を大筋で認めた上で「更生可能性がある」などと無期懲役を求めたが、判決は「刑事責任の重大性を考えると格別有利な事情とは言い難い」と退けた。桑田被告は公判で「どんな判決にも従う」と述べていた。

 判決によると、05年10月、静岡県沼津市の自宅で、交際相手の日比野かおりさん(当時22歳)を窒息させ殺害、約990万円の債務の返済を免れ、日比野さんの口座から約2350万円を引き出して盗むなどした。10年2月には同県清水町の自宅で、妻紘子さん(当時25歳)を絞殺、元妻らが住んでいた同県御殿場市の民家に翌月、遺体を運び物置に隠した。


読み比べ?−読売新聞

交際相手と妻殺害の男に死刑判決…静岡地裁支部
(読売新聞 - 06月21日 16:47)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1644871&media_id=20
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 静岡県沼津市などで、交際女性と妻を殺害したとして、強盗殺人や殺人罪などに問われた、無職桑田一也被告(44)の裁判員裁判の判決が21日、静岡地裁沼津支部であった。

 片山隆夫裁判長は「冷酷、残虐な犯行。動機は身勝手極まりなく、酌量の余地はない」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は7例目。弁護側は「計画性がないことなどが理解されなかった」と即日控訴した。

 片山裁判長は、2人の遺体を物置やドラム缶に遺棄したことについても「殺害後の情状は非人間的」と指摘し、死刑はやむを得ないと結論づけた。

 判決によると、桑田被告は2005年10月26日頃、交際相手の日比野かおりさん(当時22歳)から借りていた約990万円の返済を免れようと、沼津市内の自宅アパートで日比野さんの首を絞めて殺害した。10年2月23日、同県清水町の自宅アパートで、妻の紘子さん(当時25歳)の首を絞めて殺害した。


読み比べ?−時事通信社

交際女性と妻殺害、男に死刑=「生命軽視根深い」―裁判員裁判・静岡地裁支部
(時事通信社 - 06月21日 17:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1644892&media_id=4
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 2005年から昨年にかけ交際女性と妻を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われたリフォーム業桑田一也被告(44)の裁判員裁判で、静岡地裁沼津支部(片山隆夫裁判長)は21日、「異なる機会に2人の命を奪っており、生命軽視の態度が根深い」として、求刑通り死刑の判決を言い渡した。裁判員裁判で死刑判決は7例目。

 弁護側は同日、控訴した。被告は公判で「どのような判決が出ても真摯(しんし)に受けとめる」と述べていた。

 判決は、交際していた日比野かおりさん=当時(22)=の殺害について、被告は日比野さんの預金約1000万円を無断で引き出しており、警察への届け出を恐れた口封じのためだったと認定。「動機は身勝手極まりない」と批判した。妻紘子さん=同(25)=の殺害に関しては、金銭をめぐってけんかが絶えず、疎ましく感じたのが原因で「短絡的で同情の余地はない」と述べた。

 3月に予定された公判は東日本大震災の影響で延期されたが、同月の選任手続きで選ばれた裁判員が審理した。判決後の記者会見にはいずれも出席しなかった。

 日比野さんの遺族は「死刑判決は当然。かおりの無念のほんの一部だが晴らすことができた」とコメント。紘子さんの遺族は書面で、裁判が延期されたことに「高ぶった気持ちを抑えるのが大変だった」とした。
コメント422の死刑判決の続報です。


川崎の3人刺殺事件、死刑判決の被告が控訴
(読売新聞 - 06月29日 18:35)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1654653&media_id=20
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 川崎市幸区のアパートで大家ら3人を刺殺したとして殺人罪に問われ、横浜地裁の裁判員裁判で死刑判決を言い渡されたアパート住人の無職津田寿美年被告(59)の弁護団は29日、判決を不服として東京高裁に控訴した。

 今月17日の地裁判決によると、津田被告は2009年5月、アパート隣室に住んでいた無職柴田嘉晃さん(当時71歳)の胸や腹を包丁で刺して殺害。さらに、別の部屋にいた嘉晃さんの妻敏子さん(同68歳)と、アパートの大家で嘉晃さんの兄昭仁さん(同73歳)も相次いで殺害した。
読み比べ?−毎日新聞

<千葉大女子学生殺害>被告に死刑判決…裁判員裁判で8例目
(毎日新聞 - 06月30日 15:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1655704&media_id=2
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 千葉県松戸市で09年10月、千葉大4年の荻野友花里さん(当時21歳)を殺害し部屋に放火したなどとして、強盗殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた住所不定、無職、竪山辰美被告(50)の裁判員裁判で、千葉地裁は30日、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は8件目。波床昌則裁判長は「犯行は執拗(しつよう)で冷酷非情。更生の可能性は乏しく、殺害された被害者が1人でも死刑をもって臨むのが相当」と述べた。

 竪山被告は公判で「包丁を取り返そうともみ合いになり、荻野さんに刺さった」と殺意を否認。弁護側は「一生をかけて償わせるのが相当」と死刑回避を求めていた。

 判決は「被害者の左腹部を包丁で3回突き刺し、包丁が根元で折れるなどしており、優に殺意を推認できる」と認定した上で、「(以前に同様の事件を起こしながら)短期間に犯罪を反復し、反社会性も顕著。刑事責任は誠に重い」と断じた。

 22日の最終陳述で「死刑という極刑を望み、おわびしたい」と述べていた竪山被告は死刑判決の宣告後、表情を変えず「ありがとうございました」と頭を下げた。

 判決によると、竪山被告は09年10月20〜21日、荻野さんのマンションに窓から侵入し、荻野さんに包丁を突きつけるなどして脅した後、殺害。現金などを奪った上、22日に再び室内に侵入し、放火したなどとされた。荻野さんのほか8人に対する強盗致傷罪なども認定された。【斎川瞳】


 ◇「判決勝ち取った」遺族

 死刑判決を受け、兵庫県稲美町に住む荻野さんの両親が30日、千葉市内で記者会見した。成人式で撮影された荻野さんの遺影を携えた父、卓さん(62)は「どうしても死刑判決が欲しかった。最後の裁判長の言葉まで不安な気持ちだった。友花里も他の被害者の方々も少しは落ち着けたと思う。友花里も妻もよく頑張ってくれた」と涙を拭った。

 事件発生後、同様の殺人事件が気になるようになったという卓さんは「素人ながら(死刑判決を)予想した事件で、無期や有期刑になったとき『人の命はこんなに軽いのか』『死刑とはこんなにハードルが高いのか』と考えた」と振り返った。

 一方、母美奈子さん(58)は「苦しい毎日だったが、被害者みんなが事件と向き合い、私たちの思いが裁判員裁判に生かされた。みんなで勝ち取った判決です」とほっとした様子を見せた。【斎川瞳】
読み比べ?−読売新聞

千葉大女子学生殺害、竪山被告に死刑判決
(読売新聞 - 06月30日 14:58)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1655686&media_id=20
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 千葉大4年の荻野友花里さん(当時21歳)殺害などの事件で、強盗殺人罪などに問われた住所不定、無職竪山(たてやま)辰美被告(50)の裁判員裁判の判決が30日、千葉地裁であった。

 波床(はとこ)昌則裁判長は「死亡した被害者が1人でも極刑を回避する決定的な理由にならない」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は8例目で、このうち1人殺害では2例目。

 判決は、荻野さん殺害の悪質性や結果の重大さに加え、竪山被告が刑務所を出所してから3か月足らずのうちに強盗傷害などの事件を約2か月間に繰り返していた点を重視。「被告の反社会的な傾向性は顕著で根深い。殺害が1人で計画性がないことを考慮しても、死刑が相当」との判断を示した。



読み比べ?−時事通信

竪山被告に死刑=「更生可能性乏しい」―女子大学生殺害、裁判員裁判・千葉地裁
(時事通信社 - 06月30日 16:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1655762&media_id=4
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 千葉県松戸市で2009年、千葉大生荻野友花里さん=当時(21)=が殺害、放火された事件で、強盗殺人などの罪に問われた無職竪山辰美被告(50)の裁判員裁判の判決が30日、千葉地裁(波床昌則裁判長)であった。地裁は「刑事責任は誠に重く、更生可能性は乏しい」として、求刑通り死刑判決を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は8例目。

 判決は、動機や経緯は判然としないとしながら、荻野さんの将来を奪った結果は重大と指摘。「包丁の刃が折れるほどの力で刺し、遺体もろとも犯跡を隠すため荻野さん宅に火を放っており、冷酷非情だ」と批判した。

 竪山被告が出所から3カ月足らずの間に荻野さんの事件や強盗強姦(ごうかん)など計8事件に及んだ点を挙げ、「反社会的な人格傾向は極めて根深い」と断じた。

 被告は公判供述を変遷させており、責任回避の言動も見られ、「真に反省を深めているとみることはできない」と指弾。殺された被害者が1人で計画性がない点を踏まえても、「極刑を回避すべき決定的事情とまではならない」とした。

 弁護側が否認していた荻野さんへの殺意については、傷口に乱れがないことから「もみ合いの中で生じた傷とは考えにくい」とし、傷の状況から殺意を持って強い力で刺したと認定した。
<西宮夫妻殺害>実行の被告に懲役25年の判決 神戸地裁
(毎日新聞 - 07月14日 19:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1672200&media_id=2
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 兵庫県西宮市の1級建築士、水田実さん(当時62歳)と妻輝子さん(同62歳)が自宅兼事務所で殺害された事件で、殺人罪に問われた堺市堺区の無職、三宅則行被告(35)に対する裁判員裁判の判決公判が14日、神戸地裁であった。丸田顕裁判長は「2人を殺害した結果は重大だが、役割は従属的だった」として求刑通り懲役25年を言い渡した。

 判決によると、三宅被告は、兵庫県警の聴取直前に自殺した大阪市西淀川区の無職男(当時61歳)=容疑者死亡で不起訴=から1億円の報酬で殺害を持ちかけられて共謀し、昨年11月8日午後9〜10時ごろ、夫妻の首や胸を刃物で数回刺すなどし、失血死させた。

 判決は「殺害に加担することで、だめな自分が揺るぎない人間に変われると思い込んだ」などと動機を認定。自殺した男については「何らかの理由で被害者の殺害を企て、言葉巧みに三宅被告を犯行に引き入れた。計画、準備、実行の各段階で圧倒的に重要な役割を果たした」と指摘した。
<福山2歳児虐待死>養父に懲役10年判決…広島地裁
(毎日新聞 - 07月15日 10:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1672753&media_id=2
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 広島県福山市で昨年8月、浜先鈴美ちゃん(当時2歳)を虐待し死亡させたとして、傷害致死罪に問われた養父で無職の浜先勝利被告(21)の裁判員裁判の判決公判が14日、広島地裁であり、芦高源裁判長は「常習性のある悪質な暴行で、取り返しのつかない重大な結果が生じた。刑事責任は相当に重い」として懲役10年(求刑・同13年)を言い渡した。

 浜先被告は、妻の美和被告(22)=同罪で起訴=とは「共謀していない」と主張していたが、芦高裁判長は「2人の間では、暴行を加えることについて意を通じていた」などと退けた。

 判決によると、美和被告と共謀し、昨年8月30〜31日午後4時40分ごろ、鈴美ちゃんの頭部や顔面を何度も殴るなどし、脳が腫れる「びまん性脳腫脹(しゅちょう)」のけがをさせたほか、浜先被告が湯を張った衣装ケースに鈴美ちゃんを押し込め、胸や背中を両手で強く押しつけるなどして窒息死させた。
コメント78のニュースの続報です。
2009年11月16日判決の裁判でした。


<仙台・強殺事件>高裁が裁判員裁判判決差し戻し
(毎日新聞 - 07月19日 20:55)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1677154&media_id=2
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 風俗店経営の男性を誘拐して殺害後に現金約5000万円を奪ったなどとして強盗殺人罪に問われた横浜市港南区の無職、小谷野裕義被告(39)の控訴審で、仙台高裁は19日、懲役15年(求刑・無期懲役)とした1審・仙台地裁の裁判員裁判判決を破棄し、地裁に審理を差し戻した。飯渕進裁判長は判決で「1審は審理を尽くしておらず、判決に影響を及ぼすのは明らか」と指摘した。

 笹本智之受刑者(37)=無期懲役の仙台地裁判決が確定=との共謀の有無が争点で、1審判決は殺人の共謀は否定し、強盗致死罪にとどまるとした。これに対し高裁は「被告の法廷での供述でも、現場で暗黙のうちに共謀が成立していた可能性が濃厚」と指摘。さらに

▽争点整理が不十分
▽検察側主張を正しく把握していなかった

−−などと裁判員の審理を批判した。


 差し戻し審は新たに裁判員を選び審理される。

 仙台高検の斉藤雄彦次席検事は「当庁の主張がおおむね受け入れられた判決」とのコメントを出した。
養子縁組した女性とおじを殺害、被告に無期判決
(読売新聞 - 07月20日 15:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1678130&media_id=20
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 養子縁組した女性とおじを殺害したとして、2件の殺人罪などに問われた埼玉県富士見市渡戸、無職高橋隆宏被告(38)の裁判員裁判の判決が20日、さいたま地裁であり、田村真裁判長は、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。

 起訴状などによると、高橋被告は、いとこの新井竜太被告(42)(殺人罪などで起訴)と共謀し、2008年3月、保険金目的で、養親の安川珠江さん(当時46歳)を、安川さんが住み込みで働いていた横浜市の事務所の浴槽に沈めて殺害したほか、09年8月には、同県深谷市で、おじの久保寺幸典さん(当時64歳)の胸を包丁で刺して殺害した。

 弁護側は、高橋被告が詳細な自白をして反省している点などを挙げて、無期懲役が相当と主張していた。
元世界王者が制し、殺人未遂にとどまったと認定
(読売新聞 - 07月21日 12:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1679303&media_id=20
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 経営する飲食店の客とトラブルになり、ナイフで刺して重傷を負わせたとして、殺人未遂罪に問われた川島太一被告(37)(大阪市天王寺区)の裁判員裁判の判決が21日、大阪地裁であり、和田真裁判長は「非常に危険な犯行で、結果も重大」として懲役4年6月の実刑(求刑・懲役6年)を言い渡した。

 判決によると、昨年9月、大阪市東成区の路上で、酔って暴れた客の男性の左腹をナイフで刺し、1か月のけがを負わせた。

 この裁判では、隣で焼き肉店を経営する世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級元王者・徳山昌守さん(36)が、目撃者として証人出廷、「被害者から顔面を数発どつかれ、被告はキレている状態だった」などと証言。判決は、徳山さんが制止したため、川島被告の行為は殺人未遂にとどまった、と認定した。
<英女性殺害>市橋被告に求刑通り無期懲役判決
(毎日新聞 - 07月21日 14:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1679500&media_id=2
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 千葉県市川市のマンションで07年3月、英国人英会話講師のリンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の遺体が見つかった事件で、殺人と強姦(ごうかん)致死罪などに問われた市橋達也被告(32)の裁判員裁判で、千葉地裁(堀田真哉裁判長)は21日、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 論告求刑で検察側は「身勝手な動機で何の落ち度もない被害者をじゅうりん、強姦、殺害、遺体を遺棄した刑事責任は極めて重大」と指摘する一方、「被害者が1人であることなどを考えると、死刑を求めるのは躊躇(ちゅうちょ)せざるを得ない」として無期懲役を求刑していた。

 市橋被告は最終陳述で「遺族がこの先どんな気持ちで苦しんで生活していくかや、リンゼイさんが怖い思いで亡くなったことを、苦しんで考え続けながら残りの人生を終わらせることが償い」と述べ、法壇に頭を下げていた。
コメント387の無期懲役判決の2審です。


弁護士殺害、二審も無期=東京高裁
(時事通信社 - 07月25日 18:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1683766&media_id=4
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 横浜市の法律事務所で弁護士前野義広さん=当時(42)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われ、一審横浜地裁の裁判員裁判で無期懲役とされた平川隆則被告(42)の控訴審判決が25日、東京高裁であり、小倉正三裁判長は被告側控訴を棄却した。

 被告側は殺意を否定していたが、小倉裁判長は「殺傷能力の高いアウトドアナイフで、胸などを力を込めて突き刺しており、殺意があったと認められる」と判断。無期懲役が重過ぎるとの主張も、「依頼者から委任された職務を遂行していた弁護士を惨殺しており、厳しい社会的非難は免れない」と退けた。

 判決によると、平川被告は昨年6月、横浜市中区の法律事務所で前野さんの右胸などを数回刺し、殺害した。
米軍に飲酒管理求める説諭=強盗致傷の海兵隊員に有罪判決―那覇地裁
(時事通信社 - 07月28日 20:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1687977&media_id=4
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 酒に酔ってタクシー強盗をしたとして、強盗致傷罪に問われた米海兵隊員、ホルヘ・ガルザ被告(26)の裁判員裁判で、那覇地裁は28日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。鈴木秀行裁判長は米兵による飲酒絡みの犯罪が多発していると指摘し、米軍関係者に管理体制の整備を求める異例の説諭をした。

 判決によると、同被告は5月、那覇市内で酒に酔い、タクシーを奪って逃走するのを阻止しようとした運転手の男性にけがをさせた。

 検察側は「米軍人による犯罪が後を絶たず、厳しい態度で臨む必要がある」と厳しい処罰を求めていたが、判決は「公平の観点から相当でない」として、これを退けた。

 しかし、鈴木裁判長は言い渡し後、「米軍人による事件が多発しており、沖縄県民は腹立たしく残念な気持ちになっている」などと説諭。その上で「あなたの行為は残念だ」と批判した。
コメント434の判決の続報です。

リンゼイさん殺害、市橋被告の弁護側が控訴
(読売新聞 - 08月02日 13:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1692836&media_id=20
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 千葉県市川市で2007年、英会話学校講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)が殺害された事件で、殺人などの罪に問われ、1審・千葉地裁の裁判員裁判で無期懲役の判決を受けた市橋達也被告(32)の弁護人が2日、東京高裁に控訴した。

 1審ではリンゼイさんに対する殺意の有無が最大の争点になり、弁護側は殺意がなかったとして傷害致死罪が相当と主張したが、7月21日の判決は「明確な殺意があった」と殺人罪を認定し、求刑通り無期懲役を言い渡した。判決後、市橋被告の弁護人は記者会見で量刑と事実認定に不満を示し、「この判決が確定することに反対」と述べていた。
コメント78,431のニュースの続報です。

一審(裁判員裁判):懲役15年(求刑・無期懲役)
二審:裁判員裁判判決を破棄し、地裁に審理を差し戻し


遺体なき殺人、被告が上告
(読売新聞 - 08月04日 00:25)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1694999&media_id=20
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 仙台市青葉区の風俗店経営石垣英治さん(当時30歳)が殺害され、遺体が見つかっていない事件で、強盗殺人罪などに問われた横浜市港南区、無職小谷野裕義被告(39)が、強盗致死罪を適用して懲役15年(求刑・無期懲役)を言い渡した仙台地裁の裁判員裁判判決を破棄して、審理を差し戻した仙台高裁判決(7月19日)を不服とし、最高裁に上告したことが3日わかった。上告は1日付。
裁判員裁判での無罪確定4件目、地検が控訴断念
(読売新聞 - 08月04日 12:26)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1695562&media_id=20
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 兄弟げんか中に首を絞めて弟(当時38歳)を死なせたとして傷害致死罪に問われ、大阪地裁の裁判員裁判で7月22日に無罪判決(求刑・懲役4年)を受けた会社役員の男性(40)について、大阪地検が控訴しない方針を固めたことがわかった。

 控訴期限は5日。最高検によると、裁判員裁判の全面無罪判決が確定するのは全国で4件目。

 男性は、検察官の取り調べ時の調書では容疑を認めたとされたが、公判では無罪を主張。同地裁判決は、検察側が調書の内容を確認している場面を録画(可視化)したDVD映像などから調書の信用性を否定し、「身を守るための行為が誤って限度を超えた」と判断していた。
裁判員制度の合憲判断が最高裁大法廷でされました。

【関連トピック】
裁判員制度は合憲か?違憲か?
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45892158&comm_id=108513

【ここまでの裁判】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42879305&comm_id=108513&page=all
コメント132 - 覚せい剤密輸で懲役9年…無罪主張の裁判員裁判
コメント252 - 覚せい剤密輸、懲役9年・被告の控訴棄却


「裁判員制度は合憲」最高裁が初判断
(読売新聞 - 11月16日 16:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1814579&media_id=20
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 裁判員制度が憲法に違反するかどうかが争点となった覚醒剤密輸事件の上告審判決が16日、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)であった。

 大法廷は、「憲法上、国民の司法参加は禁じられておらず、裁判員制度は被告の権利保護にも配慮している」として同制度は合憲とする初判断を示し、被告の女の上告を棄却した。懲役9年などとした1、2審判決が確定する。

 15人の裁判官の全員一致の判決。2009年5月にスタートした裁判員制度について、一部の法曹関係者や学者の間では、被告が裁判所による裁判を受ける権利を侵害しているなどとする違憲論も出ていた。

 この事件では、フィリピン国籍の無職パークス・レメディオス・ピノ被告(45)が、マレーシアから覚醒剤約1・9キロを密輸したとして覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などに問われ、無罪を主張したが、1審・千葉地裁の裁判員裁判と2審・東京高裁で懲役9年、罰金400万円の判決を受けた。控訴審から弁護側が裁判員制度を違憲だと主張していた。
読み比べ? 時事通信社

性犯罪や傷害致死、量刑重め=裁判員裁判の判決―最高裁調査
(時事通信社 - 05月14日 19:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2015464&media_id=4
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 最高裁は14日、裁判員裁判とプロの裁判官のみによる裁判について、罪名別の量刑傾向を比較した結果も公表した。性犯罪や傷害致死、強盗致傷などの事件で昨年までと同様、裁判員裁判の方が量刑が重くなる傾向が続いている。

 調査は制度施行の2009年5月から今年3月末までの裁判員裁判と、施行前の08年4月から今年3月末の裁判官のみの裁判で、判決の量刑を罪名別に比較した。裁判が制度施行後でも、起訴が施行前の場合は裁判官裁判となる。

 死刑と無期刑、有期刑を2年ごとに区切った量刑分布で比較すると、強姦(ごうかん)致傷罪で最多の量刑は、裁判官裁判が懲役3年超5年以下に対し、裁判員裁判が5年超7年以下。強制わいせつ致傷罪の実刑では、裁判官が3年以下、裁判員は3年超5年以下が最も多かった。 
読み比べ? 毎日新聞

<裁判員裁判>性犯罪事件で重い刑の傾向 施行から3年
(毎日新聞 - 05月14日 21:15)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2015569&media_id=2
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 最高裁は14日、今月21日に制度施行から丸3年となる裁判員裁判の実施状況をまとめた。性犯罪事件で裁判官だけの裁判(裁判官裁判)よりも重い刑が言い渡されている傾向があることや、最高裁が実施した裁判員経験者(補充裁判員含む)へのアンケートで、裁判官や検察官ら法曹三者の法廷での説明を「分かりやすい」と答える人の割合が年々減少していることが分かった。

 今年3月末までの裁判官裁判との量刑比較では、強姦(ごうかん)致傷や強制わいせつ致傷といった性犯罪事件で、裁判員の方が量刑分布のピークが重めになるなど厳罰化傾向が表れたほか、殺人未遂や傷害致死などで量刑の幅が広くなった。

 裁判官、検察官、弁護人による法廷での説明について「分かりやすかった」と答えた人の割合は施行以降、年ごとに減少。12年(2月末まで)は裁判官=86.3%(09年比4.4ポイント減)、検察官=61.7%(同18.6ポイント減)、弁護人=35.6%(同14.2ポイント減)だった。施行当初よりも複雑な事件が多くなっていることも一因とみられる。

 法廷での手続き全般について理解しにくかった理由を聞くと「被告や証人が法廷で話す内容が分かりにくかった」が毎年最も多く、12年も18.4%。今年から項目に入れた「調書の朗読が長かった」を選んだ人が10.8%と目立った。

 また、施行から今年3月末までに1審を終えた対象事件の被告は3685人で、有罪判決(一部無罪含む)3584人、無罪17人などとなった。無罪を罪名別で見ると、覚せい剤取締法違反が最多の7人だった。
読み比べ? 読売新聞

性犯罪は刑重く、放火は執行猶予増…裁判員判決
(読売新聞 - 05月14日 21:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2015616&media_id=20
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 最高裁は14日、裁判員制度の施行から21日で3年となるのを前に、裁判官のみの裁判と、裁判員裁判の量刑の分布を比較した調査結果を公表した。

 裁判員裁判では強姦(ごうかん)致傷や傷害致死で重罰化する一方、現住建造物等放火や強盗致傷で執行猶予の割合が高まり、判決に市民感覚が反映された結果、“両極化”の傾向が鮮明になった。

 調査は殺人など8罪が対象。制度施行前に起訴され、2008年4月以降に裁判官裁判で判決があった被告2757人と、今年3月末までに裁判員裁判で判決があった同2884人の量刑を比較した。

 実刑の分布のピークは、強姦致傷では、裁判官裁判の「懲役3年超、5年以下」に対し、裁判員裁判は「5年超、7年以下」。殺人未遂、傷害致死、強制わいせつ致傷、強盗致傷の4罪もワンランク重くなった。女児が虐待死した傷害致死事件で3月、大阪地裁が検察側求刑の1・5倍の懲役15年を言い渡すなど、社会的非難が強い事件を中心に重罰傾向が出ている。
別トピックにも貼り付けた同じニュースですが、こちらにも貼っておおきます。
裁判員法103条に定められている通り、継続的な運用の検討が行われています。


<裁判員制度>超長期化裁判を対象外 法務省検討会見直し案
毎日新聞 - 03月15日 19:43
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2359635&media_id=2
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 裁判員制度の見直しを議論してきた法務省の有識者検討会は15日、これまでの検討状況を踏まえ「審理が極めて長期に及ぶ(超長期化)裁判を裁判員の対象外とする」など3点の見直し案を提示した。一方で、「死刑判決は全員一致とする」ことや「性犯罪を対象外とする」など他の検討項目は「消極意見も多い」として見直さない方向。15日の会合では大きな異論は出ず、6月の次回の会合で取りまとめる。同省はこれを受けて、裁判員法の改正作業に入る。

 「賛成意見が多かった」として、裁判員裁判の対象外とする案が示された「超長期化裁判」は、裁判員の在任期間が1年以上にわたるような大型テロ事件などを想定。これまでの実施例では、裁判員の在任期間が100日間に上った最長のケースも含め、該当例はないとする。

 また、東日本大震災が発生した際、岩手・宮城・福島の3県の裁判所が被災地域の裁判員候補者を呼び出さない緊急措置を取った経験を踏まえ、大規模災害時に同様の措置を取れるよう、法文化する案が盛り込まれた。

 さらに、守秘義務のない裁判員候補者が性犯罪などの被害者を特定する情報を漏らすことがないよう、裁判員選任手続きで被害者の氏名を匿名化できる規定の新設案も示された。

 一方で、裁判員裁判で無罪判決が相次いでいる薬物密輸事件を対象から外す▽否認事件は罪名にかかわらず、すべて対象事件とする▽裁判員に課せられた罰則付きの守秘義務を緩和する−−といった検討項目は「裁判員制度の趣旨に反する」「裁判員経験者も意義を認めている」などの理由で、見直し案の対象からは外された。

 検討会は、09年5月の施行から3年経過後の見直し検討を定める裁判員法に基づき、同9月から議論をしてきた。【伊藤一郎】


 ◇専門家から要望や提案

 法務省の検討会で示された見直し案について、裁判員経験者や専門家からは、要望や提案の声が聞かれた。

 全国の裁判所に裁判員制度の見直しを提言してきた裁判員経験者の不動産業、田口真義さん(37)は「長期化する裁判を対象外とするより、長い裁判でも市民が参加しやすい社会を作ってほしい。被災地域の裁判員候補者には、被災状況によっては裁判に参加したい人もいると思うので、柔軟な制度にすべきだ」と要望。「裁判員が『証拠や争点が不十分』と感じた場合に公判前整理手続きの議事録を閲覧できたり、量刑判断に生かす目的で刑務所や刑場を視察できたりする仕組みの導入も検討してはどうか」と提案した。

 裁判員に関する著書もある元裁判官の森炎(ほのお)弁護士は「見直しが必要とされた3点は、いずれも妥当だ。ただ『超長期化裁判の対象事件からの除外』については、被告が冤罪(えんざい)を訴える場合を含む否認事件が長期化ケースとして外れることがないよう、オウム真理教事件のような特殊事案に限ることを明記すべきだ」と指摘。「見直しが必要とされなかった守秘義務は、裁判員の経験を社会全体で共有できるよう、緩和すべきだ」と話している。


 ◇裁判員制度の有識者検討会で示された見直し案

・超長期化裁判は例外的に裁判官だけで行う

・大規模災害の被災地では、裁判員候補者の呼び出しをしないとする規定を新設する

・裁判員選任手続きで裁判員候補者に性犯罪事件などの被害者が特定されないよう、ルールを明文化する


<裁判員>ストレス障害の女性、週明けにも国賠提訴 (毎日新聞 - 05/03 13:53) http://mixi.at/a87r8BD

遂に訴訟。国の責任は重い
>>444・・・というか、むしろ「この国」に対してですが。

>◇裁判員制度の有識者検討会で示された見直し案

 ・超長期化裁判は例外的に裁判官だけで行う  

 ・大規模災害の被災地では、裁判員候補者の呼び出しをしないとする規定を新設する

 ・裁判員選任手続きで裁判員候補者に性犯罪事件などの被害者が特定されないよう、ルールを明文化する

・・・それが「司法権(憲法)」の「有識者」かよ・・・

 それゆえに、そもそも何で(何の)裁判員制度か?という話なんですがね・・・
別トピックにも貼りますが、こちらにも。


<法制審部会>司法取引導入へ 裁判員事件を全面可視化了承
2014年06月30日 23:13 毎日新聞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2947693&media_id=2
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 取り調べの録音・録画(可視化)の制度化などを議論してきた法制審議会(法相の諮問機関)の「新時代の刑事司法制度特別部会」は30日、裁判員裁判対象事件と検察独自捜査事件で全過程可視化を義務付ける法務省の取りまとめ案を、大筋で認めた。他人の犯罪の捜査に協力した容疑者や被告を有利に取り計らう「捜査・公判協力型協議・合意制度」(司法取引)や通信傍受の対象犯罪拡大も法制化される見通しとなった。


 部会は大阪地検特捜部の証拠改ざん事件を受け、2011年6月に設置された。早ければ7月9日の次回会議で採決が行われる可能性もあり、法務省は来年の通常国会への関連法案提出を目指す。


 取りまとめ案によると、裁判員対象事件と、特捜部などによる検察独自捜査事件で、逮捕・勾留された容疑者の取り調べの全過程を可視化する。裁判員対象事件では警察の取り調べも対象となるが、録音・録画で容疑者から十分な供述を得られないと取調官が判断した場合や、指定暴力団構成員による犯罪などは例外とする。


 現在は薬物や銃器犯罪などに限られている通信傍受の対象犯罪は組織的な詐欺や窃盗などにも拡大。新たに導入される司法取引は、贈収賄や詐欺、薬物事件などを対象とする。一部の委員は捜査機関の権限拡大に懸念を示したが、大きな異論は出なかった。


 一方で可視化については弁護士や有識者の委員から「対象事件が全体の2%で少なすぎる」と批判があり、法改正から一定期間経過後の見直し規定も設ける。取りまとめ案の「付帯事項」として「実務上の運用で可能な限り幅広い範囲の録音・録画を期待する」などと記載した。

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